鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)東京で再会!「半分、青い。」第23週:信じたい!あらすじと見どころ、予告動画

2018年09月01日14時16分ドラマ
©NHK

鈴愛(永野芽郁)が再び上京して2年!鈴愛は五平餅店を営みながら細々と商品開発!一方、渡米した律(佐藤健)はロボット開発部が閉鎖して帰国し、無気力に仕事をこなしていた…NHKで放送中の連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」第23週(9月3日~8日)「信じたい!」のあらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

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22週は、花野(山崎莉里那)が畳の上でダブルアクセルに成功したということで、楡野家一家はおろか、律たちふくろう会の面々までが、浅田真央の真似をしてくるりと回った。さらに、企画会社の社長として登場した有田鉄平とみどり大好きの妹役の小西真奈美のぶっとび演技に、これは本当に「NHKの朝ドラ?」と、筆者は思わずテレビの番組情報を表示してしまった。

極めつけは、30日放送回で、鈴愛が立ち上げる決心をした会社名「株式会社ふぎょぎょ」。これには「あさイチ」の司会を務めるお笑いコンビ・博多華丸大吉も「連続朝ドラ受け」で反応。「けしかけられたら乗っちゃいますから、鈴愛は。でも『株式会社ふぎょぎょ』はどうかと思いますよ?」と、華丸も社名に異論を唱えていた。

30日は他にも視聴者を騒然とさせた。弥一(谷原章介)が孫の翼(山城琉飛)に好きな写真家として「ブロードビーン」という名前を口にした。聞きなれない名前に知識欲の強い視聴者は一斉にネット検索。しかしなかなか見つからない。実はこの人物は「あさぎそら豆」という名前でも活動している写真家で、なんと北川悦吏子の娘。これにはさすがにドン引きした視聴者も多かったようで、「唐突に出てきたブロードビーンの写真」、「背景に然り気無く写りこんでるとかならまだ可愛いものを、わざわざセリフに“ブロードビーン”まで入れて俳優に喋らせて、それで堂々と公共の電波で流すなんて呆れる」となかなか手厳しい。残り一か月の朝ドラ、これもまたご愛嬌と広い心で受け止めてほしい。

さて、物語だが…。いとこの大地(田中レイ)のおやつを横取りしてまでお小遣いを貯めた花野(山崎莉里那)。それがフィギュアスケートを習うための資金集めと知った鈴愛は、企画会社社長・津曲としゃべる岐阜犬のライセンス契約を交わして300万円の大金をゲット。さらに津曲のオフィスが東京の神宮スケートのすぐ近くにあると聞き、津曲の会社の事務員に雇ってもらって花野を連れて再上京することを決心した。

さっそく下見に出かけた鈴愛は、津曲のオフィスが廃校を利用したシェアオフィスで、そこには彼の妹で恵子(小西真奈美)もおひとり様メーカーとしてオフィスを構えていた。緑をこよなく愛する彼女は全身緑づくめで、緑で肌触りのいい品にこだわった商品を販売していた。これに触発された鈴愛は自分もいつか起業することを決心した。

一方、相変わらず妻より子(石橋静河)とぎくしゃくしている律に、上司の推薦でアメリカ転勤のチャンスが巡っていた。翼(山城)の学校のことを考えると、一家での海外転勤は無理と考え、大阪に戻る決心をした。ところが、婦人会でこのことを知ったより子がやってきて、アメリカ行きを勧め、部長職以上の妻になりたいと、体よく大阪に戻ってこなくてもいいと言い渡されてしまった。

そんな律が動いたのは、鈴愛から渡された亡き母の手紙のお陰。それは亡くなる一週間前に認めたもので、律の育児日記の間に挟まれていた。「律が泣かんようにあんまりいいこと書かんでいくね」と書かれた手紙には、律を愛していること、律のお陰で人生が豊かになったこと、ずっと見守っていること、そして、頑張りなさい、大丈夫やと言う言葉が並んでいた。

律は大阪のより子をもう一度話し合うことにした。2年間海外暮らしをしても有名私立に戻ってこれると知った律は、より子とやり直したい、再出発したいと話した。より子は、人に怒りをぶつけることをしない律に寂しさを感じていた。夫を怒らせようと、どんどん嫌な女になっていた自分に嫌気がさしていた。妻の心中を知った律は「ごめん」と謝り、夫婦は再出発することに。

弥一(谷原章介)からこのことを聞いた鈴愛はマグマ大使の笛で律を呼び出し、最後に二人で思い出の川へ。花野からもらったというガチャポンの笛を「スズメ~♪」と吹いた律に、5秒だけといってハグする鈴愛。ゆっくりカウントしながら律も鈴愛を抱きしめ、お互いの健闘を祈り、別れた。

次週23週からは再び舞台を東京に移す。鈴愛は五平餅の屋台を営みながら細々と商品開発し、律もアメリカから帰国しており、東京で二人が再会する。この二人、どうやら2年の間にとんでもない事態になっていたようだ。次回は久々にゆるふわイケメン・正人(中村倫也)も再登場する。果たして、鈴愛と律の仕事は?そしてアラフォーの初恋に変化はあるのか?

【第23週(2018/9/3-08)あらすじ
■第133話(月)
2010年。2年間のアメリカ勤務を終えた律(佐藤健)は菱松電機の課長として東京で働き始めた。引っ越したばかりの律を訪ねてきたのは、学生時代の友人・正人(中村倫也)。更に、律の大学の恩師・宇佐川(塚本晋也)もやってくる。2年前のリーマンショック以降、ロボット研究をめぐる状況は厳しくなり、律は転職を考えているらしい。一方、鈴愛(永野芽郁)も思いもよらない暮らしぶりをしていた…。

■第134話(火)
鈴愛(永野芽郁)が花野(山崎莉里那)を連れ、引っ越したばかりの律(佐藤健)の家にやってきた。先に来ていた正人(中村倫也)も加わり、鈴愛と律は2年ぶりに話し合う。鈴愛は、津曲(有田哲平)の会社「ヒットエンドラン」に就職して間もなく同社が倒産したことを告白。なぜ今の身の上になったのかを語る。律の身辺にもまた、渡米後に大きな変化が起きていた。久々の再会で話の尽きない中、ふとしたことから花野が…。

■第135話(水)
けがをした律(佐藤健)を気遣い、光江(キムラ緑子)と花野(山崎莉里那)が律のもとを訪ね、食事を差し入れる。一方の鈴愛は、会社の倒産で鈴愛を残しひとりで夜逃げした津曲(有田哲平)と再会。債権者への対応の苦労を訴える鈴愛に対して津曲は、鈴愛の好きな塩ラーメンの修業をしていたと説明し、詫(わ)びの印にとふるまう。そんな中、岐阜にいる草太(上村海成)から鈴愛に電話があり、楡野家の一大事が告げられる…

■第136話(木)
草太(上村海成)からの電話で、晴(松雪泰子)の窮地を知った鈴愛(永野芽郁)。心の整理がつかないまま電話をかけ、互いに気丈にふるまって話すが、本当は心配でたまらない。週末、鈴愛が実家に帰ることとなり、律(佐藤健)は、正人(中村倫也)とともに花野(山崎莉里那)を廃校シェアオフィスのフリーマーケットに連れていく。そこで律は、大学時代のロボット研究の先輩・南村(山崎樹範)と偶然出会う。

■第137話(金)
晴(松雪泰子)の見舞いのため、鈴愛(永野芽郁)は岐阜の実家に帰ってきた。そこで鈴愛は、商品開発を細々と続けていることを母に報告するが、親孝行になるような何かを作りたいと思う。同じころ東京では、鈴愛の留守の間に花野(山崎莉里那)を預かることになった律(佐藤健)と正人(中村倫也)が、津曲(有田哲平)たちがいるシェアオフィスを訪ねていた。そこで律は恵子(小西真奈美)に、起業することを提案される。

■第138話(土)
律(佐藤健)はシェアオフィスでの起業に興味を持ち、鈴愛(永野芽郁)や、他の起業家の仕事を見に来るようになった。多様な人々がそれぞれの目的で活動するシェアオフィスの雰囲気と、ものづくりの初心を思い出し、起業への思いを強める律。一方で鈴愛は、麦(麻生祐未)や恵子(小西真奈美)と話すうち、一人で起業をするのはリスクがあることを痛感する。ある日、起業に惹(ひ)かれると話す律に、鈴愛は本音を語りだし……。

【作】北川悦吏子
【出演】永野芽郁,佐藤健,松雪泰子,滝藤賢一,上村海成,中村雅俊,山崎莉里那,志尊淳,清野菜名,間宮祥太朗,斎藤工,嶋田久作,キムラ緑子,麻生祐未,須藤理彩
【語り】風吹ジュン

NHK「半分、青い」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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◇公式Twitter「@asadora_nhk」

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