「俺でいいのか?」に萌えコメント殺到!「半分、青い。」最終週(第26週)ネタバレと総集編案内

2018年09月29日20時30分ドラマ
©NHK

恋愛関係にまで至らず、お互いバツイチになったアラフォーの鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)がついに結ばれた最終回、SNSには萌え死にコメントがあふれた!NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」9月24日~29日の「幸せになりたい!」最終週(第26週)のあらすじを紹介!番組公式サイトでは主役を務めた永野芽郁からメッセージ動画が公開されている。

東日本大震災で終った24週を受けて始まった最終週(25週)は、鈴愛の親友・裕子(清野菜名)の死、そよ風ファンの完成、そして何よりファンが待ち望んだ鈴愛と律の恋の成就で幕を閉じた。

■視聴者の反応は?
最終回は土曜日の放送のために、NHK「あさイチ」名物の朝ドラ受けはなかったが、番組司会者の博多華丸は自身のTwitterで、「七夕に生まれて七夕で一緒になった。てことはあのよく出てきた糸電話で挟んだあの大きな川は天の川だったってこと!?」と最終回で気が付いた自身のうっかりぶりを嘆いた。
SNSにも、鈴愛と律のハッピーエンドで終った結末に、「おめでとう律鈴愛ー」「萌え死ぬ!!」などのツイートであふれ、恋愛の神様・北川悦吏子が意地を見せた。
律の見守りナイトぶりにときめくファンの声が多い中、鈴愛への思いをとうとう口に出さず、最後のハグまで鈴愛に両手を広げて催促させた律に「完全受け身の乙女な男子」とあきれる声や、「スピンオフがあるなら、清とより子がいかに律がダメか話すだけのドラマが観たい」など、受け身男子の律に手厳しいコメントもあった。

■気になる視聴率は?
賛否両論ありながらも高視聴率をキープした「半分、青い」。最終週で親友・裕子が亡くなったストーリーが展開された26日(153話)の平均視聴率は23.3%、27日の第154話は22.9%(ビデオリサーチ、関東地区)だった。気になるラスト2話の視聴率は週明けに発表される予定だが、SNSの反応などを見ると高視聴率が期待できそうだ。

早くも半分ロスの方には、以下の日程で総集編があるのでチェックをお忘れなく。

■総集編
10月8日(月・祝)[総合]
前編 午後1時30分~2時58分
後編 午後3時05分~4時33分

10月28日(日)[BSプレミアム]
前編 午後11時30分~午前0時58分(再)
10月29日(月)[BSプレミアム]
後編 午前0時58分~2時26分(再)
※放送日時は変更になる場合があります。

■最終週(第26週)ネタバレあらすじ
東北地方を襲った地震から3日たっても裕子(清野菜名)と連絡は取れない。地震が起きた当日、裕子は病院勤務だった。夜の海を怖がっていた(24週ネタバレで紹介)裕子の言葉を思い出し、不安に震える鈴愛の肩を律がそっと抱き寄せた。

地震は幼い花野(山崎莉里那)の心も傷つけた。地震に恐怖を感じた花野は教室でおもらしをしてしまい、それ以来いじめに遇っていた。律にだけこのことを話しており、鈴愛は学校からの連絡でそれを知った。転校を勧めた鈴愛は「(転校は)逃げることではない、しなくていい戦いはしなくていい」と話して花野も納得。しかし、花野が、自分をかばってくれた友だちのことで今度は涼次(間宮祥太朗)に相談に行ったことで、母としての自信を失くしかけた鈴愛。そんな鈴愛に「裕子のことで悲しんでいる母をこれ以上悲しませたくなかった」という花野の気持ちを教え、「ひとりで頑張りすぎるな。俺もおる!」といってくれた律の言葉に救われた。

その夜、鈴愛は、涼次から再プロポーズを受けたが断ったと、花野に報告。すると、8歳の花野に「結婚は好きな人とするモノ」と教えられ、鈴愛の大事な人が律だということまで見抜かれてしまった。後日、鈴愛にフラれた涼次は、元妻のことを律に頼み、律もまた40年、鈴愛を待っていたことに今さらながら気づいた。

一方、そよ風ファンの資金調達はできたものの、地震のせいで部品が集まらず足踏み状態だったが、津曲(有田哲平)が中国や韓国から部品を調達することを思いついた。

そんななか、裕子の夫・洋二(山中崇)からの電話で、恩師・秋風(豊川悦司)が仙台に行ったことを鈴愛は知った。秋風は、『A-Girl』の続編を描いて月刊ガーベラに掲載、それを裕子に見せたいと言っていたと。秋風はスパロウリズムのことも気にかけてくれ、鈴愛と律連名宛に「人生は希望と絶望の繰り返しです」という激励の手紙を送ってくれた。

その後、ボクテ(志尊淳)から、裕子が遺体となって発見されたと連絡があった。鈴愛にとって裕子は特別の存在。自分の片耳が聞こえなくなった時より親友の死は応えた。乗り越えられない悲しみを抱え岐阜へ帰った鈴愛は、晴(松雪泰子)のいたわりや弥一(谷原章介)の言葉に、友の死ときちんと向き合うことにして、裕子の眠る仙台へ向かった。

洋二から、裕子にとっても鈴愛が特別な存在で、裕子がそよ風ファンの完成を心待ちにし、その優しい風を病院にも導入したいと思っていたと聞いた。そして、地震当日、裕子は押し寄せる津波対策で動ける患者を上の階に移動させ、動けない患者に最後まで寄り添っていたとも。現場で発見された彼女の携帯のメモリから、家族やボクテに遺した言葉と共に、「鈴愛には私の分まで生きてくれ!何かを成し遂げてくれ!それが裕子の夢だ!生きろ、鈴愛」という親友の遺言に、裕子のためにもそよ風ファンを完成させると誓った。

その頃、東京では鈴愛を一人で仙台に行かせたと心配する正人(中村倫也)に、「鈴愛にとって裕子は特別の存在。だから今は離れて鈴愛を見守る。自分が生まれた意味は鈴愛を守ることだ」と、初めて鈴愛への思いを口にした律。しかし、依然としてそのことを鈴愛に伝えなかった。

その年の7月7日、七夕の日。そよ風ファンの発売記念を鈴愛は岐阜のつくし食堂で開くことに。東海新聞の記者が取材に現れた。見覚えのある記者は、高校時代初デートで鈴愛を振った小林(森優作)だった。取材に応じた鈴愛は、そよ風ファンが、母を思う気持ちから作ったことを改めて思い出し、急きょ製品名を「マザー」に変えた。遅れて駆けつけた律もまた、母・和子(原田知世)にこのそよ風を浴びせてあげたいと思って作ったと、みんなの前で話した。そして、震災で亡くなった裕子のためにも頑張った鈴愛を、「この風は天にも届く」という言葉で労わった。

会が終わって東京に戻る律は、2人の誕生日であるこの日のために作った「雨の音がきれいに聞こえる傘」をプレゼント。律は高校時代の鈴愛の願いを憶えていたのだ。誕生日のお祝いを用意していないと謝る鈴愛に、七夕の短冊を失敬したと律。そこには「リツの傍にいられますように スズメ」とあった。「俺でいいのか?」と聞く律に、「律しかダメ」と答えた鈴愛は両手を広げてハグを求めた。鈴愛を抱きしめた律は「スズメを幸せにできますように」と願い事を囁いた。

翌朝、「律はいつも私の知らない幸せをくれる」と上機嫌の鈴愛は晴天の空を仰いで雨を待った。するとお天気雨が降りだし、律のプレゼントの傘を広げた鈴愛は、母・晴と娘・花野と3人で雨の音を楽しんだ。

【作】北川悦吏子
【出演】永野芽郁,佐藤健,松雪泰子,滝藤賢一,上村海成,中村雅俊,山崎莉里那,志尊淳,清野菜名,間宮祥太朗,斎藤工,嶋田久作,キムラ緑子,麻生祐未,須藤理彩
【語り】風吹ジュン

NHK「半分、青い」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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◇公式Twitter「@asadora_nhk」

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