NHKBS 13日「マリオ AIのゆくえ」西島秀俊が前川知大書き下ろしドラマでAIになる!あらすじと予告動画

2018年10月10日22時00分ドラマ
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黒沢清監督『散歩する侵略者』の脚本で脚光を浴びた新進気鋭の舞台作家・前川知大がNHKドラマを書き下ろし!「死」の概念がわからないAI(西島秀俊)と「生」に希望が持てない少年(福崎那由他)が出会った時…NHK BS 13日(土)夜9時より「マリオ AIのゆくえ」を放送! 予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

今いちばん旬な舞台作家といえば、劇団イキウメを主宰する前川知大。2005年に初演された「散歩する侵略者」は好評を博した。2017年に同作は、黒沢清監督によって映画化。長澤まさみ、松田龍平、高杉真宙、長谷川博己らが出演し数々の賞を受賞した。

前川知大自身、読売演劇大賞優秀作品賞、優秀演出家賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、芸術選奨新人賞、鶴屋南北戯曲賞など、名だたる賞を受賞。2014年には市川猿之助主演スーパー歌舞伎Ⅱ「空ヲ刻ム者」の作、演出を手がけた。

その前川知大が今回初めて長尺のテレビドラマ脚本を書き下ろしたのが「マリオ AIのゆくえ」。AIを通じて「人間とは何か?」を問うヒューマンドラマである。

AI「マリオ」を演じるのは人気、実力ともにトップをゆく西島秀俊。これまでさまざまなキャラを演じてきた西島だが、今回初めて「AI人間」役を演じる。

見どころの一つは西島秀俊のアクション。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」にも参加した和田三四郎がアクション監督を務め、NHKドラマ史上最高のアクションシーンに仕上がったようだ。

■あらすじ
2023年の東京。AIの技術は飛躍的に発展した世の中、もしかしたら人工知能は人間を越えてしまったのかもしれない…。警察組織支援用AIとして開発されていた「マリオ」の開発者・時枝(田中哲司)は、ある一人の警察官にそのAIを移植してしまった。

新しい体を得たマリオ(西島秀俊)は、時枝から「自由に生きろ」と命令を受ける。時枝からある住所を手渡されたマリオは秘かに研究所から逃げだした。

言われた場所へ行き着いたマリオが出会ったのは一人の少年。彼は時枝の息子・神崎至(福崎那由他)だった。至るは学校でいじめにあっており、自殺しようとしていたのだが、マリオと出会ったことで2人の運命は大きく動き出した…。

NHK BSプレミアム10月13日(土)夜9時より「マリオ AIのゆくえ」を放送。脚本:前川知大。出演:西島秀俊/田中哲司/倉科カナ/福崎那由他/柳家三三/志賀廣太郎/生瀬勝久/西田尚美/北村有起哉/渡辺いっけいほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。放送翌日よりNHKオンデマンドにて見逃し配信。

NHK BSプレミアム「マリオ AI のゆくえ」番組公式サイト

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