「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」第21-22話あらすじと見どころ:雨の記憶~カナダからのエアメール
シン(コン・ユ)が消えいよいよ最終章へ!「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(全24話版)第21話と第22話のあらすじと見どころを紹介、作品公式サイトで予告動画が公開されている。
※この記事はBSフジで2018年BS初登場した時の記事です。
ネタバレなしのあらすじは【コチラ】。
※今回紹介するのはオリジナル版全16話の第13~15話。オリジナル版を視聴してご紹介しているので、各話であらすじの多少のずれ、またカットされている部分もご紹介している場合があります。ご理解ください。
【「トッケビ」を2倍楽しむ】でドラマの見どころや各話の詳しいあらすじ、豆知識、2018年7月15日にユク・ソンジェ(BTOB)が登壇したドラマイベントの再現レポートなど、まとめて紹介している。
■キャスト⇒相関図(番組サイト)
キム・シン/トッケビ役:コン・ユ
チ・ウンタク役:キム・ゴウン
死神役:イ・ドンウク
サニー役:ユ・インナ
ユ・ドクファ役:ユク・ソンジェ(BTOB)
■第21話「雨の記憶」
死神が現れパク・チュンホンの名前を呼んだことでウンタクの体からパクが離れた。シンは崩れ落ちるウンタクの手に重ねて自ら剣を抜いてパクを斬り、神から与えられた課題を終えた。シンはワン・ヨ(死神)に「お許しください」といい「華々しく死ね」という900年前の王命を果たした。縋りつくウンタクには「君と過ごした日々は褒美だった」、そして「雨になり、初雪になり会いにに来る」と言い遺してシンが無に帰した瞬間、この世の人々の記憶からシンが消える。ただ一人を除いて…。
シンの罰は終わった。すべて忘れて眠りに就くことを許された。しかし、シンは神すら立ち去った今生と冥界の間の光と闇の間に残ることを選んだ。ただ愛する人のために、ウンタクの書いた誓約書を握りしめ果てしない砂漠をただ歩き続けた。
9年後。ウンタクは夢を叶え放送局でラジオPDとして働いていた。胸につけるネックレスは誰からのプレゼントかわからない。行きつけの店の社長はサニー。委員長だったユラは弁護士になっていた。今のウンタクは幽霊も見えなくなっていた。雨が降るとどうしようもない悲しみに襲われるが、原因は分からない。
例年より早い初雪が降ったある日、ウンタクは深い悲しみから救ってほしいと願いながらケーキのロウソクを吹き消す。その瞬間、目の前に見知らぬ男が現れ、いきなりウンタクを抱きしめる。
ウンタクの号泣に視聴者の涙腺も決壊必至!このドラマは出演者や風景を映す映像が美しいが、CG加工もとびきり美しい。コン・ユ扮するシンが剣を抜き消える瞬間はまさに「わびしく燦爛たる神」だ。さあ、シンの記憶が完全に消えてしまう前、ウンタクは何をするのか?急げウンタク!
叔母に虐待されたときにも聞いていたのはラジオ番組。夢を叶えたウンタク。ノートに残った焦げ跡、そこにはどんな文字が書いてあったのか?
久々に人間界に戻ったシンの言葉はもちろん時代劇口調だ。
■第22話「カナダからのエアメール」
チョヌ財閥は秘書だったキム・ドヨンが社長になって守っていた。しかしシンが愛した人たちの記憶から彼の存在は消えていた。ただ一人死神だけは覚えていた。死神は心からの謝罪をし、再びトッケビの家で二人は同居を始める。
真冬に22度になり桃の花が咲くという異常気象に戸惑うウンタク。カフェでロウソクを消した瞬間、再びシンが現れる。なぜか懐かしさを憶えながらもストーカーのようなシンを怪しむウンタクに対し、シンは不審者でないことを証明するため彼女のラジオ番組への広告出稿を契約。キム社長に契約書のサインをもらったウンタクは、自分に付きまとう男(シン)がユ・シンジェという名前だと聞く。
ラジオの次の企画は初恋の人探し。ユラからノートに記した「キム・シン」という人物を捜しては?と言われ、思い出のノートを読み直す。そこには「あの人の花嫁」と書いてある。
そんなある日、ウンタクは自分宛のエアメールを受け取る。9年前にカナダから自分が出したものだったが、ウンタクは何も覚えていない。手紙に書かれた「おじさん」が自分の手帳に書かれた「キム・シン」かもしれないと考えたウンタクは、カナダへ行くことに。
ウンタクをデートに誘ったシンは、彼女が心の病で薬を飲んでいるのを知り心配する。そして初めての海外旅行に不安がるウンタクに、大丈夫だと安心させてやる。
カナダに着いたウンタクは手紙が10年前に投函されたものだを知る。ケベックの街を歩くウンタクは不思議な感覚になり、ある扉の前で立ち止まると、扉からシンが現れ驚く。「出張だ」とごまかすシンと街を歩き、シンが話す初恋の話にやきもち焼く。成り行きで好感を抱いていると告白してしまい、2人で思い出のレストランで食事をすることに。そうするうちにいくつもの既視感に襲われたウンタクは、「キム・シンなのか?」と尋ね、混乱するウンタクを見かねたシンは違うと答える。
一方、ドクファから手紙を届けた男(死神)の電話番号を聞いたサニーは男と会う。名前を聞かれた死神は初対面を装い「ワン・ヨ」と本名を名乗り、手紙の礼を言って立ち去るサニーを涙で見送る。笑顔で立ち去ったサニーもまた振り向かずに涙を流していた。
実は、9年前、シンが消滅しみんなの記憶からシンの記憶が消えた日。サニーは少年の姿を借りた神に、「人の記憶を勝手に消したりしないで」と苦言を呈していた。彼女の言い分を聞き入れた神は彼女の記憶をけさなかった。だから名前を名乗らない死神も、キム・ウビンも、そしてワン・ヨも全て憶えていた。そして9年間、自分の前に現れたワン・ヨ(死神)を見て、彼もまた自分を憶えていると確信しながらも、知らないそぶりをして愛しい人の姿を見つめていたのだった。
5年前にはウンタクとも再会していた。後輩死神が引っ越した後の部屋に越してきたのだった。もちろん、武将姿で現れた兄シンのことも覚えていた。
「乙は甲の呼び出しに応じる」という約束が守られた前回ラスト。ノートから消えた「初恋だった」の言葉は戻るのか?
さて、なぜ死神だけはシンを憶えていたのか?シンが人間界に戻れた理由も、神だったドクファの言葉をお聴き逃しなく。
悲しく苦しい展開が続いた後、トッケビの家でのイケメン3人のいつものトンチンカンのやり取りで笑わせてくれる。この世で暮らすためのお金の工面はユ会長の遺言書が叶えてくれる。
カナダからの手紙をサニー経由でウンタクに渡すよう頼まれた死神。シンの粋な計らいだ。死神は忘れられないサニーに会えるのか?サニーは死神を憶えているのか?
ウンタクがカナダに行って寂しいシンが時間つぶしに世界のファッションショー!日本の着物も登場するのでお見逃しなく。
◇BSフジ「トッケビ」番組サイト
2021.01.25-02.25 月-金10:00-10:57 再放送
2018.07.26-2018.10.23 月~金8:59-9:54 BS初放送
◇「トッケビ」公式サイト
【作品詳細】【「トッケビ」を2倍楽しむ】