ソニー、「ウォークマン」の「Sシリーズ」9機種を発売、機能を動画で紹介

バイオレットS専用スピーカー付属、ゴールド単体
ソニーは、「ウォークマン」の「S」シリーズ9機種(市場推定価格1万4000円~2万5000円)を10月10日と10月28日に発売する。
ウォークマン本体の音楽再生画面上に、音楽の進行にあわせて歌詞を自動的にスクロール表示する「歌詞ピタ」を搭載。歌詞を確認しながら音楽を聴いたり、テレビにウォークマンの音楽再生画面を出力し、カラオケのように歌って楽しんだりすることができる。
また、外国語などの音声ファイルをウォークマンに保存して充実した語学学習が行える便利な機能も搭載。
「再生スピードコントロール」は、音声ファイルの再生スピードを、0.5倍速~2.0倍速の9段階から選択することができ、外国語のリスニング学習などに便利。
「A-Bリピート」は、音声ファイルの聞きたい部分(A-B間)を任意で指定すれば、その部分だけを繰り返し再生することができる。
「クイックリプレイ」は、音声ファイルを再生しながら上ボタンを押すと、1回押すごとに3秒ずつ再生位置を戻すことができる。少しだけ戻って聞き直したいときに便利だ。
これら3つの機能は、同時に利用することができる。例えば、聞き取れないフレーズを「A-Bリピート」機能で指定し、「再生スピードコントロール」を使ってゆっくり再生しながら、さらに聞き取れない箇所や単語を「クイックリプレイ」で3秒前に戻って聞き直すなどの使い方ができる。
さらに、周囲の騒音を約90.0%カットする「ノイズキャンセリング機能」を備えている。「外部入力モード」は、別売の録音ケーブル「WMC-NWR1」を利用して他機器と接続すると、ウォークマン以外から再生される音楽などにノイズキャンセルをかけることができる。「サイレントモード」は、音楽を再生しないときでもノイズキャンセル効果を利用して周囲の騒音を低減することが可能。
同社の音楽管理・転送ソフトウェア「SonicStage V」からの音楽転送に加えて、ドラッグ&ドロップ方式による転送が行えたり、プレイステーション3(PS3)からウォークマンへ音楽・動画・静止画ファイルを手軽に転送したり、PS3を介して出力してテレビで再生することも可能だ。
「NW-S740シリーズ」(8GB、16GB、32GB)は、ノイズキャンセリング機能付きで、カラーはブラック、ゴールド、バイオレット、グリーン。
「NW-S740Kシリーズ」(8GB、16GB)は、ノイズキャンセリング機能・専用スピーカー付きで、カラーはブラック、ゴールド、バイオレット、グリーン。
「NW-S640シリーズ」(8GB、16GB)は、カラーはホワイト、ピンク、ブルー、オレンジ。
「NW-S640Kシリーズ」(8GB、16GB)は、専用スピーカー付きで、カラーはホワイト、ピンク、ブルー、オレンジ。
オフィシャルサイトでは、これらの機能を動画で紹介しており、使い方や楽しみ方も分かりやすく知ることができる。
ウォークマン「Sシリーズ」オフィシャルサイト