【最終回ネタバレ】 米倉涼子主演「リーガルV 元弁護士・小鳥遊翔子」視聴率17.6%有終の美を飾る!関連動画

2018年12月14日14時20分ドラマ
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最終回で翔子(米倉涼子)と天馬(小日向文世)のガチンコ対決!至(寛一郎)が犯した罪の真相を暴くため京極法律事務所一丸となって天馬に立ち向かう!その結末はいかに…!?テレビ朝日「リーガルV 元弁護士・小鳥遊翔子」最終回(第9話)は13日放送された。「TVer」「テレ朝キャッチアップ」にて無料見逃し配信中。

群れないオンナ(ドクターX)からステキな仲間を得たオンナ(リーガルV)に見事な転身を遂げた米倉涼子。米倉本人は「大門未知子」のイメージにかたまりたくない、という要望があったらしいが、そういう意味では「ドクターX」のイメージをポジティブに脱却したドラマだったのではないだろうか。

初回視聴率15.0%、第2話18.1%、第3話15.9%、第4話16.5%、第5話15.4%、第6話14.4%、第7話14.2%、第8話13.4%、そして最終回が17.6%という数字をたたき出した(数字はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。

ドラマは一貫して主人公・翔子(米倉涼子)と元恋人でライバルの海崎(向井理)との対立が強調されていたが、最終回の最後、翔子が海崎の顔に頭をグリグリーッと押しつけ(じゃれて)「ありがとう」とお礼を言ったシーン。やられた海崎も「やめれ」と嫌がる素振りを見せるも、まんざらでもなさそう。

そんな海崎を見て白鳥(菜々緒)が「まだ好きなんですね」と海崎の本性を見破ったシーンは見物だった。米倉涼子は強い女、正義を貫く役がよく似合うのだが、それ以上に甘え上手なところも好印象。米倉の二面性が人気の秘訣ではないだろうか。

最終回の見どころは、ラスト15分。法廷で翔子と天馬(小日向文世)の直接対決。翔子は弁護士資格を不当に剥奪したと天馬を訴える。それは隠れ蓑で本当は市瀬徹(夙川アトム)殺害事件の真相を暴くこと。

裁判で天馬が勝利を確信し、勝ち誇った顔をしていたのに、最後の決定打で撃沈。一気に奈落の底へ落とされたさまに、多くの視聴者がガッツポーズをしたのではないだろうか。最後は正義が勝つ!それもまた「リーガルV」が高視聴率だった要因と思われる。

何の告知もなかったが、来年また京極法律事務所の面々が揃ってくれることを祈るばかりである。

■Blu-ray&DVD情報
2019年4月17日(水)、ドラマ「リーガルV 元弁護士・小鳥遊翔子」のBlu-ray、DVD BOX発売決定。Blu-ray、DVDともに本編9話に加え、制作発表記者会見の模様、クランクアップ集、PRスポットなどを収録。ファン必見の特典映像が盛りだくさん。
・DVD BOX (5枚組、全9話収録)19,000円(税抜)
・Blu-ray BOX(5枚組、全9話収録)23,500円(税抜)

■最終回(第9話)ネタバレあらすじ
守屋至(寛一郎)が起こした事件に隠された秘密をあきらかにするために、「Filex & Temma法律事務所」の代表弁護士、さらに弁護士会の会長でもある天馬(小日向文世)と戦うことを決意した翔子(米倉涼子)。不当な理由で弁護士資格を剥奪したとして、天馬を損害賠償1円で訴えた。

裁判に勝つためには証拠が必要。翔子は至から預かったカギをみんなに見せる。それは事件被害者の市瀬徹(夙川アトム)が持っていたもので市瀬はきっと何かを隠しているに違いない。

どこのカギだかわからなかったが、京極(高橋秀樹)の調べで、スポーツジムのロッカーのものとわかった。東京には山ほどのジムがある。京極法律事務所の面々は、1軒ずつ訪ね、該当するロッカーがないかを探し回った。

そんな中、天馬から妨害が入る。翔子が暴力団幹部に金銭を渡したと報道した「週刊スコップ」の記者・内藤を尾行していた京極と理恵(安達祐実)が違法カジノに立ち入ったとして逮捕される。2人はギャンブル好きの内藤の後を追っていただけなのに。

一方、茅野(三浦翔平)と馬場(荒川良々)は、暴力団幹部・花田の車に無断で乗り込み、証拠がないか探しまわる。ところが運悪く見つかって2人はボコボコにされ入院。すべて天馬の差し金らしい。

事務所には、翔子、ポチ(林遣都)、大鷹(勝村政信)の3人になってしまった。一度はあきらめかけたが、翔子はふたたびスポーツジムを探す。そしてついに、翔子はカギを開けることができた。中から出てきたのは大量の決算書類。

疑いが晴れた京極と理恵が釈放され、入院していた茅野と馬場も戻ってきた。

翔子は暴力団幹部・花田のもとへ。実は馬場は花田の車に設置されたドライブレコーダーからSDカードを抜き取っていた。そこには花田と組長の愛人の逢い引きが映っていた。それをチラつかせた翔子は、花田に裁判の証人を頼む。

実は翔子は花田に金品など渡していない。それをでっちあげ、週刊誌に載せたのは大峰(速水もこみち)の指示。それを証言してほしいと頼む。花田は渋々承知した。

翔子は大峰のもとを訪ねる。大峰と天馬が親子であると睨んだ翔子は、それを裁判で公表すると宣言。大峰は何の証拠もない、そんな間違った思い込みで私を脅すのか?と翔子に言う。「間違いだろうと関係ない。あなたたちにも(至と同じ)傷みを感じてもらわないと…」と翔子は言った。大峰はこのやり取りを隠しカメラで録画していた。

翔子vs天馬の裁判が始まった。証人として現れた花田は、大峰の指示で翔子をハメたこと。大峰から市瀬徹殺害に関して相談を受けたことを証言。また、至も証人として法廷へ。大峰から「妹に危害を加えられたくなければ」と脅されて、市瀬殺害したことを改めて証言した。

翔子は、ロッカーから見つけた市瀬の書類を証拠として提示。大峰は「貧困を救う会」とは別にペーパーカンパニーを作り「救う会」の資金を一部、ペーパーカンパニー経由で自分の口座に振り込ませていた。市瀬はそれをネタに大峰を脅迫。だから大峰は至に市瀬殺害を命じた。証拠はそこで、大峰と天馬が親子であると公表。しかし、2人の親子関係を証明する証拠はなかった。

天馬は証拠がいかにハッタリだけで裁判をしているかと非難。さらに、翔子が大峰を脅した映像があるので公開すると裁判官に申し出る。

天馬が海崎(向井理)に命じて、その映像を流したのだが…実際に流れた映像は、天馬と大峰が車中で話している様子。2人の会話がしっかり録画されていた。市瀬のことを天馬に相談した大峰。天馬は「市瀬を始末しろ」と大峰に命じる。

大峰は「始末とは、殺せってことですか?お父さん」と天馬に言った。これは天馬が市瀬殺害を命じ、また大峰が至に市瀬殺害を命じた証拠になる。天馬は、至の事件を調べようとした翔子が邪魔で、弁護士資格を剥奪したことが明確になった。

海崎の裏切りにショックを受け、自分の映像を見て逆ギレした天馬。大峰は「もうやめましょう、お父さん」と天馬に言う。しかし天馬は「何を言ってるんですか、大峰さん。私には息子などいない」と言い放った。その後、天馬は身柄を拘束された。

「Filex & Temmna法律事務所」の所長になった海崎。事務所の名前も「Filex & Kaisaki法律事務所」と変更。事務所にやってきた翔子は、海崎に「ありがとう」と礼を言った。

翔子の弁護士資格が不当に剥奪されたことも明白になった。京極たちは、弁護士資格を取り戻して、一緒に事務所で働こうと翔子に言う。しかし翔子はそれを拒否。「ここには優秀な弁護士と事務員がいる」と言った。

自由の身になった翔子は、大好きな列車の旅に出た。

テレビ朝日「リーガルV 元弁護士・小鳥遊翔子」最終回(第9話)は12月13日放送された。脚本:橋本裕志。出演:米倉涼子/向井理/林遣都/菜々緒/荒川良々/内藤理沙/宮本茉由/安達祐実/三浦翔平/勝村政信/小日向文世/高橋英樹ほか。第9話ゲスト:速水もこみち/寛一郎/久保田紗友

番組公式Twitterアカウントは「@LegalV2」。番組公式Instagramアカウントは「legalv2018」。最新話は放送終了後1週間「TVer」ならびに「テレ朝キャッチアップ」にて無料見逃し配信中。

テレビ朝日 木曜ドラマ「リーガルV 元弁護士・小鳥遊翔子」番組公式サイト

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