ついにインスタントラーメン開発に乗り出す萬平&福子!「まんぷく」第17週:「ラーメンだ!福子!」あらすじと見どころ、予告動画

2019年01月19日21時00分ドラマ
@NHK

第16週を終え、信用組合の理事職を離れ、新しい出発をはかった萬平(長谷川博己)と福子(安藤サクラ)!第17週は、ついにインスタントラーメンの開発に乗り出す!NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」第17週(1月21日~1月26日)「ラーメンだ!福子!」あらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

第16週は、信用組合の担保として、家財道具が差し押さえられる事態となってしまう。それにしても、ものの見事にありとあらゆるものに担保物件票が貼られている。ポスト、仏壇、カーテン、食器…。容赦ない感じが伝わった。第85話、第86話の途中までは、梅田銀行の担当者・喜多村(矢柴俊博)と屋台で酒宴を繰り広げるほどうちとけていたのに。第86話の最後2分くらいから一転。新しい担当者・矢野(矢島健一)の容赦ない姿勢がすごい。1月15日(火)は「矢島健一」がネット上でHOTワードにあがっていた。このドラマのモデルとなっている安藤百福は、実際に信用組合をやっていた際、銀行からひどい目にあったため、のちに作った日清食品では無借金経営を貫いたといわれている。

そして、ゲスの極み乙女のドラマー・ほないこかが、女優・さとうほなみとしてまんぷくに登場。忠彦(要潤)の絵のモデル役として、克子(松下奈緒)やタカ(岸井ゆきの)たちをやきもきさせた。その美しさは視聴者からの注目を集めた。

第17週は、ついにインスタントラーメンの開発がはじまる。信用組合の理事長職を辞した萬平(長谷川博己)が借家で開発を始める。試行錯誤の日々となるが、萬平のキラキラとした目やそれをささえる福子たち家族の優しい目が見れること間違いなし。

【作品紹介】【「まんぷく」関連・各話あらすじ】

第16週は、万能調理器開発にのめり込んでゆくが、日本を襲う不況の波に勝てず、萬平の理事長職や土地、家、家財道具まで取られてしまうが、そんな時でも家族を強く守ろうとする福子のがんばりが描かれた。

自宅と家財、土地を担保にして、町工場への融資金を確保したいという萬平(長谷川博己)。福子(安藤サクラ)はその願いを受け入れ、反対する鈴(松坂慶子)を説得していると、克子(松下奈緒)が訪ねてくる。連日モデルを呼んで、美人画を描く忠彦(要潤)のことが気がかりなようで、福子は頭が痛くなるばかり。そんな中、萬平の元に、資金援助を受ける銀行から連絡があり、資金は融通できないという。そんな銀行員を織田島製作所に連れてゆく萬平。そして、万能調理器の良さをアピールし、融資の確約を取り付けることに成功し、萬平と梅田銀行の担当員は二人で屋台で酒を酌み交わすのだった。その後も順調な様子。その資金計画を受け、織田島製作所では量産に向けた計画が進められるが、急に事態は一転する。全国的な不況を理由に、銀行は資金援助の中止を宣言。今までかしている分も回収すると言い出す。萬平は再びピンチに陥っていた。

一方、福子は香田家のモデル騒動に巻き込まれ、忠彦と克子の間で板挟みになっていた。忠彦は、克子がなんでも書きたいものを描いていいというので、美人画を描くために花村奈保美(さとうほなみ)とアトリエで二人っきり。ついにはカーテンを閉めている模様。気が気でない克子は、娘のタカ(岸井ゆきの)や、吉乃(深川麻衣)に様子を見に行かせる。吉乃が見たのは、奈保美が肩から着物を脱いでいる後ろ姿。これに衝撃を受けて、克子は鈴と福子を呼び出す。福子たちの前で忠彦は、画家とモデルの関係であることを主張する。日々、心配は募る克子だったが、絵が描きあがり、モデルの奈保美から「先生は家族の自慢ばかりだった」という話を聞くと安心するのだった。

萬平の信用組合が母店の梅田銀行から援助資金の返還を求められ、大ピンチに。その金額は2億円。織田島製作所への融資もストップし、万能調理器の量産に暗雲が立ちこめる。織田島製作所だけではなく、他の組合員への融資も引き上げなくてはいけない。その話を萬平から聞き、担保になった自宅を差し押さえられる不安を感じながらも明るく振る舞う福子。萬平に「大器晩成だと信じている」と気丈に話す。早く帰った萬平は家族全員で食卓をゆっくり囲むことができた。

そして銀行への返済期限が迫る中、萬平の信用組合が危ない、という噂が町に広がり、取り付け騒ぎが起こってしまった。それを発端に恐れていた事態、取り付け騒ぎが起きる。萬平も真一(大谷亮平)もなにもすることができない。梅田銀行は容赦ない。

ある日突然、福子の家を訪ねてきた真一。一緒にいるのは信用組合の男たち。母店の銀行に命じられて、担保に入れた家と家財を差し押さえにやってきたのだ。淡々と仕事をする真一に鈴は泣き言をいうが、どうもすることができない。内心動揺しながらも、気丈に振る舞う福子だった。福子はパーラーでいつも通り働くが、訪ねてきた敏子(松井玲奈)に思わず本音として心配事を吐き出してしまう。本当は心配で心配でしかたなかったのだった。

状況を打開しようと考えた萬平は、援助資金の返済を求められている銀行を訪ねる。援助資金の返済を求められる銀行に対して、萬平は、自らは理事長を退任した上で、経営を銀行に委ねることを条件に、支援の継続を訴える。銀行はそれを承諾し、組合は存続することになった。万能調理器を開発した織田島製作所に最後の挨拶にゆく萬平に、神部は新しいことをするなら自分にも声をかけてほしいと告げる。

仕事も家も家財も失った福子と萬平でしたが、落ち込んでいる暇はない。福子が探した新しい家に引っ越しをする。家族一緒に前向きに進む。

【第17週(2019/1/21-1/26)あらすじ】
■第91話(月)
小さな借家で迎える初めての正月。家族4人で質素な食卓を囲み、萬平(長谷川博己)が手作りしたおもちゃで遊ぶ子供たちの笑顔を眺める福子(安藤サクラ)。豪華なおせちはなくとも、お金では買えない幸せがあると実感する。無職となった萬平も肩の力が抜け、久しぶりにのんびり。ただ、信用組合の理事長として大勢の客を迎えていた去年とは違って、今年は寂しいお正月になる、と思っていたが…。

■第92話(火)
正月休みが明けて、子供たちは学校に通い、福子は家事や喫茶店の仕事で忙しい日々を送るように。しかし無職の萬平はぼんやり畑いじりをしている。世の中は高度経済成長期の真っただ中。テレビ、洗濯機などの家電が家庭に広まり、生活はどんどん豊かになりつつあった。そんなある日、福子と何気ない会話をしていた萬平の元に、突然、稲妻のようなひらめきが!

■第93話(水)
福子と萬平に何度も食べる喜びを与えてくれたラーメン。でもラーメンは簡単に家では食べられない。そこで萬平さんは、家で手軽に食べられるラーメンを作ろうと考える。早速、屋台やお店を食べ歩いて、ラーメン作りを研究。ところが店主にコツを聞いた所、一朝一夕で作れるものではないと、一蹴されてしまう。福子がまわりに話しても反応はイマイチで…

■第94話(木)
外でラーメンを食べ歩いて、研究に没頭する萬平。作りたいラーメンの条件が固まってきた。まず美味しいこと。次に安いこと。そして一番大切なのが簡単に作れること。でもどうやったらそんなラーメンが作れるのか見当もつかない。福子も一緒に考えるが、思いつくのはパッとしないアイデアばかり。話を聞きつけた神部(瀬戸康史)も手伝いたいと願い出てるが…。

■第95話(金)
福子と萬平が開発するラーメンのコンセプトに悩む中、タカ(岸井ゆきの)の妊娠が判明。喜びの声が届く。すると萬平が冷蔵庫のない貧しい我が家の状況や、タカの妊娠など、身近な出来事をヒントに、新たな条件を思いつく。「美味しい。安い。簡単に作れる」に加えて、「常温保存できて、安心安全なこと」。そんなある日、子供たちに事件が…

■第96話(土)
萬平のラーメン研究が原因で、学校でイジメられていたという源と幸。ラーメン作りをやめてほしいと訴えるが、福子は「お父さんは日本一のラーメン屋さんになるから」と子どもたちを優しく、力強く慰める。その言葉を聞いた萬平は「誰もが手軽に食べられるラーメン」の開発を必ず成し遂げると心に誓うのだった。

【作】福田 靖
【出演】安藤サクラ,長谷川博己,松下奈緒,要潤,大谷亮平,桐谷健太,瀬戸康史,岸井ゆきの,呉城久美,松井玲奈,松坂慶子,加藤雅也,牧瀬里穂,深川麻衣他
【語り】芦田愛菜

NHK「まんぷく」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
NHKPRサイト「まんぷく」関連動画・記事
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」
インスタグラム公式「nhk_mampuku 」

【2019年冬ドラマ】【「まんぷく」関連・各話あらすじ】