ソン・スンホン演じる死神が話題の「ブラック~恋する死神~」!韓国での評判をレポート!

2019年02月08日21時00分ドラマ
(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

ソン・スンホンが、相反する2つのキャラクターを演じることで話題となった韓国ドラマ「ブラック~恋する死神~」が4月よりWOWOWプライムにて放送される!また3月26日(火)には深夜0:00より第1話先行無料放送される(字幕版)!今回は日本放送に先がけて、韓国で放送された際の評判等に関してご紹介、予告動画はYoutubeにて公開中だ。

「ブラック~恋する死神~」は、人の死が予測できる女性ハラム(Ara)と、死んだはずの刑事ムガンに憑依した死神ブラック(ソン・スンホン)の複雑な運命と切ない恋の行方を描くミステリーラブロマンス。韓国では2017年10〜12月にOCNにて放送され、作り込まれた濃密なストーリーと各話で待ち受ける衝撃の展開が話題となったドラマだ。
OCNといえば、ジャンルものの名家として斬新な作品を創り出してきたことで名高い。本作品が放送された2017年には、OCNでは「ボイス~112の奇跡~」「愛の迷宮-トンネル-」「君を守りたい~SAVE ME~」など真新しい素材をテーマとし、その新鮮さで立て続けにヒット作を飛ばしていた。そんな勢いを受け継いだ本作品「ブラック~恋する死神~」も、やはり初放送から視聴者たちを一気にひきつけ、韓国メディアでは“OCNの好評ドラマリレーがまた続いた”と報じられた程だ。
また前評判では、'死神'をテーマにしていることもあってか、「トッケビ」の二番煎じでは?という反応も少なくなかったが、そこはOCNの腕の見せ所。「一枝梅~イルジメ」のチェ・ラン作家特有の筆力で死神世界観まで細かく描写し、また 「ボイス~112の奇跡~」でOCNジャンルもの興行不敗の先陣を切ったキム・ホンソン監督の演出、そして出演者たちのキャラクターにぴったりと合う演技。この脚本家、監督、出演者と3拍子そろった本作品は放送開始直後から好評を博し、毎回次の放送が待ちどおしくなる展開を見せた。

ただミステリードラマということで、多くの伏線が張られたストーリー展開が難しいと感じてしまった視聴者も多い。様々な話題や伏線が複雑に絡み合いながら進み、また突然シーンが飛ぶことも多いことから混乱してしまったのだろう。また本作品は18話完結であるが、結末に対して“20話まであれは”、“シーズン2はないのか?”等、スッキリしないと残念がる声も見られた。これらは“もっと見ていたかった”という気持ちの表れともとれるが、評価は視聴者によって分かれたようだ。

このような一連の視聴者の評価は、視聴率にも顕著に反映されている。全体を通した平均視聴率は3.3%、最終回は4.2%にて幕を閉じた。また最高視聴率は第4回の4.3%と、序盤は淀みない展開で視聴率を引き上げたものの後半は停滞し、最終回を除くと2~3%に留まってしまった。
“周りにはこのドラマを見てるという人が多いのに、なぜ視聴率はそこまで高くないのか?”と、韓国ではそう思う人も多かった。この実態として、本作品は視聴率に換算されない再放送や“タシポギ”(放送終了後好きな時にいつでも視聴できる機能)での視聴者が多かったという事実が挙げられる。実際に再放送や“タシポギ”を含めた統合視聴者数(TTA)順位発表によれば非地上波順位1位に輝く回もある程、本作品は話題となり当時多くの人が見ていことは確かだ。しかしながら前述の通り、絡み合った糸を解いていくような後半の展開が一部の視聴者には響かなかったため、リアルタイムで見守る視聴者が離れてしまったのではないかと推測する。

勿論、それでも面白かったと最後まで見る視聴者が多く、放送終了後の番組掲示板には“シリアスながら笑えるシーンもあって楽しめた”、“OSTが良かった”、“余韻が残る作品だった”等、本作品の‘死神、死’等を扱った独特の素材や繊細に描かれた内容に魅了された視聴者から多くの声が寄せられた。

4月よりWOWOWプライムにて放送され、また3月26日(火)には深夜0:00より第1話先行無料放送される「ブラック~恋する死神~」。多くの伏線が張り巡らされたミステリードラマであり、どのシーンも逃さずじっくり見ていただきたい作品だ。

■スタッフ
監督:キム・ホンソン
脚本:チェ・ラン

■キャスト
ソン・スンホン
Ara
イエル
キム・ドンジュン
 ほか

Youtube「ブラック」予告動画
WOWOW「ブラック~恋する死神~」番組サイト
 2019.04スタート
 2019.03.26 深夜0:00第1話先行無料放送

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