【新作韓ドラ】チャン・ナラ×チェ・ジニョク「皇后の品格(原題)」韓国での評判をレポート!
チャン・ナラ×チェ・ジニョクの豪華共演で贈る現代の架空の皇室を舞台に、宮中に関わる人々の欲望、裏切り、復讐が次々と繰り広げられるラブサスペンス「皇后の品格(原題)」が、韓国での最終回を目前に控えた今、ドラマの評判や視聴率等に関してご紹介したい!Youtubeにて予告動画が公開されている(但し日本語字幕なし)。
※日本初放送情報⇒4/19よりKNTVにて日本初放送決定
「皇后の品格(原題)」は、韓国SBSにて2月現在放送中の新作ドラマ。突然、皇帝に嫁ぐことになったミュージカル女優が、宮中で起こった殺人事件の真相を暴き、真の愛と幸せをつかむために奮闘する姿と合わせて、皇帝に恨みをもつ男の周到な復讐劇が描かれる。
まず、本作品は放送開始前からも話題になっていた。それは「私はチャン・ボリ!」をはじめ、型破りな展開がてんこ盛りのドロドロドラマの名手キム・スノクが脚本を手がけたからだ。韓国ではこのような非現実的でドロドロなドラマを“マッチャンドラマ”と呼ぶが、韓国人はやはりいつの時代も“マッチャンドラマ”が好きな人が多いようだ。そういった一定層のファンは、必ず見なければと放送開始を心待ちにしていた。また事前に詳細を知らず視聴した人たちも、“展開が普通ではないと思ったら、さすがこの作家なだけある”と納得の展開。ミステリー、コメディ、ロマンス、アクションとさまざまな要素が詰め込まれた驚きの復讐劇が繰り広げられ、ありえないと思いながらも視聴者たちはその勢いにどんどん引き込まれていったようだ。
今回主人公である無名のミュージカル女優サニー役を演じるのは「ゴー・バック夫婦」のチャン・ナラ。憧れていた皇帝に嫁ぐが、宮中生活は理想とはかけ離れ、殺伐としていた。そんななかで唯一、自分の味方になってくれた太皇太后が殺害され、これをきっかけに隠された皇室の真実に迫っていく。一方、冷酷非道な皇帝のヒョクに扮したシン・ソンロクと、別人に生まれ変わり、ヒョクに復讐を誓うワンシクに扮したチェ・ジニョクが、ともに個性的なキャラクターを熱演し、『2018 SBS演技大賞』でチャン・ナラ、チェ・ジニョク、シン・ソンロク3人が最優秀演技賞を受賞。高視聴率を記録し話数延長となった。
その中でもやはり、主人公サニー役を演じるチャン・ナラに関する評判は高いようだ。本作品で見せるコミカルな演技などに対し、“かわいくてちょっと抜けてる雰囲気がぴったりだ”、“さすがロコ(ロマンチックコメディ)クイーンだ”と評されており、チャン・ナラ見たさに欠かさず見るという人も多いようだ。また今回はミュージカル女優という設定のため、舞台で歌うチャン・ナラにも注目。
更に放送開始以降、並外れた演技力で話題になっている出演者がいる。それはアリ公主役を演じる7歳の子役オ・アリンだ。彼女はキム・スノク脚本家の「姉は生きている」でダリの異父妹役として出演し、そのキュートな笑顔や泣きの演技で天才子役と言われたが、今回更にパワーアップした大胆な演技を見せる。その名演技ぶりに視聴者は「本当に子役か?」と動揺してしまうほど。子供ながら他の出演者達と肩を並べて女の闘いに参戦する一方、時に子供らしいキュートな笑顔も見せ、計り知れないその魅力に目が離せない。
このように見所満載の本作品は、やはり視聴率も安定して推移しているようだ。初回視聴率7.4%、その後5.9%(11/28放送分)を記録したものの、回を重ねるにつれ回復し現在は平均10%超えの安定した視聴率を維持している。また水木ドラマの中では同時間帯の視聴率1位を獲得しており、人気の高さがうかがえる。現時点での最高視聴率は15.8%(12/27放送分)であるが、クライマックスを迎えどれだけ視聴率を伸ばすことが出来るのか注目したい。
■スタッフ
脚本:キム・スノク「私はチャン・ボリ!」「姉は生きている」
演出:チュ・ドンミン「リターン-真相-」
原題:황후의 품격(ファンフエ プムギョッ)
韓国放送:2018.11.21 韓国SBS
日本初放送:2019.4.19 KNTV
■キャスト
オ・サニー役:チャン・ナラ「ゴー・バック夫婦」「運命のように君を愛してる」
チョン・ウビン役:チェ・ジニョク「愛の迷宮-トンネル-」「傲慢と偏見」
イ・ヒョク役:シン・ソンロク「リターン-真相-」
ミン・ユラ役:イ・エリヤ「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」
太后カン氏役:シン・ウンギョン「アチアラの秘密」
イ・ユン役:オ・スンユン「あの空に太陽が」
ほか
◇韓国SBS番組公式サイト
◇Youtube予告動画
【作品詳細】【「皇后の品格」を2倍楽しむ】