NETFLIX・FOD衝撃の話題作「夫のちんぽが入らない」石橋菜津美×中村蒼で実写ドラマ化!関連動画

あまりの衝撃的なタイトルのため新聞広告にて異例の書名記載なし!「Yahoo! 検索大賞2017・18」小説部門賞2年連続受賞!夫婦20年の愛を描いた衝撃の実話を石橋菜津美×中村蒼で実写ドラマ化!涙なくしては見られない「夫のちんぽが入らない」(全10話)はFOD、Netflixにて配信中。
2014年5月に開催された「文学フリマ」にて、同人誌『なし水』が異例の大行列をなした。同誌に収録されていたある主婦の告白的自伝『夫のちんぽが入らない』が話題となった。その後、大幅に加筆され2017年書籍化(扶桑社、のちに講談社文庫)されると、発売1カ月出13万部を突破した。現在は『週刊ヤングマガジン』にてコミカライズされている。
主人公の「私」(18歳)は大学に進学して出会った青年と交際をはじめる。初めて彼と体を重ねようとしたその日、事件が起きた。なぜか彼の性器が入らない。何度やっても、何をやっても入らない。しかし2人は精神的な結びつきを増し、そのまま結婚へ。
結婚後も、2人の性行為は成り立たなかった。大学を卒業し2人は教師になった。まるで兄弟のように仲良い2人。一般的な「夫婦」の在り方とは異なる2人の20年に及ぶ愛の物語が「夫のちんぽが入らない」だ。衝撃的なタイトルだが、決してエログロではなく、主人公「私」の苦しみや葛藤が克明に描かれている自叙伝である。
筆者はドラマ、原作ともに目を通したのだが、インパクトあるタイトルではあるが、主人公「私」の苦悩が痛いほど伝わる作品であった。夫の性器が入らない…自分は不良品だ、という劣等感を抱えつつも夫を愛する。一方夫も、妻を幸せにすることができないという苦しみを抱える。
たとえ体の関係はなくとも愛さえあれば…などとキレイごとではない。心と体が通じ合うことで生まれる愛もあるはず。どちらが悪いわけではないのに、それが叶わぬ夫婦の物語。妻が抱える苦悩、夫が抱える苦悩、それぞれの苦悩は決して分かち合うことができない…。そんな夫婦の苦悩に満ちた愛の物語である。
演出を手がけたのは映画『ふがいない僕は空を見た』(2012)、『お父さんと伊藤さん』(2016)、直近ではドラマ「昭和元禄落語心中」でメガホンを取ったタナダユキ。脚本は映画『きいろいゾウ』(2012)やドラマ「民衆の敵 世の中、おかしくないですか!?」(フジテレビ)を手がけた黒沢久子。
主人公・渡辺久美子を演じるのは「ゾンビが喜多から人生見つめ直した件で」(2019NHK)で脚光を浴びた石橋菜津美。夫・渡辺研一役は映画『空飛ぶタイヤ』(2018)、やドラマ「詐欺の子」(2019NHK)など話題作への出演が続く中村蒼。そのほか、尾野真千子、江口のりこ、松尾諭、坂井真紀ら個性派俳優が顔を揃える。
■第1話あらすじ
山口久美子(石橋菜津美)は大学進学を機に一人暮らしを始める。久美子が選んだのは今どきあり得ないようなボロアパート。引越し当日、一人の青年(中村蒼)が久美子の部屋に顔を出す。同じ大学に通う1年先輩の渡辺研一は、久美子に日常生活のこと、大学のことなどを親切に教えてくれる。
そんなある日、研一は久美子に「今日、この部屋で寝ていい?」と尋ねる。大学生ってこんな生活なの!?と驚く久美子だったが、おもわず「うん」と答えてしまった。
小さな布団に2人で寝る…結局その晩は何もないまま夜が明け、2人仲良く朝食を食べた。大学へ向かう道すがら研一は「付き合ってくれない?」と言う。久美子は「どこへ?」と問う。「いや、そういうことじゃなくて…」戸惑う研一に久美子は…。
ドラマ「夫のちんぽが入らない」(全10話)は3月20日よりFODならびにNetflixにて配信。原作:こだま著『夫のちんぽが入らない』(講談社文庫刊)。演出:タナダユキ。脚本:黒沢久子。出演:石橋菜津美/中村蒼/尾野真千子/坂井真紀/江口のりこ/松尾諭/落合モトキ/浜野謙太/筒井真理子/春海四方/国広富之/千葉雅子ほか。
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