「不滅の恋人」第12話あらすじと見どころ:イ・フィの恋情とイ・ガンの執着!豆知識:流刑地・喬桐島

2019年10月26日01時00分ドラマ
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「高貴な身分になることが願い」という芸妓ヨギョン(チュ・スヨン)!帰宅したイ・ガン(チュ・サンウク)を待っていたのは、チャヒョン(チン・セヨン)だった!果たしてイ・フィ(ユン・シユン)の運命は…NHK総合にて放送の韓国ロマンス時代劇「不滅の恋人(大君~愛を描く~」(全20話)明日10月27日(日)放送の第12話の詳しいあらすじと見どころ、豆知識をご紹介、番組サイトで予告動画が公開されている。

以下、詳しいあらすじを知りたくない方は見どころをご覧になり、あらすじは視聴後の確認用にどうぞ。また【「不滅の恋人」を2倍楽しむ】には、時代背景や実在の人物紹介、取材会や直前番組の再現レポートなどまとめている。



■第12話
イ・フィを助けてほしいと懇願するチャヒョンに、見返りに何を差し出せるのか尋ね、決心がつけば訪ねて来いと追い返すイ・ガン。その様子を見たナギョムは、嫉妬のあまりにイ・フィを告発したのがチャヒョンの父ソン・オクで、その後自殺を図ったことまで明かす。衝撃を受けたチャヒョンは父に確認し、それが真実だと知り嘆く。
何よりチャヒョンが気になるイ・ガン。ここまであからさまにされるとナギョムの嫉妬の炎はメラメラ燃えるのも仕方がないかも。一方、お前のためだという父に「私を殺したも同然」と言い返すチャヒョン。家門が一番の朝鮮時代に、自分の恋優先に考えるチャヒョンは、両班の子女としては稀有な存在。いつもは明るくひょうきんな母アン氏がそんな娘にどんな態度を取るのか?

逆賊として投獄されたイ・フィ。会いに来た大王大妃に全てが兄であるイ・ガンの企みだと訴えるが、イ・フィの犯行を示す証拠が揃っているだけに大王大妃でさえ、どうすることもできない。一方、チャヒョンも牢まで会いにいき、父を許してほしいと涙で謝罪。イ・フィは家族を守るために仕方がないこと「父を恨むな」と理解を示し、望みを捨ててはならないと励ます。
檻を挟んだ悲しい再会。互いを思いやる優しい言葉。俳優ユン・シユンの静かな涙が悲しすぎる。ギトゥクはルシゲのことが気がかり。その気持ちは?そして普段頼りにならない兄ドゥシクがなぜチャヒョンをイ・フィに会わせるために尽力したのか?「恋は盲目」状態の妹を前に、本作中で、一番毅然とした俳優ハン・ジェソクの演技に注目。

ソン・オクを恨む大王大妃はチャヒョンの謁見を許さない。途方にくれたチャヒョンはイ・ガンに会い、自分を捧げるのでイ・フィを助けてくれるよう頼む。
気を失う寸前、チャヒョンが見た幻のイ・フィの正体は?「自分を捧げる」というチャヒョンの言葉に一瞬期待したイ・ガンの表情をお見逃しなく。だが、その後に続いたチャヒョンの言葉がイ・ガンを絶望の淵に落とし、さらに彼を残酷にする。俳優チュ・サンウク最高の泣き笑いをお見逃しなく。

朝廷の重臣たちは、イ・フィを死罪にするよう、大王大妃に訴える。イ・ガンは母である大王大妃の苦しみをくみ、流刑にとどめると決める。だが、その決断の裏には、別のたくらみもあったのだ。
ここまで王位の長子継承のために強い大王大妃を演じてきた名女優ヤン・ミギョンの簾の向こうの涙にも注目。

イ・フィは、王子の地位をはく奪され、ギトゥクと共に喬桐島へ流刑となる。駆けつけたチャヒョンを抱きしめ、必ず戻って来ると約束し、ルシゲにチャヒョンを守ってくれと頼んで粗末な船に乗り込む。
「居所が分かるだけに戦場に赴いたときより気が楽」と強がるチャヒョン。あの「オクニョ 運命の女(ひと)」の女優チン・セヨンが演じているだけに、このままおとなしくいるはずはない、とファンは勘繰りたくなったのでは?その答えはラストで

イ・フィの流刑が生ぬるいというヤンアン大君たちに、イ・ガンは喬桐島を選んだ理由を教える。これは、母にこれ以上恨まれたくないため、北方から帰還したことで民から英雄視されているイ・フィを確実に抹殺するための作戦。その頃、チャヒョンはイ・ガンの元に行くことを決心し、涙で愛する人への遺書を認めていた。
流刑地で用意されたのはあまりにも粗末な家と到底食べられない食糧。都護府使ト・ジョングクは冷淡な態度で挨拶し、父の名前を告げる。
イ・ガンはどんな奸計をめぐらすのか?都護府使とは地方行政機関の長。つまり島ではジョングクの意のままに出来る。彼はあることがあったのち、いったん辞職しているが、それをわざわざイ・ガンがこの地に復職させたのだ。イ・フィは彼の顔を見てなぜ悲痛な面持ちになったのか?

芸妓ヨギョンがナギョムと密会し、イ・ガンがイ・フィを生かしておいたのは、チャヒョンと取引したからで、今、イ・ガンはチャヒョンを新居に呼び出したと教える。一方、チャヒョンが心配なクッタンは、ルシゲに様子を見に行くように頼む。
ナギョムに対して下手に出るヨギョン。柄にもない言動は、本心からなのか?それとも…?

新居ではイ・ガンとチャヒョンが二人きりで会っていた。イ・ガンはイ・フィたちが暮らすはずの新居に手を加えてチャヒョンを囲おうと考えたいたのだ。ひどい仕打ちだと言うチャヒョンに、2人のために新居を準備した自分の心境も察しろという。そしてイ・フィの女を欲したのはこれが初めてではない。少年だったイ・フィを慕っていた見習い女官を奪おうとしたが、死んだと教える。チャヒョンが詩を決意していること確信したイ・ガンは、時を待ち、礼儀を尽くして迎えるから、愚かな考えをせず帰宅して待てと言う。チャヒョンは弟の女を奪おうとする時点で礼儀になっていない、イ・ガンの想いは恋情ではなく執着だと責める。
この初恋話は、イ・ガンがまだ罪悪感というものを感じていた頃の話だ。第1話参照。

放心状態で門を出たチャヒョンをナギョムが待ち構えていた。そしてチャヒョンが身を捧げてもイ・フィは死ぬ運命だと告げる。ルシゲに伴われて帰宅したチャヒョンは、彼女にとんでもない頼みをする。その頃、喬桐島では何者かがイ・フィを襲う。
翌朝、北方で知り合った3人の男たちがイ・フィを訪ねてくる。ト・ジュングクの元にもある男が訪ねてくる。その頃、チャヒョンは…。
いったいチャヒョンはルシゲにどんな協力を求めるのか?終盤短いが見ごたえのあるアクションが観られる。刺客の障子斬り、武器のないイ・フィは何で対抗するのか?いったいイ・フィを襲ったのは誰か?そして翌朝訪ねて来たのは?



■豆知識:喬桐島(キョドンド)
朝鮮半島を分断する38度線付近、江華島の西側にある島で、韓国では13番目に大きい。島内全域が民間人出入統制区域内にあり、軍事施設がある。2014年には喬桐島と江華島を繋ぐ橋が開通した。漁業は制限され、農業が奨励されおり米が有名。ここには、朝鮮動乱の時に北朝鮮から一時的に避難したもののそのまま帰れなくなった人が3000人ほど暮しており、そんな人々が故郷を懐かしんで大龍市場を作った。ここはチャン・グンソク主演「スイッチ~君と世界を変える~」で子供時代の主人公とアボジ(父親)が話す場面のロケ地となった。KBS「一泊二日」などでも島を紹介されており、暴君、10代王の燕山君が1506年の中宗反正によって廃位され、この島に流刑となった。

■キャスト/少年時代相関図(NHK番組サイト)
イ・フィ/ウンソン太君役:ユン・シユン/チョン・ジンソ
イ・ガン/チニャン大君役:チュ・サンウク/チェ・グォンス
チャヒョン(ジャヒョン)役:チン・セヨン
大王大妃シム氏役:ヤン・ミギョン
ヤンアン大君役:ソン・ビョンホ
パク・ギトゥク役:ジェホ/チョン・ジェヒョン
ルシゲ役:ソン・ジヒョン
ソン・オク役:イ・ギヨン
アン氏役:キム・ミギョン
クッタン役:ムン・ジイン
ユン・ナギョム役:リュ・ヒョヨン

NHKBS「不滅の恋人」番組サイト
 2019.08.04スタート 毎・日23:00~ 地上波初放送
 2019.03..03-07.14 毎・日21:00-22:00
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kandoratop【作品詳細】【「不滅の恋人」を2倍楽しむ】