一輪車に乗る新型ロボット『ムラタセイコちゃん』登場!

2008年09月23日23時31分商品・CM

村田製作所では、自転車に乗るロボットの『ムラタセイサク君』を1990年に製作し、これまで改良を続けてきたが、今度は、一輪車に乗るロボット『ムラタセイコちゃん』を製作した。【村田製作所】公式サイトでは、セイコちゃんのプレス発表の様子を報告している。

“ムラタセイコちゃんは、セイサク君の父方の従妹で幼稚園の年長さん、女の子。”

こんな夢のあるロボットを作った村田製作所は京都の電子部品メーカーで、初代の『ムラタセイサク君』の代からロボットを通して、子供たちに理科の楽しさを知らせてきた。子供たちから「今度は、一輪車に乗って欲しい」という声が寄せられ、およそ3,000万円をかけてセイコちゃんを開発した。

セイコちゃんの重さはおよそ5キロで、幅1.5センチのタイヤ1本だけで体を支えている。自転車と違って、前後左右に倒れることもあるので。ジャイロセンサーと呼ばれる傾きを感知する部品を1つ増やし、前後に傾いた時には車輪の回転速度を変えて転ばないようにしている。

また、自動車に使われている車間距離の測定機能を搭載しているので、対象物との距離を一定に保つことも可能だ。

セイコちゃんを間近で見た子供たちは、「倒れないのがすごい。将来がロボットクリエイターになりたいと思ってます」と更新した様子で興味津々。

村田製作所の開発担当者は「不思議なものが目の前にあるなあという感覚を持っていただけたと思いますので。その辺が不思議だなという感覚が理科に対する興味につながればいいかなと思っております」と語ったとのこと。

セイコちゃんは、今月末から千葉で行われる映像情報通信の国際展示場で、一般公開が開始される。

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