初回14.3%!大森南朋「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」第2話連続首つり!予告動画と第1話ネタバレあらすじ

2019年07月12日10時56分ドラマ
@テレビ朝日

法医学vs.絶対的権力“真実”をめぐる壮絶な戦いが開幕した!韓国の大ヒットドラマ「サイン」を大森南朋主演リメイクする!第2話は埼玉に飛ばされた柚木(大森南朋)が連続首つり事件の解剖を担当する!テレビ朝日7月18日(木)夜9時「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」スタート!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。

2019夏ドラマは2本の法医学ドラマがスタートした。フジ月9「朝顔」と、そして、この「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」となる。「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」は、民放連続ドラマ単独初主演となる大森南朋をはじめ、松雪泰子、仲村トオルという映画界でも活躍する重厚な俳優陣となる。

7月11日に放送された初回視聴率は14.3%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)となり、いきなりの好発進である。原作の韓国版「サイン」は韓国では最高視聴率25.5%まであがったが、今後、本作がどこまでその視聴率をあげてゆくのかを期待したい。

11日に放送された第1話には、圧倒的な歌唱力を誇るボーカルグループ「COLOR CREATION」のメンバーが本人役で出演した。横山涼演じる歌手とグループを組んで、台詞もある役であった。レギュラーの飯豊まりえ、高杉真宙とあわせて、ゲストの横山涼も特撮出身である。飯豊が「獣電戦隊キョウリュウジャー」に、高杉が「仮面ライダー鎧武」に、横山も「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」に出演していることもあり特撮ファンからの反応が多数あがっていた。

大森南朋は、ドラマ初主演となり、4日に行われた記者会見では「これまでに出たドラマでは、ゲストという立場が多かったんです。ゲストって何となく肩身が狭いんですよね(笑)。今回、主演ということで、大変なことも多いですが、のびのびとやらせていただき、本当に皆さんに感謝しています」と語っていた。仲村は熱い思いの解剖医の前に立ちはだかる大学の教授役として出演し、闇を抱えた役柄であるため、「僕の現場だけは、あまり楽しくないです」と話していた。第2話からは日本法医学研究院の新院長に就任する。鑑定結果を書き換えることもあり、いったいどんな闇を抱えているのか今後の展開から目が離せない。



■第1話あらすじ
国民的人気歌手・北見永士(横山涼)がライブ会場の控室で死んでいるのが発見された!だが、事件現場からは指紋もろくに採れず、北見の遺体が唯一の証拠と言っても過言ではない状況…。そこで、警視庁捜査一課の管理官・和泉千聖(松雪泰子)は遺体をすぐさま、死因究明に特化した国家機関「日本法医学研究院」へ搬送するよう指示を出す。

一方、地道な捜査を続ける警視庁捜査一課の刑事・高橋紀理人(高杉真宙)は、北見がただの病死ではないとにらむ。所属事務所の社長・会田幹彦(猪野学)、そして第一発見者であるスタイリスト・宮島清花(柳美稀)がそれぞれ、北見と揉めていたとの情報を入手したからだ。しかし、紀理人から報告を受けた千聖は、解剖結果が出るまで捜査は一旦保留だと一蹴してしまう。

そんな中、「日本法医学研究院」の院長・兵藤邦昭(西田敏行)はもっとも信頼する解剖医・柚木貴志(大森南朋)に、北見の司法解剖を一任する。ところが、どんな力が働いたのか、解剖直前になって、想定外の横槍が入ってしまう。なんと、警察庁の依頼を受けたという国立大学の法医学教授・伊達明義(仲村トオル)が突然現れ、自分が北見を解剖することになったと告げたのだ。

不可解な解剖医変更に納得のいかない柚木。彼は何を思ったか、北見の遺体を保管庫から盗み出すという暴挙に出てしまう。しかも、偶発的に解剖室へ引きずり込んだ新人解剖医・中園景(飯豊まりえ)も巻き込み、無許可で解剖を開始してしまう。伊達は柚木に「その死体に触れたらおまえは終わりだ」と告げるが、柚木は淡々と解剖してゆく。伊達はマスターキーを手に手術室に入ってくる。そして、柚木は伊達に死因は「窒息死、100%他殺」と断言する。

犯人が自首してきたが、青酸カリで殺したという。納得できない柚木に対して、伊達は解剖の証人は誰がいるのかという。その証人は中園だというが、伊達は自分がもう一度解剖すると遺体を押収してしまう。体内からは致死量に至らない微量の青酸カリが発見され、伊達は「肺の疾患があり少量の青酸カリで死んだ」と死因をマスコミ発表する。

納得できない柚木は、事件を調べ始める。そんな柚木に手伝いを申し出た中園だった。二人は防犯カメラから怪しい人影を探し出した。遺体から発見された繊維と同じ色をしたぬいぐるみを持っている女性が映っていた。千聖に再捜査を頼むが断られる。

柚木の父親は警察では自殺だといわれたが、兵藤が解剖し、真実を見つけてくれた恩人だった。柚木はそのことがあり解剖医を目指したという。

そして、柚木の無理矢理の解剖について懲罰委員会が開かれた。伊達は柚木の資格停止を求めるが、柚木は手続きの瑕疵は認めたものの解剖結果は正しかったと主張する。肺に疾患はなかったことは今からでも証明できると柚木は強気の発言をした。遺体は火葬されている時間だったが、兵藤が遺族に頼んで火葬を待ってもらっていた。そして、兵藤が公開で解剖するという。そんな兵藤に伊達は「柚木の見立ては正しいが、自分の発表は日本法医学研究員の為であった」と告げる。そのころ、千聖は再捜査を求めていた。

兵藤は、肺に病巣が見つかり微量の青酸カリでも死に至ると発表した。そして法医学研究院の失態の責任を取り院長の職を辞すると宣言する。柚木は兵藤の元に行くが、兵藤は理由を告げず「日本の法医学会の未来は柚木先生の双肩にかかっているんだからね。負けるなよ」と言って去っていてしまう。

伊達が「日本法医学研究院」の新院長に就任する。柚木は、埼玉中央医科大学に飛ばされてしまった。しかし柚木はまだ諦めていなかった。柚木の弟子になりたいと言う中園は事件の証拠を持ち出して、柚木を追って埼玉中央医科大学にやってきた。



■第2話あらすじ
殺された国民的歌手・北見永士(横山涼)の司法解剖をめぐる騒動を受け、国立大学の法医学教授だった伊達明義(仲村トオル)が「日本法医学研究院」の新院長に就任。北見の死因について、伊達の解剖結果とは異なる“窒息死”を主張した解剖医・柚木貴志(大森南朋)は、埼玉中央医科大学に飛ばされてしまった。あれから1カ月――。新人解剖医・中園景(飯豊まりえ)は柚木の弟子になりたい一心で、埼玉へ。なんと、北見が窒息死だったと証明できる唯一の証拠品=青い繊維を「日本法医学研究院」から盗み出し、柚木のもとへ持ち込む!だが、柚木は「それだけでは何の意味もない」と言い捨てる。

その矢先、埼玉の山中で若い女性の首吊り死体が見つかった!遺書もあったことから、自殺の線が濃厚かと思われるが、解剖した柚木は胸部の奇妙なアザに注目。徹底的に調べた結果、「自殺に見せかけた他殺」と結論づける。一方、都内でも若い女性の首吊り死体が発見され、「日本法医学研究院」で伊達が解剖に着手することに。奇しくも、その胸部にもアザが認められるが、伊達はある事情から早々に解剖を終了。「首吊りによる自殺で間違いない」と言い切った。

同じ頃、警視庁捜査一課の刑事・高橋紀理人(高杉真宙)は連続放火事件を捜査。空き巣の前科があるタクシー運転手で、埼玉在住の須賀原学(柾木玲弥)に目を付ける。だが、管理官の和泉千聖(松雪泰子)から「物証もないのに、前科者というだけでマークはできない」と、突き放されてしまい…。そんな中、さらなる事件が発生!あろうことか、埼玉で新たな首吊り死体が立て続けに発見される。

■原作豆知識
第1話は韓国版の第1~3話(ソ・ユニョン事件)をうまくまとめていたが、日本版第2話はどうやら韓国版第4~7話(連続殺人事件)をリブートするようだ。この回の見どころはダギョン(飯豊まりえ)に迫る危機!今回の事件では細めの目が優しい俳優チェ・ジェファン という俳優の演技が絶賛された。原作未視聴の方のためにもどんな役かは伏せておくが、気になる方は第4~7話(連続殺人事件)をチェック。その役を日本版では誰が演じるのか?次回の放送が早くも楽しみだ。
なお、韓国版「サイン」の各話の詳しいあらすじと見どころ、場面写真などは【「サイン」を2倍楽しむ】で詳しく解説している。

「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」は、テレビ朝日毎週木曜夜9時より放送。出演:大森南朋、松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、佐津川愛美、淵上泰史、吉田ウーロン太、小久保寿人、横山涼、柳美稀、猪野学、森川葵、木下ほうか、利重剛、西田敏行、仲村トオルほか。Twitter公式アカウントは「@sign_2019」。

テレビ朝日「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」番組公式サイト

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