大泉洋×池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」第4話 仲間を信じてリストラにも立ち向かえ!見どころと3話ネタバレあらすじ

2019年07月29日10時57分ドラマ
@TBS

大泉洋主演の「ノーサイド・ゲーム」第4話はチームメンバーが原因で仕事がキャンセルに!逆風の中、仲間を信じてチーム全員で立ち向かえ!TBS日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」8月4日(日)夜9時から第4話放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。

28日放送の第3話は、冒頭の相撲のシーンが話題を呼んだ。実際の練習にも取り入れられている方法で、タックル練習のために相撲部屋で稽古をつけてもらうシーンだ。本来、GMであり選手ではない君嶋(大泉洋)の廻し姿に、大泉洋が北海道で出演していた北海道テレビ(HTB)制作のバラエティ深夜番組「水曜どうでしょう」を連想した視聴者も多数いて、ネットでも評判となっていた。撮影は春日野部屋の協力の下、本物の力士を相手にメンバーが相撲をとったという。



公式サイトには、アストロズメンバーのPROFILE紹介のページが作成された。キャプテンの岸和田(高橋光臣)、エースの浜畑(廣瀬俊朗)、お笑いのブリリアンのコージなどの今までのラグビー歴をみることができる。お気に入りメンバーの経歴をみてからドラマを見るとそのプレーにより一層興味がわく。

地道にファンを増やし、開幕戦には前年とは大違いで観客を呼んだアストロズだが、8月4日に放送される第4話では、更に難題が噴出する。社会人スポーツの宿命ともいえる、スポーツをしながらの仕事での問題だ。第1話でも仕事を押し付けられたりしていたが、第4話では仕事上のミスの直接の原因にメンバーがなってしまう。君嶋ひきいるチーム全員でそのカバーをして、工場の人にもその存在価値を認めてもらうことができるのか?

■第3話ネタバレあらすじ
トキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」のGMを務める君嶋(大泉洋)は様々な数字を分析し黒字への可能性を探る。しかし昨年の平均観客数は非常に低く、その観客の大多数はタダ同然でバラ撒かれたチケットでの入場者だった。人気もなくチケットも売れなければ黒字化など不可能だ。さらに、プラチナリーグに参加している企業チームは日本蹴球協会に高額の参加費を払っている。協会はその資金を元手に試合の運営や宣伝、チケットの販売管理などを行っているが、参加費に見合うリターンがあるわけではない。君嶋はGM会議の席で収益向上のために知恵を出そうと提案するが、協会専務理事の木戸(尾藤イサオ)に一蹴されてしまう。他チームのGMたちも誰一人君嶋に賛同する者はない。

府中に戻った君嶋はファン獲得のために地元に密着した活動をしようと提案する。しかし新しいことを始めるには、ボールを買ったりして予算がかかる。君嶋は追加予算を獲得するべく役員会議で滝川常務(上川隆也)と対決することになった。追加予算について説明すると、滝川は「なんで赤字を埋めるために更に予算がいるのか?」と意地悪に言う。君嶋が説明すると、滝川は「遅い」といい、本来、もっと早く気が付くべきだと厳しく言うが、予算自体は通った。

トキワ自動車は中途採用の試験を行っていた。監督の柴門(大谷亮平)は、一人の男性・七尾圭太(眞栄田郷敦)に声をかけ、ラグビーができるといいというが、七尾は一般社員として受験したといって去ってゆく。七尾は海外でも活躍した選手だったが、怪我をきっかけに日本に戻っていた。

数日後、新監督の柴門(大谷亮平)は過酷で高度な練習を消化させるため選手をクラブハウスに寝泊りさせ合宿を始める。仕事以外はラグビー漬け、その合間にボランティアをさせられている選手たちはイライラを募らせる。キャプテンの岸和田(高橋光臣)は何とかチームをまとめようとがんばるが、心身ともに疲労し練習中に、注意力が散漫になり怪我をしてしまう。みな、限界を感じていた。そんな時、岸和田は入院している病院で、以前、ラグビー教室で会った子供と再会する。岸和田は”勇気”と書いたラグビーボールを少年に挙げていた。母親(ホラン千秋)の話では、そのボールをもらったことで手術に無事に臨むことができたという。少年は岸和田の心を明るくしていた。

君嶋は、練習後、居酒屋で暑気払いをする。ボランティアに不満をもっている選手たちは反発し、補欠の選手に「おまえらがボランティアをやれ」と八つ当たりをする。そんな選手に君嶋がボランティアは未来への投資だと熱く語る。今、社会人ラグビーが廃れれば、それはラグビー自体の衰退となってしまうという。ボランティアに行った先の子供たちをファンにして、スタジアムに来てもらい、チームのラグビーを見てもらいたい、大きな家族を作りたいと話す。岸和田も病院での少年との再会を話、みんなの心を一致団結させる。

そして迎えた開幕戦は、ボランティアやラグビー教室のかいあって、12,000人を動員することができた。ファンクラブの会員数も5,000人を超えていた。



■第4話あらすじ
ある日、本社に呼び出された君嶋(大泉洋)はプラチナリーグ勝利を滝川常務(上川隆也)に報告するが、滝川は厳しい口調でラグビー部に否定的な言葉を重ねる。それを聞いた君嶋は気を引き締めて更なる勝利と集客を誓う。そして君嶋は以前のツテを使いアストロズにビジネス誌の取材を持ってきた。レギュラー選手たちが写真を撮られている脇で、佐々(林家たま平)たち控え選手は雑用をこなしながら自分も取材されたいと闘志を燃やす。

しかし、トキワ自動車府中工場で深刻な問題が発生した。佐々のせいで数千万円分の取引が破談になったというのだ。彼の言動が「府中グリーンカントリークラブ」の責任者・青野(濱津隆之)の機嫌を損ねたことが原因らしい。佐々は肩を落とし、ラグビー部員たちも白い目で見られることに…。さらに君嶋にとってショックなことが起きた。あのカザマ商事買収案が取締役会議を通過したのだ。そしてこの件は何者かにリークされ、正式契約を待たずに世の知るところとなった。さらに買収を手がけた滝川は不採算部門のリストラも考えているらしい。君嶋は窮地に立たされる。

日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」は、毎週日曜夜9時からTBSにて放送。原作:池井戸潤『ノーサイド・ゲーム』(ダイヤモンド社刊)。出演:大泉洋/松たか子/中村芝翫/上川隆也/高橋光臣/西郷輝彦/大谷亮平/渡辺裕之/松尾諭/佐伯大地ほか。番組公式Twitterアカウントは「@noside_game_tbs」。番組公式Instagramアカウントは「noside_game_tbs」。PR動画は番組公式サイトで配信。

TBS 7月スタート 日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」番組公式サイト

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