「坂の上の雲」ほぼ実物大・戦艦三笠での撮影&会見配信中-NHK

2009年10月24日18時19分ドラマ
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11月29日から放送が開始されるNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の、戦艦「三笠」を舞台にした石川県ロケでの本木雅弘さんら出演者による会見の動画が、NHKの番組情報サイト「コレ見て!MOVIE」に配信されている。

今回のロケは、2010年以降に放送される第2部と第3部でのシーンとなる。会見には主役の一人である秋山真之役の本木雅弘さんのほか、連合艦隊司令長官・東郷平八郎を演じる渡哲也さんと、参謀長・島村速雄を演じる舘ひろしさんが、軍服姿で出席した。

会見で渡さんは、ドラマに関わることになったいきさつを、先に亡くなったた脚本の野沢尚さんへの思いを踏まえて語っている。一方、この日が初登場となった舘さんは同じ石原プロの主従関係にある渡さんとの久々の競演に終始笑顔。「島田速雄はどうしてもやりたかった役」と、ドラマにかける思いを語っている。

今回ロケに使われる戦艦「三笠」は、神奈川県・横須賀にあるおなじみの三笠ではなく、石川県内に改めて復元されたほぼ実寸の10分の9のスケールで制作されたオープンセット。マストまでの高さは50メートル、艦尾を省いた全長は80メートルという壮大な構えの中に、操舵室、艦橋などが精巧に再現され、室内の小道具は実際の三笠と同じイギリス製のアンティークが使用されている。

放送はまだ先だが、この精巧に再現された「三笠」がどのように映像で描かれるのか、大いに楽しみだ。

スペシャルドラマ「坂の上の雲」石川県ロケ取材会 NHK