【最終回】NHK大河 阿部サダヲ主演「いだてん」1964年10月10日東京オリンピック開幕!第47話予告動画

2019年12月09日13時22分ドラマ
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1964年10月10日、東京オリンピック開幕!前日までの雨が一転して晴天に!田畑(阿部サダヲ)は国立競技場のスタジアムに感無量で立つ!NHK総合15日(日)20時より、BSプレミアム18時より、BS4K午前9時より「いだてん」第47話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



■大松監督と東洋の魔女
1964年東京大会で金メダルを取った女子バレーボール日本代表。1962年、世界大会でロシアを下し世界一となった日紡貝塚女子バレーボールチームは、選手たちの結婚適齢期を考慮し、大松監督は引退を表明。しかし全国から「東京オリンピックまで続けてほしい」という声が多く寄せられ、選手たちは再びコートに立つ決意を。

「いだてん」では大松監督役にチュートリアル・徳井義実、そして河合昌枝選手役に安藤サクラが起用された。そんな中、徳井義実が脱税問題で芸能活動を自粛。しかしドラマ収録は既におわっており、撮り直しも効かないためそのまま放送(一部を再編集)。

徳井義実の出演に視聴者から抗議がくるかと思いきや、意外にもSNSでは賛辞の声が多く見られる。選手たちと大松監督の信頼関係の深さがよく描かれており、涙なくして見ることができない。

第46話では河合選手の父が危篤になり、栃木の実家に戻ったのだが、河合選手はすぐに練習に合流。大松監督は「帰ってくるな!お父さんのそばにおれ!」と涙ながらに言うのだが、河合選手は気丈にもコートに立ち、大松監督のボールを受けていた。

このシーン、昭和のスポ根ドラマのようだが(実際、設定は昭和)、令和になってもやはり感動してしまう。徳井義実×安藤サクラの涙の演技は、多くの視聴者に感動を与えている。

■前回(第46話)ネタバレあらすじ
田畑政治(阿部サダヲ)が組織委員会を辞めたからと、黒澤明が記録映画の監督を辞任。代わりに市川崑(三谷幸喜)が就任した。そのころ、聖火ランナーの最終走者の候補者があがった。昭和20年8月6日広島生まれの坂田義則(井之脇海)。広島に原爆投下された日に、広島で生まれた赤子が20年の時を経て、平和の象徴として聖火リレーの最終走者になる…田畑政治はその案に大賛成。

しかし政府はアメリカを刺激したくないと難色を示す。業を煮やした田畑は、組織委員会に乗り込み、オリンピックは政治ではない、スポーツの祭典だと主張した。

問題はまだあった。アテネから世界11都市を経て沖縄に届いた聖火を、日の丸で出迎えるという案にも黄色信号。当時、アメリカの占領下だった沖縄で国旗掲揚は認められていなかった。平沢和重(星野源)はある提案をする。

NHKが沖縄に聖火が到着したもようを中継する。その際、沿道の人たちに日の丸を持たせよう。それを中継し(既成事実をつくり)、平沢は番組内で「アメリカの寛大さは賞賛に値する」と賛辞。これならアメリカのメンツも保たれる。

いよいよ沖縄に聖火が到着。田畑自ら沖縄に出向き、600枚もの国旗を配った。その模様はテレビで中継され、多くの人が聖火リレーを見守った。全国4箇所からスタートし、総勢10万人ものランナーが走り、最終的に東京に戻って1つの聖火になる。そして最終ランナーが国立競技場の聖火台へ…。

国民やマスコミの期待がプレッシャーとなって、坂井はナーバスになった。一方、ブルーインパルスが大空に五輪マークを描くという案もなかなかうまく行かない。そして開会式前日、東京は土砂降り。予報も10月10日は雨。果たして、東京オリンピックは無事開幕することができるのか!?

■最終回「時間よ止まれ」あらすじ
1964年10月10日晴天。いよいよ東京オリンピックが開幕。田畑政治(阿部サダヲ)は一人スタンドで感無量で立っていた。そこへ足袋を履いた金栗四三(中村勘九郎)がやってくる。ゲートが開き、日本のオリンピックの歩みを支えた懐かしい面々が集まってくる。そのころ志ん生(ビートたけし)は高座で「富久」をかけていた。

NHK 12月15日(日)【総合】夜8時より【BSプレミアム】夜6時より【BS4K】朝9時より大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」最終回(第47話)を放送。再放送は【総合】毎週土曜日午後1時5分より、【BS4K】毎週日曜日午前8時より放送。

脚本:宮藤官九郎。出演:阿部サダヲ/中村勘九郎/松重豊/松坂桃李/星野源/神木隆之介/浅野忠信/ビートたけしほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_td_idaten」。第47話予告動画は番組公式サイトで公開。NHKオンデマンドにて見逃し配信。

NHK 大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」番組公式サイト

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