「ヘチ 王座への道」少論から老論に鞍替えした仁元王后は、英祖(延礽君)の永遠の後見人!

[01月23日11時30分]  【ドラマ】

「ヘチ 王座への道」少論から老論に鞍替えした仁元王后は、英祖(延礽君)の永遠の後見人!

©SBS

NHKBSプレミアム(日曜よる9時~)で好評放送中の韓国ドラマ「ヘチ 王座への道」の中に登場する人物と史書などに伝わる実像とを比べて見た!今回は19代王・粛宗の3番目の正妻である仁元王后金氏をモデルにした、イヌォン王妃/大妃(ナム・ギエ扮)を紹介、予告動画は番組公式サイトで公開している。※10話までのイヌォン大妃に関する一部ネタバレあり。



「ヘチ 王座への道」は、民のための政治を行い名君として伝わる朝鮮王朝第21代王・英祖(ヨンジョ)の不遇の王子が仲間に支えられて王になり、司憲府(検察組織)を改革して世の中を立て直していく。題名の「ヘチ」は、善悪を見極める力を持つ伝説の動物のこと。
【「ヘチ」を2倍楽しむ】では、「エピソード0」としてドラマの始まる前と派閥(党派)や、韓国での評判、その他の実在人物などまとめて紹介している。

■「ヘチ」で描かれる、イヌォン王妃(ナム・ギエ)は?
先王、粛宗(スクチョン)の正室。国王、景宗、イ・グム/ヨニン君、亡きイ・フォン/ヨルリョン君の継母。イ・グムを世継ぎの世弟(セジェ)にするのを後押しした。密豊(ミルプン)君イ・タンのことは快く思っていない。

hetiイヌォン大妃★ナム・ギエ(1961年9月13日生、170cm)
1997年36歳で舞台女優としてデビュー。2014年、53歳になってドラマや映画界に活躍の場を広げた。「太陽の末裔 Love Under The Sun」「ボーイフレンド」でソン・ヘギョの母役を演じたのをはじめ、「W-君と僕の世界-」ではハン・ヒョジュの母、「マザー 無償の愛」ではイ・ボヨンの実母など多くの作品で母役を演じている。そんな彼女が2019年に放送された「自白」では、主演のジュノ(2PM)法律事務所の事務補助員チン・グムスク役に抜擢。高身長のクールビューティーな彼女だが、50代になると母親役以外でのキャスティングは少なく、オファーをもらった時は、大いに喜んだそうだ。「ヘチ」では、毅然とした大妃役を知的に演じている。

■仁元王后金氏(イヌォンワンフキムシ)(1687年生~1757年没)
仁元王后は、19代王・粛宗の3人目の正妻。2番目の仁顕王后亡き1年後、粛宗が43歳の時、16歳で王妃となった。粛宗が彼女を選んだのは、家が少論派だったから。息子の景宗を案じる粛宗は老論派から景宗を守るために少論の家柄から王妃を選んだのだった(ちなみに年の差27歳だが、息子の・英祖も66歳で15歳の妻を迎えている。年の差50歳以上!)
しかし、粛宗が景宗よりも延齢君や延礽君(後の英祖)をより寵愛するようになると、自分も少論から老論へ鞍替えしてしまった。生き残るためにはそうするしかなかったのだ。延齢君が死亡して延礽君が残ると、老論は延礽君を支持。景宗が王位に就き、予定通り延礽君が世弟になり、病弱な景宗が世弟に代理聴政をさせようとすると、少論は猛反対。老論を王朝の中央から追い出し、世弟が王位を狙っているという疑惑で延礽君を殺害しようとした。この時、延礽君が救いを求めたのが仁元王后(大妃)だった。仁元王后は延礽君を養子に向かえ母として守った。その後、1724年、景宗があっけなくこの世を去って延礽君が21代王・英祖となった。英祖が困難にぶつかるたびに一肌脱いでくれた仁元王后。彼女がいなければ王座どころか、英祖は生き延びることもできなかった。英祖は、妃の貞聖王后ともども仁元王后に孝を尽くし天寿を全うした。享年71。彼女の亡骸は、仁顕王后・閔氏、粛宗らと共に京畿道西五陵の明陵で眠っている。
▼家族▼
実子はいない。父は金柱臣で、科挙の生員試験に壮元(首席)合格して官吏になった。その後、掌苑署の別監、順安(現、慶尚北道栄州)の県監を歴任。この時に娘が王妃に選ばれ、その後、護衛大将まで歴任した。忠義深い彼は、粛宗死亡後、哀痛のあまり病に罹りそのまま死亡した。
▼実像とドラマの違い▼
「ヘチ」の中のイヌォン大妃は、序盤、賤しい血筋のイ・グム(ヨニン君)を疎ましそうにする場面もあったが、実際の仁元王后はグムの母である淑嬪崔氏(「トンイ」のモデル)とも仲良く、グムを可愛がっていた。8話で、老論のミン・ジノンが「賤民の血が流れるヨニン君(イ・グム)に頭を下げられない」という言葉に対して、激怒したイヌォン大妃は「それならヨニン君を養子にする」というシーンがある。また、後継ぎ問題に苦悩する景宗に「孝宗の血筋と粛宗の骨肉は景宗と延礽君(イ・グム)しかいない」という書を渡しているが、実際の仁元王后も景宗に同様の書を渡した。ドラマでは大妃の方が大殿に出向いているが、史実には、景宗が深夜に仁元王后を訪ねてこの書を受け取ったとある。ちなみにこの書はハングルで書かれていたそうだ。また9話では、世弟にふさわしくないという抗議に怒る場面があったが、実際にも事が起こるたびに延礽君を守った。また、10話では、少論の重臣イ・グァンジャと幼馴染だったというエピソードで、彼女が少論の家門の出身だということもうまく伝えている。今後もイヌォン大妃はグムを守るために何をするのか、ドラマ後半もお楽しみに。

【「ヘチ」を2倍楽しむ】では今後も、実在人物の紹介や豆知識、各話の詳しいあらすじと見どころなどまとめて紹介していく。

NHK「ヘチ 王座への道」番組サイト
 2019.11.10スタート 毎・日21:00~22:00
Youtube|SBS NOW予告動画(日本語字幕なし)

kandoratop【作品詳細】【「ヘチ」を2倍楽しむ】

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