テレビ愛知「トンイ」第56-最終回あらすじと見どころ:王子の婚礼~民のために

12月03日09時24分ドラマ
Ⓒ2010 MBC

粛宗から「王妃に…」と言われながらも、これを断り、側室が王妃になれるからオクチョン(禧嬪)が苦しんだのだと進言し、粛宗はトンイの意をくんで、新しい王妃を迎える揀擇令を出させ、側室は王妃になれないと定めた!テレビ愛知で再放送中「トンイ」12月4日からの第56話~第60話(最終回)のあらすじと見どころを紹介、本作はU-NEXTでも配信中だ。

※12月11日~13日まではドラマ放送休止で、16日(月)からは、出世に全く興味がないのに命の危険を伴う暗行御史に任命されてしまったラ・イオン(オク・テギョン)と幸せを求めて離婚したキム・ジョイ(キム・ヘユン)という正反対の性格の二人が繰り広げる明るくコミカルなカップル捜査時代劇「御史とジョイ~朝鮮捜査ショー~」を放送する。



※ヒロインのトンイは、「ヘチ 王座への道」主人公の母に当たる。また、「イ・サン」最終回のその後や、ラストに登場した世子についてはこちらで紹介⇒「イ・サン」最終回考

【「トンイ-同伊-」を2倍楽しむ】では、各話の詳しいあらすじや時代背景、ハン・ヒョジュ&ペ・スビンが登壇したイベントの再現レポや、ドラマ視聴に役立つ資料などまとめて紹介している。また、同時代を描いた作品は「ドラマの年表-朝鮮王朝編」で確認できる。

■第56話「王子の婚礼」
クムに婚礼を挙げさせ宮殿から追い出そうとする仁元王妃に対し、トンイは王となる気が流れているといわれる家に住むソ・ジョンジュの娘をクムの相手に選ぶ。
それにより民がクムを将来の王とみなすようになるのを恐れた重臣たちが動揺し、チヤ・チョンスに不正の証拠をつかまれたチャン・ムヨルは、クムを婚礼後も宮殿に残すべきだと言わざるをえなくなる。
粛宗に二人の将来のことを確かめられたトンイは、世子とクムの二人とも王にしなければならないと考えていることを打ち明ける。
ドラマに登場する仁元王后は、実在する粛宗の3人目の王妃(第2継妃、1687~1757)。第56話の詳しいあらすじで詳細紹介している。一方、幼いクムも結婚することに。トンイが選ぶ花嫁は?

■第57話「王の密命」
トンイの考えを聞いた粛宗(スクチョン)は、重臣たちに王位を継ぐのは世子(セジャ)だと宣言する。また、トンイを宮殿の外に住ませると言い周囲を驚かせる。
粛宗の真意はトンイの夢をかなえるため、王位を世子に譲りクムを世弟(セジェ)にして、自分はトンイと共に暮らすというものだった。
それを探り当てたチャン・ムヨルは、クムが世弟となれば王位を継ぐことになりトンイが力を握り自分が排除されると考え、それを阻止するため、粛宗が不在となる宮殿で仁元(イヌオン)王妃を利用し重臣を動かして陰謀を企てる。
今回粛宗は、ソ・ヨンギらトンイの側近を左遷し、トンイにある手紙を残して療養へ出向いてしまう。果たしてその真意は?この回の詳しいあらすじと見どころは57話詳細で。

■第58話「思わぬ標的」
粛宗が宮殿を離れた翌日、チャン・ムヨルの画策でトンイも宮殿を出ることになるが宮殿の兵力をチャン・ムヨルに掌握されていた。チヤ・チョンスはトンイの護衛に私兵を集めるが、それこそがチャン・ムヨルの狙いだった。
そして宴に参席する世子を、集められた私兵が襲ったようにみせかけ、粛宗自身にトンイを罪人として追放させようとしていた。
事件後、チャン・ムヨルはトンイのところへ出向き、兵にトンイを捕らえろと命令するが兵は動かない。トンイは、仁元王妃から渡された「内旨」をかかげ、捕らわるのはチャン・ムヨルだと言った。
今回の見どころは、トンイとムヨルの頭脳戦。特にチョンス逮捕の瞬間はお見逃しなく。この回の詳しいあらすじと見どころは58話詳細で。

■第59話「真心の力」
トンイの話を信じた仁元(イヌオン)王妃は、チャン・ムヨルを捕らえさせ、その罪の証拠をつかみチャン・ムヨルたちは死罪となる。
粛宗(スクチョン)は、王位を世子に譲る意思を重臣たちに告げるが、それを思いとどませるため、仁元(イヌオン)王妃はクムを養子にして後継者としての地位を確実なものとさせたいと言った。
粛宗が王位に留まることになり、トンイも宮殿に残ると思われたが、トンイはクムを王妃の子として育てるため自分は外に出て、外から王となるように教育しようと決意する。
自分の不在時に、みごとすべての事件を解決したトンイに、粛宗がどんな言葉で慰労するのか、お聴き逃しのないように。この回の詳しいあらすじと見どころは59話詳細で。

■第60話(最終回)「民のために」
宮殿を出て(イヒョン)宮へ移ったトンイは、塀を壊し賤民たちへの門戸を開いた。父親が両班と役人に濡れ衣を着せられ捕らえられた娘ヨリに助けを求められたトンイは、まわりのみんなの協力を得て事件を解決、釈放させた。
賤民たちから世話になったお礼にと東屋を建ててもらうトンイを見たクムは、トンイが自分にそのような生き様を見せたかったのだと気づいた。
第21代王英祖となったクムが、トンイの墓参りに行くと、いまだにトンイを慕う賤民に墓は守られていた。
文字通り塀を壊して門戸を開くシーンに注目。「トンイ」のほとんどはフィクションだが、彼女が宮殿を出てからの生き様は、ドラマ「イ・サン」でみた英祖王の最期にダブって見える。ひょっとすると実際の英祖王の実母・崔淑嬪(チェ・スクピン)もドラマのトンイのような教育をクムに施したのかもしれない。ふとそんなことを思わせる素敵なエンディングをお楽しみに。この回の詳しいあらすじと見どころは60話詳細で。

■キャスト
トンイ/淑嬪(スクビン)チェ氏役:ハン・ヒョジュ
肅宗(スクチョン)役:チ・ジニ
禧嬪(ヒビン)チャン氏、オクチョン役:イ・ソヨン
仁顕(イニョン)王后ミン氏役:パク・ハソン
チャ・チョンス役:ぺ・スビン
ほか

テレビ愛知「トンイ」番組公式サイト
 2024年9月17日-12月10日 月-金17:25-18:25 再放送
 2023年1月19日4月13日 月~金09:30-10:30 再放送終了
 2019年11月6日-2020年2月5日 月~金09:30-10:30 終了
韓国番組公式サイト(無料3分動画)

kandoratop【作品詳細】【「トンイ」を2倍楽しむ】