キンコン西野の絵本『チックタック~約束の時計台~』を戸田恵子が朗読する動画が自粛疲れにお勧めと話題に

2020年04月25日21時46分暮らしと文化

絵本作家にしのあきひろ(キングコング西野亮廣)の絵本『チックタック~約束の時計台~』を女優で声優の戸田恵子が朗読する動画がYoutubeにて公開された。

『チックタック~約束の時計台~』は2019年4月に幻冬舎から刊行された絵本。にしのあきひろ6作目となる絵本で、作品史上、もっとも残酷で、もっとも美しい物語と評判になり発売前に重版がかかったほどの超話題作(Amazon)。



時計は、1時間に一回短針と長針が絶対重なるが、11時台だけは絶対に重ならない。短針が逃げ切って、次に重なるのは12時…
物語の舞台は町はずれにあるホタルの森の中。そこには、こわれていないのに11時59分で止まっているふしぎな時計があった。何年も、何年も前のこと…時計台に住み込みで働いている「チックタック」と、町の人気者「ニーナ」はある約束をするが…。

この絵本はひらがなが多くふりがなもふってあるので、幼い子供でも日本語を覚えたての外国の方にも読める。だが、美しい絵本を戸田恵子の優しい声で聴くとよりいっそう癒される動画になっている。すでに視聴した方からも感動のコメントが続々と集まっている。

・おうち時間にぜひ。
・号泣必至です。
・絵が綺麗すぎる。こんなん泣くに決まってる
・子供たちにも 大人たちにも見て欲しい、みんなの優しさが 目を覚ます物語。
・優しい気持ちになれます。今の心に寄り添ってくれる言葉と心地良い戸田恵子さんの声の癒されました。
・西野さん、ありがとう

本作が刊行されたのはちょうど一昨年の4月だが、まるでコロナ禍を予言していたような物語でもある。新型コロナウィルス拡散のために“巣ごもり生活”“ステイホーム”を余儀なくされている今、自粛疲れが出てきている人にぜひともお勧めしたい一作だ。



■動画紹介
著者:にしのあきひろ
朗読:戸田恵子
アニメーション:川上琢人
音楽:田口綾子(オープニング)
わたなべゆう(シーン1)
小嶋稜(シーン2)
田口綾子(エンディング)



※絵本作家:にしのあきひろ紹介(Amazonより一部抜粋)
1980年、兵庫県生まれ。芸人・絵本作家。極細のモノクロのペン1本で描いた絵本『Dr.インクの星空キネマ』などで世間を圧倒。その後、業界の常識を覆す完全分業制で、オールカラー絵本『えんとつ町のプペル』を刊行し、大ベストセラーに。『魔法のコンパス』『革命のファンファーレ』『新世界』などのビジネス書もすべて10万部突破のベストセラー。現在、有料会員制コミュニティー(オンラインサロン)『西野亮廣エンタメ研究所』は、会員数が2万2000人を突破し、国内最大となっている。

【公式】朗読 『チックタック〜約束の時計台~』(声:戸田恵子)