映画『許された子どもたち』コメント入り予告動画解禁！内藤監督と知識人とのリモート対談リレー開催も決定

6月1日（月）映画の日である異例の平日公開が決定した映画『許された子どもたち』の公開を記念して、漫画家・押見修造、犯罪加害者家族を支援するＮＰＯ法人理事長・阿部恭子、社会学者・明治大学文学部准教授の内藤朝雄、映画批評家・相田冬二のコメント入り予告動画が解禁され、この4人と本作の監督と脚本を担当した内藤瑛亮とのリモート対談リレーも27日より毎日正午から開催されることが分かった。

『許された子どもたち』は1993年「山形マット死事件」や、2015年「川崎市中1男子生徒殺害事件」など実際に起きた複数の少年事件に着想を得たオリジナル作品である。



『先生を流産させる会』『ライチ☆光クラブ』『ミスミソウ』など、その衝撃的な内容により作品が発表されるたび物議を醸す監督・内藤瑛亮が８年の歳月をかけて構想し、自主映画として完成させなくてはならなかった問題作。本作を制作するにあたり、10代の出演者を対象にワークショップを開催し、少年犯罪や贖罪の在り様について共に考えを巡らせた。

撮影は2017年の夏から冬、そして2018年春と長期間に渡り行われた。季節による風景の変化や役者の成長を取り込み、作品に豊かな広がりを加えていった。いじめや少年事件という社会問題を通じて、現代に蔓延する生きづらさを鋭く切り取った本作は、観る者の価値観や倫理観を激しく揺さぶるに違いない問題作である。

韓国で2020年5月28日（木）～6月6日（土）より開催される第21回全州国際映画祭、そして2020年6月9日（火）～6月14日（日）よりドイツで開催される第20回ニッポン・コネクションに正式出品することが決定している。

本作『許された子どもたち』は、内藤瑛亮監督8年ぶりの自主制作映画。長い時間をかけて丁寧に作り上げてきた作品に対する熱い思いに賛同した、『血の轍』などで人気を誇る漫画家の押見修造をはじめ、犯罪加害者家族を支援するＮＰＯ法人WorldOpenHeart理事長の阿部恭子、社会学者でいじめ問題研究の第一人者として知られる明治大学文学部准教授の内藤朝雄、ノベライザーとしても活躍している映画批評家の相田冬二の4名と内藤監督とのリモート対談をリレー形式でご紹介することも決定した。
動画は内藤監督オフィシャルYouTubeチャンネル又は各ページにて5月27日（水）から5月30日（土）にUPしされる。（※連日正午=12時UP）

◇内藤監督オフィシャルYouTubeチャンネル
　※5/27から5/30連日正午=12時UP

●5/27（水）正午解禁
◇映画『許された子どもたち』【特別対談】押見修造×内藤瑛亮＜前篇＞
◇映画『許された子どもたち』【特別対談】押見修造×内藤瑛亮＜後篇＞

●5/28（木）正午解禁
◇映画『許された子どもたち』【特別対談】阿部恭子×内藤瑛亮＜前篇＞
◇映画『許された子どもたち』【特別対談】阿部恭子×内藤瑛亮＜後篇＞

●5/29（金）正午解禁
◇映画『許された子どもたち』【特別対談】内藤朝雄×内藤瑛亮＜前編＞
◇映画『許された子どもたち』【特別対談】内藤朝雄×内藤瑛亮＜後篇＞

●5/30（土）正午解禁
◇映画『許された子どもたち』【特別対談】相田冬ニ×内藤瑛亮＜前篇＞
◇映画『許された子どもたち』【特別対談】相田冬二×内藤瑛亮＜後篇＞

■作品概要
出演：上村侑　黒岩よし　名倉雪乃 ／ 地曵 豪　門田麻衣子　三原哲郎　相馬絵美
監督：内藤瑛亮　脚本：内藤瑛亮　山形哲生
制作協力：レスパスフィルム　製作：内藤組　
2020年／日本／カラー／1.90:1／5.1ch／131分　
©2020「許された子どもたち」製作委員会　（PG12）
配給： SPACE SHOWER FILMS