NHKBSP「太陽を抱く月」第9話詳しいあらすじと見どころ:断ち切れぬ想い|予告動画
自分の眠る間に何が行われているのか気になるフォン(キム・スヒョン)は眠ったふりをして巫女ウォル/ヨヌ(ハン・ガイン)が自分の額に触れたことを知り、ウォルを追い出せと怒る!NHKBSプレミアム海外ドラマ枠で再放送中「太陽を抱く月」7月5日(日曜、夜9時~)放送の第9話の詳しいあらすじと見どころを紹介、本作はブルーレイとDVDも発売しており予告動画はYoutubeにて視聴できる。
※詳しいあらすじを知りたくない方はネタバレなしの9話あらすじをどうぞ。【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】ではキム・スヒョンとハン・ガイン。キム・ユジョンが来日したイベントの再現レポートや見どころなどまとめて紹介している。
■キャスト(少年・少女期)
ホ・ヨヌ/ウォル役:ハン・ガイン(キム・ユジョン)
イ・フォン役:キム・スヒョン(ヨ・ジング)
陽明君役:チョン・イル(イ・テリ=旧イ・ミノ)
キム・ジェウン/ウン役: ソン・ジェリム
ユン・ボギョン/ポギョン役:キム・ミンソ(キム・ソヒョン)
ホ・ヨム役:ソン・ジェヒ(イム・シワン)
※自らの正体を知らないヨヌを“ウォル”と表記。
■第9話「断ち切れぬ想い 」
寝所で目覚めたフォンは、厄受け巫女として秘かに付き添っていたウォルを見つけ、間者(スパイ)ではないかと疑う。「就寝の時だけでもせめて政務の苦しみと、胸に秘めた苦しみを忘れ安らかに眠ってほしい…」と王の体に触れた理由を話すウォルだが、フォンは巫女にヨヌを感じるも、怪しい巫女に惑わされているのだと自ら言い聞かせ、すぐに宮廷から追い出す王命を下す。ナ・デギルは、激怒する王に恐れおののき、国王の体に触れたウォルを大逆罪人であると言い、額に烙印を押して遠方に追い払えと命じる。
暗闇の中、厄除け巫女を押さえつけるフォン役のキム・スヒョンの演技がなんとも色っぽい。温陽での出会いも仕組んだことかと疑い、烈火のごとく怒るフォン。怒りの大きさで、巫女がヨヌかもしれないという疑念を振り払おうとするフォンの必死さがうかがえる。厳しい命を下すフォンの目の動揺に注目。
※厄除け巫女については豆知識:“厄受け巫女”は流し雛?で詳しく解説している。
巫女を連れ去ったのが観象監のナ・テギルだと考えた陽明君は、探りを入れるために王宮に出向く。そこで祖母である大王大妃ユン氏と会い、王位を狙う輩として罵倒されるが、陽明君は茶目っ気たっぷりにこれをやり返す。それでも心のざわめきは抑えきれずに出家した母の元へ出向く。帰依したが未だ髪を切っていないという母に、そのままにしておいてほしいと告げる陽明君。そして生まれ変わることができたら「もう一度会いたい人がいる」と、ヨヌへの変わらぬ想いを思わず口にする。
陽明君は巫女を連れ去ったのがテギルだとなぜ分かったのか?茶目っ気の裏に潜む洞察力の鋭さに脱帽。“ハエ”呼ばわりされた陽明君が、祖母ユン氏にぐうの音も出ないほど言い負かす台詞と表情に注目。そして母に髪を切らないでほしい理由として「王の身にもしものことが起これば…」この後続く陽明君の言葉は本心なのか?
※観象監とは、天文・風水地理・暦とその推算法・占術・測候・水時計などに関する業務を担当する部署に所属する学者のこと。詳しくは「王女の男」4話の「■豆知識」で詳しく解説している。
大王大妃から陽明君を警戒するよう言われたフォンは、異母兄である陽明君への信頼の気持ちは変わらないものの、周りに利用され、陽明君が傷つくことを心配する。そして追い出した厄除け巫女ウォルの正体を突き止めるためにウォルが何者であるかをウンに徹底的に調べさせる。
娘(ウォル)の危機を察したヨヌの母シン氏(ヤン・ミギョン)。少女ヨヌ(キム・ユジョン扮)との夢での再会シーンが悲しい。一方、不機嫌な朝を迎えたフォンが、女官達に「今度、チョンゴルを出したら許さない」と朝食の文句を言うが、この“チョンゴル”とは王の毎日の食事(宮廷料理)にでてくる鍋料理のこと。具材を入れてスープと煮込む大衆的な鍋料理“チゲ”と違って、素材を先に下ごしらえしてチョンゴル鍋に彩りよく並べる。
そんな中、一か月後の夜とぎまで康寧殿への出入りを禁じられた王妃ポギョンは、厄除け巫女の存在を知ると不吉な予感を感じる。フォンが密かに外戚排除の機会をうかがっていると考えるユン・デヒョンは、娘ポギョンからノギョンが戻ってきたことを聞き、せっかくて手なずけたクォン氏を大王大妃が星宿庁から追いだしたことを苦々しく思う。
康寧殿は国王の寝殿。ここで臣下たちと政務を執ったりもする王の生活空間。
ついにウォルが大逆罪人として刑が執行される日。ウォルの美しい額に烙印を押しつけられそうになったその時、ウォルが本当の巫女でユン・デヒョン一派とまったく関係していないことを知ったフォンの「再び王の厄受け巫女として認める」という王命によって救われる。
ウォルを助けたのはウンのひと言。その一言で、フォンの心をかき乱しているのが巫女ウォルではなく、フォン自身のヨヌへ絶ちきれない想いだと認める。
ウォルは、王フォンへ反省文を書こうと文房具店に向かう。店主に恋文を書くのか?と冷やかされたウォルの脳裏に、またもや不思議な記憶がよみがえる。そして助けてくれた陽明君と再会する。目の前の巫女に胸中の悲しみを言い当てられた陽明君は、ますます巫女がヨヌだと考えるが、巫女は「神力で感じ取っただけ」と答え、フォンが名付けてくれたウォルだと名乗って立ち去ってしまう。
記憶は失くしても反省文を手紙にしようと考えるヨヌの習慣は変わらない。文房具店でウォル(ヨヌ)とシン氏がニアミス!シン氏は娘に気づくのか?
厄受け巫女としての務めを再開した夜。部屋にウンはおらず、フォンは眠っていなかった!
◇ NHKBSプレミアム「太陽を抱く月」番組公式サイト
2020.05.10スタート 日21:00-22:00 再放送
2014.05.10-09.20 土08:30-09:30 再放送
2013.01.20-06.23 日21:00-22:00 放送済
◇Youtube「太陽を抱く月」予告動画
◇作品公式サイト
【作品詳細】【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】
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