吉川晃司主演「探偵・由利麟太郎」ついに最終章へ!第4話のあらすじと第3話ネタバレ、予告動画

2020年07月06日08時00分ドラマ
@フジテレビ・カンテレ

薔薇の花びらが敷き詰められたコントラバスケースに、美人オペラ歌手(高岡早紀)の遺体が!嵐の夜に次々起こる不穏な事件…!吉川晃司、田辺誠一、志尊淳が蝶々夫人の亡霊と暗号化された楽譜の謎に挑む!横溝正史原作ホラーミステリー最終章へ!「探偵・由利麟太郎」カンテレ=フジテレビ系、7月7日(火)第4話「マーダー・バタフライ 前編」見どころと第3話「殺しのピンヒール」ネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



6月30日に放送された第3話の平均視聴率は6.6%、第2話から0.3ポイントアップという結果になった。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)「探偵・由利麟太郎」は、京都を舞台に、元警視庁捜査1課長の白髪の名探偵・由利麟太郎(吉川晃司)が、ミステリー作家志望で助手の三津木俊助(志尊淳)と数々の奇怪な難事件に挑むホラーミステリーだ。

第3話「殺しのピンヒール」では、俊助が殺人の容疑者として拘留されてしまい、いつもは言葉少なく要点だけを示す由利が、めずらしく事件について饒舌に語っていた。ドラマは横溝原作の『銀色の舞踏靴』と同じく夫が犯人だったが、閉塞感に苦悩する専業主夫や犯行に連続殺人の予定がなかったことなど、大きくアレンジが施され、今回も新しい物語として楽しむことができた。

Twitter上では、ドラマの最後に由利と等々力の昔の愛称「トド」「ゆりりん」が明かされた後、「等々力警部からゆりりんでました!」「なにこれ!かわいい!」「ゆりりんが爆誕!」とおおいに沸き、部員2人の弓道部の話など、古い付き合いを感じさせる会話に注目が集まった。

さらに、パーティー会場となったクラブ“EIGHT GRAVES”=『八つ墓村』、モデル事務所“DOG GOD AGENCY”=『犬神家の一族』を、“パティオ霧山”=『霧の山荘』と、金田一耕助シリーズにちなんだ名称がドラマの中に登場していたことも、話題にのぼっていた。

7月7日放送の第4話「マーダー・バタフライ 前編」では、高岡早紀演じるオペラ界の歌姫・原さくらが殺害される。そして、死んだはずのさくらが亡霊となって現れ、さらなる悲劇が巻き起こる…!

さくらの夫・聡一郎を演じる大鶴義丹は、聡一郎について、ただ単に悪い人間ではなく、人間味がある役だとし、「単なる悪い役って演じる側としてはつまんないので。ある種まともじゃない夫婦間の愛や、ホラー要素も多く、結構マルチな芝居を要求されたので非常に楽しませていただきました」と語り、吉川との共演について「芝居をご一緒すると、一瞬、意外なアプローチをするなぁって思うことがあって。ロックスターの方ってこういうアプローチをするんだって、とてもエキサイティングに見させていただきました」とコメント。

また、「登場人物も多く、いろいろ癖のある人物がうじゃうじゃ出てきます。濃厚で複雑な人間関係が渦巻いていて、そこに、吉川さん演じる由利麟太郎の名推理が入ってきます。あとは、かまりホラー要素が強いので、夏に楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」と作品をアピールしている。

2週にわたって繰り広げられる最終章・前編、次回はじっくりと謎解きを楽しめそうだ。

■第3話「殺しのピンヒール」ネタバレあらすじ
仮装パーティーに出演したモデルの名越優美(村川絵梨)は、出番を終えて戻ってきたVIPブースで、サンプルと思われる香水の小瓶をピエロから受け取るが、モデル仲間の白川珠喜(鳥居香奈)に小瓶を取り上げられる。その直後、小瓶の香水を浴びた珠喜は突然けいれんを起こし、倒れてしまう。優美が慌てて助けを呼びに行くと、すれ違うようにやってきたのは俊助(志尊淳)。俊助は出版社の編集担当・山岸(木本武宏)に誘われパーティーに参加していた。偶然にも珠喜が履いていたピンヒールを拾い、持ち主を探していると珠喜の死体を発見!俊助は殺人容疑で逮捕されてしまう。

一方、店の裏口では、川瀬文乃(阿部純子)が、踊りながら歩き去るピエロを目撃していた…。帰宅した優美は、パーティーで起きた惨劇を料理研究家志望の夫・恭介(浅利陽介)に話す。恭介はショックに打ちひしがれている妻をなぐさめようとするが、優美はうんざりした様子で恭介にきつい言葉を浴びせる。

翌朝、等々力(田辺誠一)から俊助逮捕の知らせを受けた由利(吉川晃司)は、早速、珠喜を毒殺した真犯人を捕まえるべく殺人現場へ。「久しぶりのタッグだ」とどこか嬉し気な等々力とともに、犯人が残した痕跡を追っていく。由利は犯人が34cmの靴を履いており、裏口付近で踊っていたことも
突き止める。

一方、殺された珠喜と同居している文乃の元をピエロが訪れ、加湿器に毒を仕込み文乃も殺害。由利は拘留されている俊助に面会し、靴のサイズが34cmの人はいなかったかと問う。由利と初めて会った時に言われた「大事なのは観察」を念頭に、パーティーにピエロが参加していたこととを思い出す。その言葉を聞いた由利は「ピエロなら踊るのも自然か」と言い、留置場を後にする。

再び優美の家を訪ねると、ピンヒールは盗まれたと夫・恭介が証言。しかし、室内に靴跡はなく、犯人は素足で押し入ったとみられ、足跡からDNA採取することとなった。次にモデル事務所の社長に聞き込みに行く。そこで由利がピエロを見たか?と聞くと、スタッフの木島が見たと答える。

由利と等々力は文乃の家を訪ね、ピンヒールを履かされ、階段で死んでいる文乃を発見。壁には「ピンヒールは呪われている」と赤い文字が…。由利は、いきあたりばったりで、連続殺人に辻褄を合わせようとしている犯行だといい、容疑者のピエロはクラブの裏口から逃げるところを、文乃に見られ正体を知られたために殺害したのだと推測する。

名越家にあった足跡のDNAは、恭介のものと判明し、俊助の容疑は晴れて釈放となった。名越家で由利と合流した俊助は、恭介の犯行の動機は妻の不倫にあり、彼女を殺すためだったのではと推理を語る。さらに、由利は恭介が用いた毒物はさとうきびのカビから作られ、蛇の毒より猛毒といわれる“清明のさとうきび”とつきとめる。等々力の指示で警察がモデル事務所に行くと、木島は何者かに襲われており、社長はヒールを目に突き刺され殺害されていた。

恭介は優美を殺害するため料理スタジオに連れて行った。そこで優美に「毒…息ができない。君の支配下で窒息しそうだ」と不満を吐き出し、殺害しようとするが反撃にあい、もみ合ううちに由利たちが到着し、恭介は逮捕された。何故自分が殺される目にあわなければならないのかと問う優美に、由利は、恭介は自由を奪われると感じ、檻を壊すしかないと思ったのだろうと語る。さらに、連続殺人にみせるために、自分を踏みつける象徴としてピンヒールを使ったのだと…。

■第4話「マーダー・バタフライ」あらすじ
オペラ界のスターでソプラノ歌手の原さくら(高岡早紀)は、弟子で若手歌手の相良千恵子(吉谷彩子)、テノール歌手の小野竜彦(佐野岳)、マネージャーの土屋恭蔵(鈴木一真)と助手の雨宮順平(水沢林太郎)、そのほかオーケストラの楽団員らとともに、東京での公演を終え、次の舞台・大阪へと向かっていた。

ところが翌日、会場に集まった一同は、さくらがいないことに気付く。さらに、見知らぬ女の子に手紙を渡された小野が、中を見た瞬間、顔色を変えて出て行ってしまう。一行のもとには東京からの荷物が届き、コントラバス奏者の川田良介(佐渡山順久)が自分の楽器が見当たらないと騒ぎだす。しばらくして川田のコントラバスは無事に見つかるが、ケースの中にはバラの花びらに覆われたさくらの遺体が入っていた!

さくらの夫・聡一郎(大鶴義丹)に誘われ、三津木俊助(志尊淳)とともに会場を訪れていた由利麟太郎(吉川晃司)は、絞殺されたさくらの遺体から砂が落ちたことに気付く。また前日の夜、千恵子がさくらに頼まれて代わりにホテルにチェックインしたことも判明。さらに、さくらの持ち物には、暗号化された読めない楽譜が…。それは、同じ楽団のバリトン歌手・志賀笛人(水橋研二)の弟子で、当時新人歌手だった藤本章二(池岡亮介)が殺害された際に、楽譜を手にしていたという事件をほうふつさせた。

スター歌手だったさくらの死にショックを隠せない楽団員たち。すると、メンバーの間ではたびたびさくらの亡霊が目撃されるようになる。そして犯人が分からないまま、一行にはさらなる悲劇が迫っていて…。

フジテレビ 2020年6月16日(火)スタート毎週火曜日夜9時から放送、ドラマ「探偵・由利麟太郎」全5話。出演:吉川晃司 志尊淳 田辺誠一 どんぐり 木本武宏 ゲスト出演:新川優愛 水上京香ほか。番組公式Twitterアカウントは「@ktvyuri8」。関連動画は番組公式Twitter、番組公式インスタグラムで公開されている。

フジテレビ・カンテレ「探偵・由利麟太郎」番組公式サイト
フジテレビ・カンテレ「探偵・由利麟太郎」番組公式インスタグラム

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