NHKBSP「太陽を抱く月」第12話詳しいあらすじと見どころ:切なき恋心|予告動画
ウォル(ハン・ガイン)が来るのを心待ちしていた陽明君(チョン・イル)が見たのは、フォン(キム・スヒョン)と一緒に人形劇を観るウォルだった…NHKBSプレミアム海外ドラマ枠で再放送中「太陽を抱く月」7月26日(日曜、夜9時~)放送の第12話の詳しいあらすじと見どころを紹介、本作はブルーレイとDVDも発売しており予告動画はYoutubeにて視聴できる。
※詳しいあらすじを知りたくない方はネタバレなしの12話あらすじをどうぞ。【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】ではキム・スヒョンとハン・ガイン。キム・ユジョンが来日したイベントの再現レポートや見どころなどまとめて紹介している。
■キャスト(少年・少女期)
ホ・ヨヌ/ウォル役:ハン・ガイン(キム・ユジョン)
イ・フォン役:キム・スヒョン(ヨ・ジング)
陽明君役:チョン・イル(イ・テリ=旧イ・ミノ)
キム・ジェウン/ウン役:ソン・ジェリム
ユン・ボギョン/ポギョン役:キム・ミンソ(キム・ソヒョン)
ホ・ヨム役:ソン・ジェヒ(イム・シワン)
※自らの正体を知らないヨヌを“ウォル”と表記。
■第12話「切なき恋心」
向かい合ったフォンとウォルの姿を見て踵を返す陽明君。そんな陽明君の後を追う友のウン。フォンとウォルのことを知りながら自分に何も告げなかったことで、ウンがすでにフォン側の人間だと実感し悲しげな眼でかつての友を見つめる陽明君。一方、思いがけずウォルと人形劇を楽しんだフォンだが、その内容が低俗で矛盾だらけだったとケチをつける。そんなフォンに「人と人との間は理屈通りにいかない」と反論するウォルは、心の中で星宿庁を去ることを告げる。フォンと別れたウォルの前に現れた陽明君は、チャンシルの面倒を見ていたのが自分だと伝える。明るく会話を交わしながらも、「チャンシルに会いに来ることも忘れるほど何に心を奪われたのか?一度目は絶えられたが二度目は辛すぎる…」と告げる。
フォンがケチをつけた人形劇のストーリーは「平凡な娘がお忍びで町に出ていた王と知り合い、恋に落ちる」というもの。人形劇の代金をウォルに払ってもらい、ウォルの横顔に見惚れていたのは誰(笑)?宮殿に戻ったフォンを待っていたのは内官ヒョンソンの小言。そんなヒョンソンをBL的なジョークで躱すイタズラなフォン。2人のやり取りに笑えるが、残念ながらこのシーンはNHKではカット。
厄受け巫女が気になる王妃ポギョンは、康寧殿(王の寝殿)に向かう巫女を確かめに行く。ヨヌとは似ても似つかぬ巫女を見たポギョンは、血相を変えて部屋に入り、「勝手にあの巫女をお抱きください。王妃である自分に心を与えなくとも、国母はこの私です」と暴言を吐いて出ていく。代わって入って来た巫女を見たフォンは、ウォルでないことに激怒し、ウォルを呼びつけ、自分のウォルに対する気持ちが何なのかはっきりするまで、勝手にそばを離れるなと命じる。
ヨヌに似ていたら悔しいが、似ていなくても腹が立つ。女性視聴者には複雑な女心が分かるのでは?一方、「勝手にそばを離れるな!」と激怒しながらも涙を浮かべた王命は、そのまま恋の告白!ウォルもフォンの想いを感じ取ったはず。
数冊の承政院日記が紛失したと、騒ぎになりそうになるが、ウンが元に戻して事なきを得る。ところが先王に仕えていた元尚膳が自殺を図り、フォンは世子時代に成均館のチャンイをしていた義禁府のホン・ギュテを密かに呼び寄せ、尚膳の自殺を調査する裏で内密に8年前の世子嬪(ヨヌ)の死の全容を調べるよう命じる。
死亡した元尚膳(内官の長)は、ヨヌの死の真相の鍵を握る人物。昨夜フォンが訪ねた相手だ。変わり者のホン・ギュテ役を演じるのは「推理の女王」でチェ・ガンヒの夫役を務めたユン・ヒソク。
フォンがお忍びで出かけた理由に考えを巡らせたユン・デヒョンは、フォンが8年前のヨヌの死に疑惑の目を向けているのではないかと、大王大妃に報告するが、大王大妃は子どもさえ授かればフォンもおとなしくなると意に介さない。
深刻な展開の中、ミナ王女の天真爛漫さが救いだが、祖母である大王大妃に会うとさすがのミナ王女も8年前の恐怖を思い出すようだ。
陽明君からの手紙と贈り物を受け取ったウォルは部屋を出て待っていた陽明君に、なぜ自分に構うのかと尋ねる。「お前が好きだ…お前のおかげで心が温かくなった。確かに始めは心の中の人(ヨヌ)に重ねたが、今は目の前にいるウォルが好きだ」と恋心を訴える
陽明君の軽口の後の切ない告白が胸を打つ。
その夜、厄除け巫女として康寧殿に向かったウォルは、読み物をするフォンの顔をじっと見つめる。ウォルの視線を感じたフォンは、「端正な私の顔を心行くまで見るがいい」とうぬぼれを口にする。その言葉に吹き出すウォル。元尚膳の死に気がめいるフォンは、ウォルを誘って夜の散歩へ。何かに心を痛めていると察したウォルに、「大切に思う者をみんな死に追いやってしまい、無念も腫らしてやれない」とツライ本心を吐露する。「みんなに王様の真心は通じているはず。どうぞご自分を責めないでください」とウォル。さらにフォンが明かそうとしている真実はきっと明かされるはずと、断言するウォルの言葉に癒されるフォン。
ウォルの言葉に、こわばっていた表情が和らいでいくフォンの表情の変化をお見逃しなく。
一方、3日後に夜とぎの日が決まったが、相変わらず冷たい態度で拒み続けるフォンに、ユン・デヒョンは王妃であり娘のポギョンから授かった秘策“ウォルの身の安全”をちらつかせフォンを納得させる。
夫の恋心を利用してまで夜とぎを迫る妻。一族の期待を背負っているとはいえ、ポギョンの執念が恐ろしくもあり、憐れでもある。とはいえ、ポギョンが父ユン・デヒョンに授けた秘策が恐ろしすぎる。
今夜が夜とぎの日だと知ったウォルは胸を痛め、庭で一人涙を流す。そこに陽明君が現れ、「オレではだめなのか。オレと一緒にここから逃げよう」と切なく愛を告げる。その頃、寝殿で向き合う王ォンと王妃ポギョン。勝ち誇ったように「王様がなんと言われようが、私は王の后です」というポギョンを、強く引き寄せるフォンは…。
ついに恋の2ラウンドが本格的に始まった。2ラウンドは初恋以上に切ない恋模様が待っている。
◇ NHKBSプレミアム「太陽を抱く月」番組公式サイト
2020.05.10スタート 日21:00-22:00 再放送
2014.05.10-09.20 土08:30-09:30 再放送
2013.01.20-06.23 日21:00-22:00 放送済
◇Youtube「太陽を抱く月」予告動画
◇作品公式サイト
【作品詳細】【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】
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