「ゲゲゲの女房」、水木氏の地元・調布で初ロケ、動画配信中-NHK

2009年11月30日10時11分ドラマ
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2010年春放送開始のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の東京・調布市内でのロケの模様が、NHKの番組紹介動画サイト「コレ見て!MOVIE」に配信されている。

「ゲゲゲの女房」は漫画家・水木しげるさんの妻・武良布枝さん原作の自伝を元に、夫妻の青春物語を描く人情ドラマ。今も水木さん夫妻が在住する調布は、ドラマの主な舞台となる。

撮影は、水木夫妻が若い頃を過ごした面影が残る深大寺周辺を中心に行われた。昭和30年頃の衣装姿のヒロイン・松下奈緒さんは、「深大寺がこんな立派なお寺だったとは」と気に入った様子。

一方、夫・水木しげるを演じる向井理さんは、この撮影直前に水木さん本人に初めて直に会い、「見せようとしなくていいので、力を抜いてやりなさい」とアドバイスをもらったそうで、「その一言で背中を押してもらった気がするし、肩の荷が下りて泣きそうになった」と語った。

さらに取材会のゲストとして原案を書いた武良布枝さんが登場し、「(ドラマ化は)降ってわいたような話ですが、この上はいい結果を願うばかり」と出演者らの労をねぎらった。

「ゲゲゲの女房」調布ロケ取材会 NHK