役所広司、堺雅人と生共演で“半沢直樹”としゃべってるみたい!TVCM「宇宙人ジョーンズ・農場」篇WEB先行公開

2020年09月08日04時00分商品・CM
©Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

サントリー食品インターナショナル(株)は、サントリーコーヒー「クラフトボス」の新TVCMとして、役所広司、堺雅人、杉咲花、トミー・リー・ジョーンズが出演する「宇宙人ジョーンズ・農場」篇30秒を、9月8日(火)からWEBにて先行公開し、12日(土)から全国でオンエアすることが分かった。



TV-CM放映4年目を迎えた今夏より、「リアル」に出勤する働き方だけでなく、現代社会の新しい働き方として広がりつつある「リモートワーク」を組み合わせた「どこでもワーク」をテーマに、役所広司、堺雅人、宇宙人ジョーンズを演じるトミー・リー・ジョーンズが出演する新展開が開幕。CM最新作では、コンサルティング会社に勤める堺とジョーンズが、得意先の農場主(役所)のもとへ遠路はるばる足を運んだ際に遭遇した、とある驚きの出来事と、そこで交わした会話、農場主に扮した役所の意外な人物像が、コミカルな世界観とともに描かれる。

CM前回はリモートを舞台にした役所と堺の貴重な初共演が、今回いよいよリアルなお芝居で実現したほか、今回から堺の部下役として杉咲花がリモートで参加。さらには、「どこでもワーク」ができるようになった世の中を象徴するアイテムとして、「どこでもドア」が劇中に登場し、ラストシーンでは宇宙人ジョーンズの部屋に、あの国民的キャラクターのドラえもんが姿を現すなど、見どころ満載の新CMに仕上がっている。

●前回CM<:役所広司と堺雅人が初共演する「クラフトボス」新TV-CM

CM役所は、頑固でこわもてな外見のイメージと真逆(?)で、ドローンを活用して、農業そのものを合理化していたり、わざわざ会いに来た担当の堺との打ち合わせも「リモートでいいじゃないか」と指摘するなど、それぞれの仕事を楽にする最新技術や、新しい働き方に対して柔軟な考えを持ち、それを実践に移す行動派の農場主を生き生きと演じている。CM
そんな個性的なキャラクターを表現するシーンの、ドヤ顔を見せるカットの撮影では、「ごめん、途中で笑っちゃったよ」と監督がカットをかける前に告白し、スタッフの笑いを誘うなど、状況や役どころを楽しみながらお芝居に臨んでいた。

CMリモートによる画面越しの対話だった前回を経て、いよいよ役所と堺による本格的なお芝居が実現した今回の撮影。記念すべきファーストカットは、堺が「社長~!」と呼びかけながら、畑仕事をしている役所に駆け寄るシーン。ところが、「画面越しというのがもどかしくて、早く同じ現場で撮影したい!」という願いがようやくかなった興奮のせいか、事前に指示された最終的な立ち位置を大きく踏み越えて、役所のすぐ近くまで来て、自身が主演するドラマ「半沢直樹」での演技のようにグイッと顔を寄せてしまった堺。監督の「近いですね」というダメ出しに、役所やスタッフの間から大きな笑い声が聞こえてきた。

CM今回、杉咲はリモートで参加。キャスト同士の対面ではなく、スマホやノートパソコンのインカメラを使った慣れないリモート撮影に、最初は「不思議な感覚」と、画面の向こうにいる上司役の堺たちとの距離感がつかめずにひと苦労。それでも、監督から「背筋が伸び過ぎかも」「もう少し肩の力を抜いた感じで」というアドバイスを受けて臨んだ次のテイクでは、自然体のお芝居を披露し、現場を大いに盛り上げていた。



撮影の後には役所広司、堺雅人、杉咲花へのインタビューも行われた。

CM

――共演はいかがでしたか?
【役所】:堺さんとはこの前のリモートでの撮影もそうでしたが、向こうからも伝わってくるものがあるし、僕からのもしっかり受け止めてくれる、いい感じのキャッチボールができている感覚があるので、演じていて非常に楽しいです。「半沢直樹」は僕も見ているので、何となく半沢直樹としゃべっているような感じがしましたよね(笑)。ちょうど撮影が大変な時期で、非常に苦労して撮っていると伺ったので、何とか最終話まで頑張ってほしい、応援しています、という話をしました。
【堺】:役所さんとは前回、リモートでの共演だったので、今回は直接お話ができて、非常にうれしく思っております。
【杉咲】:私はリモートだったので、完成したCMを見て、「あ、役所さんと堺さんと共演させていただいたんだな」って実感すると思うんですけど、やっぱり直接お会いしたいですね。ご一緒できる日を楽しみにしています。

――リアルとリモートを組み合わせてこんな働き方ができたらと思うことは?
【役所】:それぞれの肉体が現場に行かなくても撮影を成立させないといけない時は、そういう仕事の仕方があると、経済効果も上がっていくんじゃないかという気がします。
【堺】:実際にお芝居をしている役者がリアルなので、スタッフさんの機械がどんどん発達していくと、よりお芝居がやりやすくなるんじゃないですかね。カメラの台数が増えたり、照明も簡単に持ち運びができたりすると、いろんな所でロケができるし、リアルの楽しさがちょっとぜいたくになってくるような気がします。

――CMをご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
【役所】:新しいCMは農業編です。ドラえもんも、「どこでもドア」も出てきます。最高に面白いCMになっていますので、ご期待ください!
【堺】:今回「どこでもドア」が登場しましたが、今後ドラえもんとどういう風に絡んでいくのか、個人的には非常に気になっています。皆さんも楽しみにしていてください!
【杉咲】:今回はリモートワークを推しているシーンが出てきて、見てくださる方の中にも、きっと同じような日々を過ごされている方もいらっしゃって、共感できる点がたくさんあるのかなと思います。そんなリモートワークのちょっとした合間に、「クラフトボス」を飲んで、ホッとしてやる気が出て、またがんばろうと思っていただけたらうれしいです。

インタビューの全文は、以下の「メイキング・インタビュー動画」で確認できる。