BS朝日「ミセン-未生-」第11-15話あらすじと見どころ:パク会長の不正を暴いたオ課長が次長へと昇進する|予告動画
BS朝日で放送の韓国ドラマ「未生~ミセン~」(全22話)は韓国の会社員生活をリアルに描き全世代の共感を呼んで社会現象を巻き起こした感動のヒューマンドラマ!で9月14日(月)からの第11話~第15話のあらすじと見どころを紹介、作品公式サイトで予告動画が視聴できる。
※タイトルの"未生"は囲碁の用語で、まだ生き石にも死に石にもなっていない不確かな存在の石を意味し、ドラマの登場人物たちが、不確かな存在から生き石になるために、厳しい会社員生活を通し奮闘する姿を現している。
【「ミセン」を2倍楽しむ】ではドラマ紹介と各話の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などをまとめているので視聴の参考にされたい。
■第11話
中古車輸出案件の取引先であるヨルダンの会社に、パク課長が役員として名を連ねていることが内部監査で明らかとなった。このことは過去最大の会社の不祥事として処理され、 当事者であるパク課長は解雇となり、オ課長の面倒を何かと見て来たキム部長も責任をとってオフィスを去ることとなった。不正を暴きだしたオ課長は次長へと昇進したが、辞職や退職においやられた人もいるため、社内のオ次長への視線は冷ややかだった…。
必死で誤魔化そうとするパク課長と中古車輸出案件の取引先のファン部長。グレの一言で大どんでん返し!ベッキにも協力を仰ぎグレがどんな機転を利かせたのか?お見逃しなく。一件落着の後、パク課長がダメ社員になったきっかけが回想シーンと共にオ課長から語られる。グレに話すキム代理の「役職に応じた責任の重さがある」という言葉と共にサラリーマン稼業の厳しさと人間の弱さを教えてくれる。ヨンイがたびたび「社会の窓が開いている」とグレをからかうが、韓国語では「남대문이 열려있어요(ナムデムニ ヨルリョイッソヨ)」と言っている。“남대문”とは韓国の“南大門”のことだが、“男=ナム”の発音をもじって“男大門”とひっかけている。この回の詳しいあらすじと見どころは第1話のクライムアクションのようなオープニングにつながるエンディングでは、グレの最高にカッコいい英語、アクション、そしてオ次長との最高のコンビネーションが堪能できる。ちなみに「ペトラ」とはギリシャ語で「岩」のこと。34話版17-18話で。
■第12話
営業3課にはチョン・グァヌンが課長としてやってきた。3課で働いていたこともあり、 オ次長やキム代理と親しいはずのチョン課長だが、余りにもよそよそしく威圧的な態度がグレを不安にさせる。営業3課は不祥事を起こしたパク課長が推し進めていた中古車輸出の案件をもう一度、軌道に乗せようと考えていた。しかし、良い事業だからといって、解雇となった人の企画を再開することに対しては周囲の反対も大きい。営業3課でも、意見は分かれていた…。
新課長としてやってきた37歳チョン・グァヌンを演じるのはパク・ヘジュン。「ドクター異邦人」で北朝鮮対南工作部要員のチャ・ジンス役を演じたイケメン俳優だ。すっかり変わってしまったチョン課長。いったい、どんな目的でやってきたのか?キム代理とのツーショットの場面と、帰宅後のチョン課長の暮らしぶりに注目。チェ専務の密命を受けているチョン課長の悩みが深い。回想シーンで、どんな命令を受けているのか分かる。
次長になってもオ・サンシクが素敵だ。この回の詳しいあらすじと見どころは34話版18話、19話で。
■第13話
内部調整の上、正式に打診すると、専務もこの企画に興味を示していることがわかり、3課の面々は、プレゼンの資料作りを最初からやり直すことに。しかし、オ次長もグレもどこかひっかかるものを感じていた。そんなとき、グレはその順序を覆せばいいのではないかと思い付く。そしてプレゼン当日。専務以下、役員などが並ぶ会議室には予定外の社長まで顔を出す注目度だった。オ次長は、従来のやり方とは違い、さまざまな不祥事のデータからプレゼンを開始し…。
ヨンイとシン課長の関係が気になる。前回の回想シーンに続いて、今回もカフェの後に回想シーンが流れる。回想シーンではロシア語に続いてヨンイの流暢な英語も聞ける。この回の詳しいあらすじと見どころは34話版20話。
■第14話
営業3課のプレゼンは成功し、企画を進めるきっかけとなったグレは、そのことを会議で社長に褒められたため、一躍社内の注目の人物となった。しかし、そんなグレを横目に、同期のベッキは焦りを感じていた。グレは社長に評価された新人として注目され、欠員の出た部署の次長がグレを探りにもやって来た。しかし、そこには社長のお気に入りなので使えなくても安心という思惑や、単に契約社員の補充という意味もあったのだ…。
プレゼン会場で、グレが何を言い、役員たちの胸をどう動かしたのか。会場を出る役員たちの態度に注目しよう。インターン時代からはるかに下に見ていたグレがどんどん会社で認められていく。ベッキの焦る気持ち。こんな時は誰かと飲みたいのだが…。給湯室で女子社員の噂話を耳にしたオ次長の、ナイスフォローとクリスマスカードが胸を打つ。サウナでの遭遇がカン代理とベッキの仲を一歩近づけたようだ。この回の詳しいあらすじと見どころは34話版21話、22話。
■第15話
正社員には年俸契約の季節が来たが、同期の中でひとり契約社員のグレは疎外感を感じていた。グレはオ次長に、「いつか正社員になれますよね?」と尋ねるが、なぜかオ次長は、 グレに契約社員の厳しい現実をつきつけるのだ。 旧正月の季節がきて、社員にはハムが配られるが、契約社員には食用油だった。がっかりしているグレを見て「欲を出すな」というオ次長。たまらずグレは、「ただ仕事を続けたい」というのだが、オ次長は何も言えないでいた…。
韓国の給与形態や厳しい就職事情が聞ける。あえて厳しい現実を突きつけるオ次長の真意は?チョン課長を営業3課に送ったチェ専務の本音は回想シーンで。なかなか結婚できないキム代理。チョン課長とその原因を探るが、後の見合いで理由の1つが明らかになるのでお楽しみに。この回の詳しいあらすじと見どころは34話版22話、23話で。
■キャスト
チャン・グレ役:イム・シワン
アン・ヨンイ役:カン・ソラ
チャン・ベッキ役:カン・ハヌル
オ・サンシク役:イ・ソンミン
ハン・ソンニョル役:ピョン・ヨハン
【作品詳細】【「ミセン」を2倍楽しむ】
◇BS朝日「ミセン-未生-」番組公式サイト
2020.08.31スタート 月~金08:30-10:00
◇「ミセン‐未生‐」DVD公式サイト