ハートをつなごう「NHK障害福祉賞」番組紹介&コメント動画公開

2009年12月08日11時25分暮らしと文化
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NHKでは、毎年、障害のある人自身の貴重な体験記録や、障害児・者の教育や福祉の分野でのすぐれた実践記録などに対して「NHK障害福祉賞」を贈っている。今年は44回目を迎え、障害のある本人の部門(第1部門)309編、障害のある方を支える人の部門(第2部門)146編、あわせて455編の応募があった。

NHK教育テレビの「福祉ネットワーク」で放送される「ハートをつなごう」では、2回に分けて、455編の作文の中から二組の方々のメッセージを送る。第1回目は昨日7日(月)放送され、軽度の知的障害のある秋田県在住の小山田弘佑さん(28)の体験が、視聴者に多くの感動を与えた。今日8日(火)は、大学時代、環境になじめないこともあって統合失調症を発病した岡田彩さん(27)と母、くめ子さん(55)が登場する。

番組公式サイトでは、司会のソニン、石田衣良、桜井洋子が応募作品を朗読する動画映像と、ハートネットピープルとして3人のインタビュー映像を公開している。
他にも、番組では視聴者からの番組へのビデオメッセージを募集しており、寄せられたメッセージをサイトで公開している。

「ハートをつなごう」は、教育テレビで月、火曜日の夜8時から8時29分まで放送。再放送は、月、火曜日の昼1時20分から49分まで。

◆ 第44回NHK障害福祉賞入賞者(敬称略)
【最優秀作品】:山田俊之〈生徒が聴覚障害〉※第2部門より
【優秀作品】第1部門:中村和子〈視覚障害〉、嶋﨑とし子〈筋ジストロフィー〉
第2部門 :河野貴代美〈息子・娘が聴覚障害〉、河野寿美子〈娘・息子が発達障害〉
【佳作】第1部門:小山田弘佑〈知的障害〉、高木俊和〈脳幹出血による右半身まひ〉、鈴木由紀〈事故による右腕まひ〉
第2部門:松浦俊弥〈生徒が知的障害・発達障害〉、山本 一郎〈妻が肢体不自由〉
【矢野賞】:田中 五郎〈視覚障害〉※第1部門より(故人)

NHK「ハートをつなごう NHK障害福祉賞」
ハートネットピープル、ソニン インタビュー
ハートネットピープル、石田衣良 インタビュー
ハートネットピープル、桜井洋子 インタビュー