ヨ・ジング主演「王になった男」第11-12話あらすじ:都承旨の決意と涙の祝い膳!テレ東
王イ・ホンは、偽王ハソンが決めた全てのことを反故にしようとする!そんな中都承旨イ・ギュが決意したのは?ヨ・ジング主演で贈る、王の影武者となった男の愛と数奇な運命を描く韓国時代劇「王になった男」第11話と第12話のあらすじと見どころを紹介、予告動画は公式サイトで視聴できる。
※テレビ東京で2020年10月~11月に地上波初放送された時に紹介したものです
「王になった男」は、イ・ビョンホン主演の大ヒット映画を映画版にリメイク。【「王になった男」を2倍楽しむ】では、ドラマの見どころや韓国での評判、主人公のモチーフになった朝鮮王朝の王・光海君についてなどをまとめて紹介している。
■キャスト⇒【押さえておきたい登場人物8名の人物設定】
王 イ・ホン(2役):ヨ・ジング
道化師 ハソン(2役):ヨ・ジング
王妃 ユ・ソウン役:イ・セヨン
都承旨 イ・ギュ役:キム・サンギョン
妓女 ウンシム役:チョン・ヘヨン
チョ内官役:チャン・グァン
左議政 シン・チス役:クォン・ヘヒョ
護衛武士 チャン・ムヨン役:ユン・ジョンソク
※オリジナル16話版を視聴しているために、カットされた場面やあらすじが前後する場合もある事をご理解ください。
左議政シン・チス役(クォン・ヘヨン)■第11話
王イ・ホンは左議政シン・チスを王宮に呼び戻し、横領をした地方官の排除や大同法施行を含めた全権をシン・チスに任せる。失望した都承旨イ・ギュは辞職を願い出るが、ホンは妓女ウンシムとチュ・ホゴルを捕らえさせ、仲間をすべて斬首刑に処すと脅す。イ・ギュはイ・ホンから渡された勅書を握り締め、呆然と立ち尽くす。そこには「王妃の不義を知った以上、廃位し毒薬をたまう」と認められていた。
一方、ハソンの死を確かめて首を持ってくるよう王命を受けたチャン武官だったが、穴から這い上がろうとするハソン助け、遠くに逃げろという。だがハソンは王妃からもらった輪図を握りしめ、命より大事なものを守るために王宮へ戻る。その頃中宮殿では、王妃が柔らかい表情で王イ・ホンを迎え入れ、温かい言葉で優しく気遣う。それがハソンに向けたものだと知るイ・ホンは怒りが収まらず、強引に王妃の服の紐を解こうとするが、急に体調不良を訴え意識を失って倒れてしまう。毒に侵された体を御医に診てもらうこともできず、イ・ギュは地獄に落ちる決心をする。王妃廃位の勅書を燃やし、玉璽を持ち出し王命として大妃殿を封鎖し、再度、イ・ホンを王宮から離す。
王宮に戻ったハソンは、大切な人を守れる力を持つ本物の王になりたいと告げる。そんなハソンにイ・ギュは今後どんな危険が迫ろうとも守ってやると約束する。その頃、復職したシン・チスはまた官職売買を始める。
翌朝、床入れを失敗したと聞いたハソンは複雑な思いで、王妃のもとに出向き、優しく抱きしめる。昨夜と別人のようだといい「うれしい」という王妃。ウンシム達も釈放される。
正しいと分かっていてもハソンが決めたことすべてを反故にしたい王イ・ホン。そんなイ・ホンの怒りが沸点に達したのは中宮殿での王妃の変わり様。本物の王だと知らない王妃が、優しくすればするほど王の怒りのボルテージは急騰!
一方、ハソンを助けたチャン武官の目に光るものが。チャン武官もまたハソンの人柄に惹かれているのだ。
チョ内官に至っては、ハソン不在の場でもついついハソンを「殿下=チョナ(王様))と呼んでしまうほど。イ・ギュもまたハソンを認め、王命を受けても殺すつもりはなかったのだ。ハソンはそんなイ・ギュの本心を知りながらも、見捨てられた辛さをイ・ギュに訴える。王になりたいというハソンにイ・ギュは王座が「国を守るただそのことのために…」どんな座と教えるのか。気になる方は21話詳細で。
キム尚宮(ミン・ジア)■第12話
任命式。ハソンはシン・イギョムを僻地に左遷し、他の者たちの昇進も取り消す。左議政に返り咲いたシン・チスだが、自身の計らいで不正に職に就いたキム・ジボンのことを持ち出され、ぐうの音も出ない。そしてシン・チスも職を解かれてしまう。そんな中、便殿でひれ伏していたキム・ジボンが王(ハソン)を見て、かつて自宅に呼んだ道化の一員にそっくりだと気づき、シン・チスに知らせる。キム尚宮もまた王の耳の傷が一晩でなくなっていることに気づく。
任命式の後、王の誕生日の宴会をやりたがらないハソンに、王のために準備した臣下たちを思い「やるべき」というイ・ギュ。するとハソンは「食べ物は民たちに配ろう」と言い出し、常に民のことを考えるハソンをイ・ギュは優しく見つめる。その頃、市場調査をするチュ・ホゴルにダルレとカプスが、イ・ホンが忘れていった短刀を見せる。ホゴルはそれが王のものだと気づく。
イ・ギュは再度大同会の仲間を集め、キル師匠に託された「大同之契」を渡し、共に学び生きていくことを約束する。一方、寺に来ていた大妃の元に、「道理を忘れて親を虐げる者が王位にあるのが許せない」と、晋平君をはじめ大妃を支持する者たちが集まる。王妃も「これ以上、王の暴政を見ておれない」と決起する意志を示し、みんながこれに賛同する。
王宮では王妃が用意してくれた王の誕生日の祝い膳をハソンが感激して食する。他の側室たちとやって来た宣化堂は黄金の亀の贈り物をする。ハソンはそれを手に取り「本物の亀なら食べられるが黄金では食べることもできない」と残念そう。挙句に「これを売って民への救済米にする」と言い出す。そして、王妃だけに分るように、書庫での逢瀬を願う気持ちをほのめかす。
一方、洞窟で意識を取り戻したイ・ホンはイ・ギュが用意した誕生日の祝い膳を食べる。その後イ・ギュに誘われ海へ行き祝い酒を飲むが、イ・ホンは突如その場で倒れる。そしてイ・ギュは涙で王に礼をする。
任命式でやりたい放題のハソン。憎っくきイギョムの左遷をなんと言って納得させるのか?ハソンの采配に王材を見るイ・ギュ。ハソンの見る目が優しい。ところで、ハソンが道化師に似ていると気づいたキム・ジホンは、第1話でハソンたちに芸をさせながら、びた一文払わなかったケチなは両班。
「大同之契」を見てイ・ギュが裏切り者ではなかったことを知る仲間たち。イ・ギュが口にする“夢の世界にに胸がアツくなる。
写真:韓国tvN洞窟で、ハソンの首を持ってこなかったと、チャン武官の首をはねようとするイ・ホン。9話で「王のために忠誠を尽くして死ぬのが希望だ」といったチャン武官だったが、ハソンが返した言葉は「自分のために生きてほしい」というもの。チャン武官はこの言葉を思い出したのだろうか?
それにしても洞窟でイ・ホンを演じるヨ・ジングの心神耗弱の演技が凄すぎる。最期の一献を受けたホンの言葉、「お前が父親ならどんなに良かったか」。ユルに毒入りの食事を与えたのはイ・ギュだった。ところで、韓国ではますます磨きのかかるヨ・ジングの演技に、オリジナル版9話(テレビ東京版13話相当)を放送した後の2019年2月9日、ヨ・ジングの表情25パターンをまとめた写真を公開した(韓国「中央日報」より)。
◇テレビ東京「王になった男」番組公式サイト
2020.10.13-11.13 月~金08:15-09:11 地上波初放送
◇「王になった男」予告動画
【作品詳細】【「王になった男」を2倍楽しむ】