BS-TBS「六龍が飛ぶ」第13-15話あらすじ:安辺策を巡る3つの思惑とバンウォン獄死の一石四鳥とは?予告動画
チョン・ドジョンがバンウォンを革命の同志として受け入れない理由は!BS-TBSにて放送の韓国時代劇「六龍が飛ぶ」(全65話)明日2020年11月27日(金)からの第13話~第15話のあらすじと見どころ、豆知識を紹介、作品公式サイトに予告動画が公開中だ。
「六龍が飛ぶ」は、腐敗した高麗に革命を起こし、新たな理想国家を建てるため立ち上がった6人の英雄の生き様を描いた歴史くエンターテインメント時代。【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】では時代背景や、各話の詳しいあらすじと見どころやキャストの魅力や豆知識をまとめて紹介している。
※以下、50話版を視聴してあらすじ紹介しているので、カットされた場面やあらすじが前後することもある事、ご理解ください。
■キャスト(子役)
イ・ソンゲ=太祖役:チョン・ホジン
チョン・ドジョン=三峰/サンボン役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン=靖安大君役:ユ・アイン(ナム・ダルム)
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)
■第13話(10話/全50話版)
洞窟でチョン・ドジョンとバンウォンに会ったタンセだったが、ペクを斬っても高麗はますますひどくなったと怒りをあらわにする。バンウォンはこれを否定し、ペク・ユン殺害で事が始まり、昨日のインバン襲撃のおかげで安辺策は通過。我々3人がこの状況を作り、高麗は新局面を迎えたという。民の迫害が新局面かと尋ねるタンセに、大業の前に犠牲はつきものというバンウォン。だがタンセは、その過程でどれだけの民が死ねば高麗が終わるのか、と怒りをぶつけ、洞窟を後にした。謎の剣士の後を追うヨニは、それが初恋の人タンセだと気付く。一方、バンウォンは改めてイ将軍の五男と自己紹介し、ドジョンに初めて会ったのが、乙卯年の長平門の前で、ドジョンに憧れ成均館に入ったと告げるが、ドジョンはバンウォンが自分の知らないところで勝手な行動を取っていたことを知って激怒する。そんな中、宮中では、安辺策の可決をめぐり、ホン・インバンとキル・テミ、イ・ソンゲの3名が密約を交わしていたという噂が広まり、混乱に陥っていた。
洞窟の中、ドジョンがバンウォンを革命の同志として受け入れない理由として話した紅巾族の侵攻。乱世に乗じた当時の奸臣をバンウォンになぞらえたのだ。当時を思い、ドジョンが泣く回想シーン。ここで、ドジョンが今でも木彫を掘っている訳が明らかになるのでお見逃しなく。紅巾族についてやこの回の詳しいあらすじと見どころは⇒10話詳細/全50話版で紹介。
■第14話(11話/全50話版)
バンウォンはホン・インバンとイ・ソンゲの密約を主導した疑いで巡軍府に連行されてしまう。これをインギョムからの宣戦布告と受け取ったバンウは、安辺策の撤回を求めることはせず、イ・ソンゲに事態を報告。一方、話を聞いたチョン・ドジョンがバンウの家に向かい、バンウォンが連行されたことを知る。ヨニは、バンウォンが拷問死すれば一石四鳥になると言う。
イ・シンジョクは、バンウォンを犠牲にするわけにはいかないと、ヨニに反論する。ドジョンは、ヨニの考えが正しいと思いながらも、「民の命の尊さ」を訴えたタンセの言葉とバンウォンの「大業の前の犠牲」という言葉を思い出し葛藤する。そして、バンウォンの死を望む気持ちが心の中に潜む虫けらだと。テミたちもバンウォンが自白する前に殺害しようと考える。
そんな中、なんとしてもバンウォンを救おうと、プニがインバンを訪ねる。必死の形相のプニを見てインバンは二人の関係を問い、プニの才知ある答えに満足したインバンは「インバンの名も父の名も決して口にするな」という伝言を託し、バンウォンに会わせる。獄舎を出たプニはドジョンに会い、開口一番勝手な行動をとったことを謝罪し、自分もバンウォンもドジョンが生きる希望だったから手を貸したと話す。プニとバンウォンとは違うというドジョンに、自分たちが似ていること、幼い頃、そして大人になって再会した時も危険を顧みず助けてくれたと。バンウォンは初めて自分たちを助けてくれた貴族で、誰よりもドジョンの計画の実現を願っている。だからあの洞窟でじっと待ち続けたと。プニのこの言葉にかつて洞窟で自分を待ち続けて餓死した子供たちを思い出したドジョンは目頭が熱くなる。
その頃、咸州では東北面に侵入したホバルト(胡拔都)に対する最後の攻撃を確認していた。そこに撤回願いの提出をせずに咸州へ到着したバンウは、父イ将軍に、“安辺策”についての疑惑とバンウォンが巡禁府に連行されたことを報告し、これがインギョムの宣戦布告だと伝える。
オネエ言葉の高麗一の剣士、キル・テミが面白い。剣アクションとコミカルな演技といい、演じたパク・ヒョックォンが本作でSBS演技大賞の特別演技賞に輝いたのも納得。パク・ヒョックォンは、この後もまた違う演技で楽しませてくれるのでお楽しみに。ところでヨニが口にした「バンウォン拷問死による一石四鳥」。これについては、「三者三様の安辺策」やこの回の詳しいあらすじと見どころと一緒に11話詳細/全50話版で紹介。
■第15話(11-12話/全50話版)
イ・インギョムが仕掛けた罠であったはずが、都堂で証拠に出された文書は予定していたものとは違いタンセの「ペク・ユン」を殺したという内容に替わっていた。文書からは、イ将軍の仕業ともとれるが、東北面に侵入したホバルト(胡拔都)との戦で大勝した高麗の英雄を疑うことなどできない。それでも、堅物のナム・ウンはバンウォンの捜査を続けようとするが、イ将軍を恐れる士大夫たちは密約の件をあやふやにし、バンウォンへの追及を止めるよう訴える。計画が失敗したインギョムは影の人物を疑い始める。ナム・ウンはイ・ソンゲが戦死したという嘘でバンウォンを絶望させ、自白を引き出そうとするが…。一方、テミは書状の筆跡を確認し、あることに気づく。
インバンとテミのもとへチョンニョン和尚を連れて訪れたバンウは、バンウォンを助けるために動き出す。バンウは書を忍ばせたヤクサンを探し出し、巡軍府につき出すが、すでにインギョムの側についたナム・ウンによって自白は握りつぶされる。獄舎の中で1人孤独に耐えるバンウォンは、イ・ソンゲが戦に負け生死が分からないと聞いて弱気になる。インギョムはバンウォンが自暴自棄になるのを待つが…。
計画通りに事が進みご満悦のインギョムは、イ将軍が息子を救うために交渉に来るだろうから、安辺策を破棄させてインバンらを排除しようと考える。そのためにもバンウォンを尋問して影の正体を暴かなければならなかった。
ドジョンの深い読み「賢い蛇はイノシシを呑みこまない」とはどんな意味を持つのか?そして、ドジョンがすり替えさせた手紙には何が書かれていたのか?バンウォン救出のために別々に動いたイ将軍とチョン・ドジョンの作戦が、まるで打ち合わせしていたかのようにつながる最高のシーンをお楽しみに!この回の詳しいあらすじと見どころは12話詳細/全50話版で詳しく解説。
◇BS-TBS「ドラマ紹介」番組公式サイト
2020.11.11スタート 13:00-13:55
◇「六龍が飛ぶ」公式サイト
【作品詳細】【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】