Netflix「スタートアップ:夢の扉(原題:Start Up)」第15-最終回あらすじと見どころ:MVP~スケールアップ

2020年12月07日21時00分ドラマ
Netflixオリジナルシリーズ
『スタートアップ: 夢の扉』独占配信中

韓国tvNにて10月17日(土)から放送開始したナム・ジュヒョク×ペ・スジ主演の「Start Up」は、Netflixでも同日より「スタートアップ:夢の扉」という邦題で独占配信中。韓国とほぼ同時に視聴できる本作、今回はいよいよ最終回を迎えた第15話~第16話見どころとあらすじをご紹介!

「スタートアップ:夢の扉」は、韓国のシリコンバレー、サンドボックスで成功を夢見る若者たちの青春のスタート(START)と成長(UP)を描くドラマ。【「スタートアップ」を2倍楽しむ】では、ドラマの見どころや韓国での評判、各話のあらすじと見どころをまとめて紹介している。



■第15話「MVP」
チョンミョンカンパニーのメンバーとして再集結したダルミ、ドサン、チョルサン、ヨンサン、サハの5人!自動走行車システム「ターザン」のテスト走行も無事成功し、インジェはその結果を見てダルミにスマートシティ自動走行プラットホームの入札に参加するよう指示するも、失敗を恐れるダルミは悩んでしまう。ジピョンも入札には反対だが、ドサンは可能性が低くても経験になると主張し、対立する2人の意見に混乱するダルミ。ドサンはそんなダルミに対し、どんな決断をしても味方であること、また失敗してもチームは壊れないと優しく語りかけた。

翌日、ジピョンはドサンにこれまでの手紙を返して欲しいと頼み、ドサンもまた観葉植物はダルミが自分にくれたものだと主張、互いに返却することに。しかしその後手紙を読み返したドサンはやはり返却を拒否するも、ジピョンはドサンの家にまで押しかけてくる。ドサンの父の誘いで共にお酒を飲むことになり、酔っ払ったドサンは勢いでジピョンが羨ましかったと打ち明ける。ダルミの思い描く初恋相手はジピョンで、自分は大きい手しかなかった、と。それを聞いたジピョンは翌日ドサンに「自分に対する劣等感は消して、ダルミをもう一度見てみろ。ダルミが誰を想ってるのか見えてくる。君はその手だけで思い出に勝った」と話すのであった。

一方ダルミの母アヒョンは、これまでウォンドクの家でお世話になったお礼にと、ウォンドクのためにホットドック屋の契約をしたことを報告する。ウォンドクは驚きのあまりすぐやめろと言うもアヒョンは自分でやると聞かない。アヒョンのことが心配なウォンドクは、目が悪いながらも夜遅くにホットドッグの生地を作り、そんな姿を見て勇気をもらったダルミは、自身も入札に参加することを決意したが…。

ドサンがジピョンに返してくれと主張した観葉植物は第3話でダルミがプレゼントしたものだが、韓国では金運アップのを意味するクムジョンス(金銭樹)といい、お店が新規開店する際にプレゼントするものだ。最後まで公私共に意見がぶつかり合うドサンとジピョンだが、2人がドサンの家で酔っ払いながら話す会話は思わず心に響く台詞が多い。第15話〜最終話で、少しずつ変わっていく2人の関係性、細かい部分も注目だ。
またこれまで何度も匂わせてきたチョルサンとサハの関係もついに発展!?これまでおもしろい姿、情けない姿が多く描かれたチョルサンがサハの目にはカッコよく見えてくる…!?しかし嫉妬心全開のチョルサンは、やはり期待を裏切らず視聴者を笑わせてくれる。
こうして紆余曲折を経ながらも入札への参加を決断したダルミ。しかしここに来てまたもやチョンミョンカンパニーに危機が迫っており…最後の最後まで目が離せない!


スタートアップ16■第16話「スケールアップ」
ドゥジョンの指示で、サンスはダルミ達を陥れようと業界では有名な悪質記者をチョンミョンカンパニーに送り込む。この事実を知ったジピョンは、ランサムウェアに感染したことなどを記事に書かれたら間近に迫った入札に大きな影響があると、心配でダルミ達のもとへと走っていく。一方記者の取材に誠実に対応するチョンミョンカンパニーのメンバー達…。しかし今回はダルミらが一枚上手だったようだ。実は既にランサムウェアの犯人をつきとめており、それが明らかになると逆にドゥジョンらの首を絞めることになると判断した上での行動であった。こうして見事に記者を撃退したダルミ達は、入札に向けて最終準備を進めていく。

ジピョンはこれまで避けてきたダルミに向き合い、正直な気持ちを伝える。友達もいなかったあの時代、ダルミの手紙が慰めになったことを感謝しながら、この15年もの期間自分はダルミに会いに行くことは無かったが、ドサンは手紙を読んだその日に自分からダルミの元に向かった。だから手紙のナム・ドサンは自分ではない…そう言って潔く身を引いたのであった。

代表の指示によりチョンミョンカンパニーに投資をしたいとドサンに相談するジピョン。かつてジピョンの投資を死ぬほど嫌がっていたドサンだが、ジピョンに投資者としての客観的な意見を聞いた上で、投資を受けると握手を求めるドサン。こうして正式に投資を受けることになったチョンミョンカンパニー、そしてダルミとドサンの未来は…!?

第1話から登場しジピョンが日々愛用していたAIスピーカー「ヨンシル」。皆さんはこの声が誰だかご存知であろうか?当初から話題になっていたものの、最終回についにその声の持ち主ホン・ジソク役としてヨ・ジングが特別出演し、ドラマの最終回に華を添えた。オ・チュンファン監督との「ホテルデルーナ」の縁で今回の出演となったが、これまで声でだけ出演したヨ・ジングの突然の登場に視聴者は驚きつつも、ジピョンがかつてウォンドクに助けてもらった恩を、過去の自分と同じような人を助けることで代わりに返す姿が見られ、視聴者を温かい気持ちにさせた素敵なシーンに仕上がっている。

また「ソ・インジェ」と再び実父の性を名乗ることになったインジェは、ついにダルミ、母アヒョン、祖母ウォンドクの元を訪れた。もっと早く来るべきだったと涙を流しながらも、再び家族の元に歩み寄り始めたその姿は視聴者の涙を誘った。また過去のダルミとの賭けに負けたと1万ウォンを渡すインジェからはダルミを心から応援する姉の気持ちも伝わり、今後のダルミら家族の明るい未来が見えるようだ。

こうして夢と目標を抱いた4名の青春が描かれた作品「スタートアップ:夢の扉」。特に、時にはぶつかり合い立ち止まりながらも、互いが互いの夢になり地図のない航海を続けたダルミとドサンは、これからも2人で更なる夢を叶えていくことに違いない。明るい締め括りで、ドラマが終わっても、今後も2人を応援し続けたくなることだろう。


「スタートアップ:夢の扉」は、Netflixで独占配信中!

■キャスト
ソ・ダルミ役:ペ・スジ
ナム・ドサン役:ナム・ジュヒョク
ハン・ジピョン役:キム・ソノ(キム・ソンホ)
ウォン・インジェ役:カン・ハンナ
チェ・ウォンドク役:キム・ヘスク


Netflix

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