杉咲花「おちょやん」第9週「絶対笑かしたる」舞台は道頓堀へ戻り、千代は喜劇一座の一員となる!予告動画

2021年01月29日09時00分ドラマ
@NHK

NHK朝ドラ「おちょやん」、第9週「絶対笑かしたる」では、舞台を京都から道頓堀へと移す!活動写真の大部屋女優から、喜劇一座のメンバーとなった千代(杉咲花)は、座長の一平(成田凌)とどうやって一座をもりあげてゆくのか?NHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」第9週「絶対笑かしたる」(2月1日~2月5日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



1月25日から放送された第8週、またまた、父・テルヲ(トータス松本)が大暴れとなる週だった。奉公の年期あけにやってきた時同様に、筋の悪いところからの借金に追われていた。週の前半は、千代(杉咲花)にいい役をもらおうとテルヲなりに努力してくれたようにも見えたが、やっぱり、テルヲはテルヲだ。千代の服を勝手に質屋に入れるわ、通帳とハンコを勝手に持ち出す。今後、千代がどう成功しようと、テルヲがいる間は幸せになれるのかが心配になる展開である。

また、助監督の小暮(若葉竜也)から「結婚してほしい」と言われ、その喜びに浸るも、女優の道をあきらめきれず、小暮が優しいからこそ自分とは違う育ちも感じ、「かんにん」と話す。最後まで優しい小暮は、カフェのビール選手権で千代を一位にするために、苦手なビールを飲みまくった。

テルヲが撮影現場で出しゃばったために家具が倒れる第37話のシーンは一発撮りだったそうで、見事に一発でドミノ倒しが決まった。トータス松本は「あの撮影、楽しかったですよ。テルヲが監督より出しゃばっていくんやから。ああいう人って、いますよね。大阪でプロモーションビデオを撮ってたら、知らないおっちゃんが入ってきて指図してきたりね」と経験を交えて振り返った。

2月1日から放送される第9週「絶対笑かしたる」では、舞台が京都から大阪・道頓堀へと移る。鶴亀株式会社からの命で、喜劇一座が作られ、千代はその一員となる。座長は、天海一平(成田凌)だが、天海一座の時も逃げ出し、脚本の勉強でも逃げ出した一平に座員は心配を隠せない。千代がどんな風に一平と力を合わせて一座を作ってゆくのか。

道頓堀に舞台を移したので、「岡安」の女将・シズ(篠原涼子)、夫・宗助(名倉潤)、娘のみつえ(東野綾香)たち懐かしい面々の再登場も楽しみとなる。

【第8週(2021/1/25-1/29)ネタバレあらすじ】
千代(杉咲花)が撮影所に来て3年。時代は大正から昭和に移り金融恐慌の煽(あお)りを受け、映画界は不景気だった。鶴亀撮影所の女優たちも次々と辞めていく中で、千代は中堅女優としてどうにか頑張っていた。同じく小暮(若葉竜也)も映画監督の夢を諦められず仕事を続けていた。小暮の実家は大きな病院を経営している。小暮は次の作品が採用されなければ家に戻って父親の仕事をつごうと思い、作品に打ち込んでいた。

ある日、ヨシヲと名乗る男が訪ねてきたと知らせを受けた千代。撮影現場から急いで戻った千代が目にしたのは、父・テルヲ(トータス松本)の姿だった。テルヲは性懲りもなく、一緒に暮らそうと言われ、断る千代だった。とはいえ結局は見捨てられず、一晩だけカフェーに泊めてしまう。テルヲは翌日も押し掛け、所長の片金(六角精児)に直談判し、千代を主役につかうように売り込む。さらには撮影現場をも巻きこむ無茶をしてしまい、千代は尻ぬぐいをする羽目になってしまう。そんな時、小暮(若葉竜也)が新作映画の主演を選ぶ試験の話を持ってきた。

千代が臨んだ新作映画「鳥籠」の主演選考会の結果は“合格者なし”だった。その裏で鶴亀撮影所のスポンサー令嬢の滝野川恵が主演に決まったことを知る千代。そのことに激怒したテルヲは、社長の大山鶴蔵(中村鴈治郎)に掴(つか)みかかる。「将来、日本一の女優になる」というが、大山は「今のままでは無理だ」と冷静は意見を出す。大山に掴みかかったテルヲは所長の片金に返り討ちにあう。

気を取り直し、カフェーで開催されるビール月間で売り子1位を目指す。その矢先、店の前にガラの悪い連中が大勢いて、店の中に入ってきた。それは、撮影所の面々だった。助監督や照明、撮影の人々は、テルヲが勝手に配った店の割引券で遊びに来たのだ。

翌日、大部屋仲間の弥生が鶴亀撮影所を解雇されたことを知り、所長の片金に抗議した千代は、逆に役者として覚悟が足りないと説教を受ける。落ち込む千代だったが、テルヲの悪い噂を耳にし、カフェーに戻ると、部屋から千代の通帳と印鑑を持ち出そうとするテルヲと鉢合わせる。詰問する千代。開き直るテルヲ。今までの話は全て嘘で、テルヲの借金まみれの生活が暴露され、修羅場と化す。小銭まですべて父に渡し「もうこれからは親子ではない」と言う。父・テルヲにまたも裏切られた千代は、これを境にやる気を失い、撮影所にも行かなくなる。

一方、最後の挑戦と意気込んで書いた脚本も不採用になり、実家に帰る決意をした小暮は、東京で暮らそうと千代にプロポーズする。うれしいはずの言葉に喜べず困惑する千代。小暮はあくまでやさしかったが、千代は結婚の話にOKをだせなかった。それを見透かすように絡む一平(成田凌)の存在が煩わしく、悔しさが募っていく。一平は「他人の辛さなんてその人以外にわからない。だから自分は芝居をする」という。自分にとって芝居とは、女優とは何なのかも考え、小暮からのプロポーズも断った。そして、小暮は撮影所を出ていった。

翌日、社長の大山に呼び出された千代は、京都をでて道頓堀の喜劇一座に移るように命を受ける。大山は「映像には収まりきらない良さがある」というのだ。そして、カフェのみんなとも別れ、千代は大阪に戻っていった。最後は、マスターの宮元(西村和彦)の「よーいスタート」の掛け声で、大きく一歩を踏み出した。

【第9週(2021/2/1-2/5)あらすじ】
■第41話(月)
昭和3年夏、竹井千代(杉咲花)は、京都の鶴亀撮影所を離れ、新しい喜劇の一座に参加するため、4年ぶりに道頓堀に戻ってきた。千代はシズ(篠原涼子)たちと再会し、芝居茶屋「岡安」に居候させてもらうことに。千代が参加する一座に集まったのは、旧天海一座の面々や歌舞伎、新派、歌劇団など出身が様々だった。その中で、鶴亀株式会社から座長に指名されたのは、天海一平(成田凌)だった。しかし、不安が募る座員たちは…

■第42話(火)
千代(杉咲花)が参加することになった、道頓堀の新しい喜劇一座に、座長として指名されたのは天海一平(成田凌)だった。しかし、集まった役者たちは、一番の実力者である須賀廼家千之助(星田英利)が参加しないことを知り不安を覚え、次々と辞めると言い出す。座員が集まらなければ、喜劇一座を立ち上げられない。千代にとっては、女優を続けられない一大事に…。そこで千代は、千之助を劇団に連れてくると宣言し、意気込むも…

■第43話(水)
千代(杉咲花)は千之助(星田英利)の元を訪ね、新しい一座に参加するよう頼むが、千之助から「自分を笑かしたら、一座に加わる」と無茶な条件を出される。一方、一平は旧天海一座の天晴を訪ね、説得するもうまくいかない。さらに鶴亀の大山社長(中村鴈治郎)が「一座の初公演が失敗したら即解散し、二度と道頓堀を歩かせない」と追い打ちをかける。そんな中、一平の脚本を読んだ天晴が戻った。次は徳利の説得だと勢いづくが…

■第44話(木)
自分を笑わせられたら新しい劇団に入ると約束した千之助(星田英利)を攻略できず苦しむ千代(杉咲花)。他方で天晴とともに万太郎一座に鞍(くら)替えした徳利の説得に奔走。万太郎のすごみを直に体感するも持ち前の機転と思いやりで徳利を連れ戻す。旧天海一座の4人が揃(そろ)い協力して千之助を劇団に引っ張り込もうと期待した矢先、一平(成田凌)が漆原に「自分の喜劇に女形は要らない」と言い出し新たな火種が巻き起こる。

■第45話(金)
女形の漆原に突然、一座を辞めるよう切り出した一平(成田凌)。それには、万太郎一座に対抗するための新しい喜劇を作るには、古くさい女形の役者は要らないと言う一平なりの考えがあった。受け入れることができない漆原。一平以外の劇団は考えられず、他の誘いを断り、道頓堀を出る決心をする。ところが、自分の女形仲間が一平に仕返しをする現場に遭遇。仲裁に入るも、一平の悪態に今までの憤りが爆発。我を忘れて殴り掛かる…

【作】八津弘幸
【出演】杉咲花、成田凌、トータス松本、西村和彦、吉川愛、阿部純子、六角精児、若葉竜也、渋谷天外、井川遥、若村麻由美他
【語り】桂吉弥
【音楽】サキタハヂメ
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

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 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
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