「監察医 朝顔2」第14話、朝顔孤独編、完結:一家は再び集結!新たな物語のスタート!第13話ネタバレと予告動画

2021年02月09日10時16分ドラマ
@フジテレビ

上野樹里主演「監察医 朝顔2」第14話で、やっと朝顔(上野樹里)の孤独が解消される!父・平(時任三郎)は自分の身体の変化を受け入れ、夫・桑原(風間俊介)は神奈川へ戻る!一家は新しい物語を作り始める!フジテレビ2021年2月15日(月)夜9時から「監察医 朝顔2」第14話を放送!予告動画は番組公式Twitterで公開中だ。



2月8日に放送された第13話では、興雲大学法医学教室を去った元教授の茶子(山口智子)、検視官の丸屋(杉本哲太)が新しい道を見つけ、努力している姿も描かれた。茶子は特殊な処置で遺体を生前の姿に戻す“エンバーミング”の技術を身に着けるべく、アメリカでエンバーミングの技術を学んできた若林昭信(大谷亮平)の会社でアシスタントエンバーマーとして働いている。丸屋は、なんと、法医学の道に進むべく興雲大学の大学生となり法医の道を目指して日々勉強していたのだ。後半に入り、丸屋の登場がなくなってさみしい思いをしていた視聴者もこの転身には驚き、そして、喜んだ。

第13話では、第11話からつづく薬物の話があった。法医学教室の技師・高橋(中尾明慶)が好意を寄せているパンやの愛菜(矢作穂香)が薬物に手を染めていた。いったんはその検査結果を削除したものの、「愛菜に立ち直ってほしい」という思いから、愛菜の髪から薬物が検出したことを警察に話し、自らも愛菜を説得にゆく。このシーンで、薬物を摂取したために起きる身体の反応を高橋が丁寧に話して愛菜を説得するのだが、そのセリフは薬物の恐ろしさをわかりやすく説明していると好意的にとらえられた。

そして、解剖を依頼された遺体は敗血症による死亡であることがわかった。一人暮らしの老人は隣にすむ一人暮らしの若い男性に「おせっかい」と思われても栄養のあるものをと思って食事を分けていた。「うるさい」と言われても、大事なことはやらないとという思いから、朝顔(上野樹里)は仙ノ浦にいる平(時任三郎)に連絡をとる。平は自分でも認知症だと疑い病院に行くと言っていたが、翌日にはすっかりそれを忘れていたのだ。2月15日に放送される第14話では、朝顔が仙ノ浦の平のところを訪れ、朝顔がいかに家族を思っているかを平に話す。

夫・桑原(風間俊介)は一人孤軍奮闘の朝顔を助けようと休暇の度に神奈川に戻っていたが、なかなか自身の異動は認められない。警察を辞めて、家族との時間を作ろうとするのか、まわりの助けで神奈川県警に戻ることができるのか?




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■前回:第13話ネタバレあらすじ
朝顔(上野樹里)たちは、覚せい剤の過剰摂取で死亡し、変わり果てた姿になった22歳の女性・松野紗英(依田ゆい)を、何とか元の姿に戻せないかと苦慮していた。するとそこに、興雲大学法医学教室を去った元教授の茶子(山口智子)が突然現れる。茶子は、若林昭信(大谷亮平)と一緒だった。

実は若林は、遺体に防腐処理を施して生前に近い状態に戻すエンバーマーだった。茶子はヘッドハンティングされ、若林が興した会社のアシスタントエンバーマ―になったのだという。若林の会社は、エンバーミングだけでなく、大切な存在を失った人たちが抱える深い悲しみに寄り添う「グリーフケア」を目的としていた。

エンバーミングには遺族の同意が必要になるため、朝顔は茶子とともに紗英の両親に会いに行く。母親の翠(黒沢あすか)は朝顔たちの提案に感謝するが、父親の武弘(住田隆)は家出した挙句、薬物中毒で死んだ娘のことが許せないようすで、茶子たちとも話そうとしない。茶子と朝顔は翠に、紗英のアルバムなどを見せてもらい、話を聞く。すると、幼き日に父親と一緒に留守番していた際に怪我をした話になる。父親は母親に「お前が悪い」というが、思い出話に徐々に心を開いてゆく。

一方、高橋(中尾明慶)は、愛菜(矢作穂香)の髪の毛から、覚せい剤の陽性反応が出たことを朝顔に伝える。高橋とともに野毛山署を訪れ、強行犯係の山倉(戸次重幸)に検査結果の資料を提出する朝顔。山倉は、愛菜がかつて覚せい剤の売人をしていた男と交際していたことから、売買にも関わっていた可能性もあるとして、彼女の身柄を確保するよう忍(ともさかりえ)に指示する。高橋は警察が愛菜のところに行くときに同席させてもらった。そして、薬の使用をかたくなに否定する愛菜に薬物の恐ろしさを切々を訴える。そして「言っていたよね。いつか自分のパン屋さんを持ちたいって」と話すと、愛菜は薬物の使用を認めた。

愛菜は木嶋が悪い男と知っていたが、付き合いを断つことができなかったといい、友人の紗英にまで薬を売っていたとは全くしらなかったという。そんな愛菜に朝顔は一つ提案として、愛菜のエンバーミングを手伝ってほしいという。友人として、紗英が好きだった髪型、服装、メイクなどを両親にも聞かせていた。額の傷について隠す処理をするかと聞かれた父親は「隠してやってほしい」というが、愛菜は「残しておいたほうがいい」という。それは、紗英が額の傷を見せながら、幼き日の父親との思い出を話していたからだという。父親はそれを聞いて涙してしまった。連行されてゆく愛菜に朝顔はお礼を言うと、自分が木嶋をつきあったばかりに紗英を薬漬けにして死なせてしまったと、愛菜は激しく後悔した。

桑原(風間俊介)は、平(時任三郎)に電話をして、会いに行きたいというが、平はその必要はないという。平自身も認知症のことを本などで調べていたが、まだ、認めたくない気持ちだった。桑原はなんとか神奈川県警に戻れないかと上層部に訴えるが、けんもほろろに断られてしまう。大切な時に朝顔の元に居られないもどかしさから、警察をやめることも考えていた。

朝顔が興雲大学法医学の講義をしようとすると、最前列にいた男性が不審な行動をとる。その男性は検視官だった丸屋(杉本哲太)だった。検視官の立場ではなく法医として遺体を向き合いたいと思い、大学に入ったのだった。そして、法医学教室で手伝いを買って出る。そんな時、遺体に解剖依頼が入った。一人暮らしの老女の死因は敗血症によるショック死だった。その原因を調べに部屋に向かうと、冷蔵庫の中には、沢山の総菜や食材があった。女性は牛肉にアレルギーがあるものの、そこに牛肉も沢山あった。隣に住む宮田市郎(赤楚衛二)は、作りすぎたといってハヤシライスを分けてくれたが、それ以外に変った所はなかったという。

遺体からは人食いバクテリアが見つかった。健康な人はそれはのどの痛み程度の症状しかでないが、老女は傷口から劇症型溶血性レンサ球菌感染症を発症してしまったのだ。宮田に渡したハヤシライスからは何も発見されなかったので返しに行くと、宮田は「もう食べない。正直、食事を渡されて迷惑だった」という。そんな宮田に丸屋は、老女の思いを伝えた。「ドアを開けなくてもいいから聞いてください。高木さんは残ったものをおすそ分けしたのではなくあなたもために作ったのです。食べなくてもいいからそのことは知ってください」と。

夜、朝顔は平に電話をして、しつこく通院するように言ったことを謝った。平も謝り、自分も病院に行こうと思っていることを告げた。そして、翌日、朝顔がもう一度平に病院に行ったかを聞くために電話すると「なんのこと?」と、昨日の電話のことを全く覚えていない様子だった。

■第14話あらすじ
朝顔(上野樹里)は、父親の平(時任三郎)と、もう一度きちんと話し合おうと決意する。平は、朝顔と電話で話した際に、明日病院へ行くと約束したが、翌朝になるともうその約束を覚えていなかったのだ。

一方、桑原(風間俊介)は、仕事や子育てに追われている朝顔を少しでも手助けしようと、休日のたびに長野から神奈川に戻っていた。同時に、神奈川県警への復帰を模索するが、話を聞いてもらえない桑原。事情を知った野毛山署強行犯係長の山倉(戸次重幸)は、個人的な相談だと前置きして、桑原を戻すために県警の人脈に当たってほしいと部下たちに頼んだ。

朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)を連れて、平が暮らす仙ノ浦を訪れることに。

フジテレビ 2020年11月スタート。毎週月曜日夜9時から放送、月9ドラマ「監察医 朝顔2」。出演:上野樹里/時任三郎/風間俊介/加藤柚凪/志田未来/中尾明慶/森本慎太郎(SixTONES)/柄本明/大竹しのぶ/望月歩/平岩紙/板尾創路/山口智子/大谷亮平/杉本哲太ほか。番組公式Twitterアカウントは「@asagao2_2020」。予告動画は番組公式Twitterで公開されている。

フジテレビ「監察医 朝顔2」番組公式サイト
フジテレビ 「監察医 朝顔2」番組公式Twitter @asagao2_2020

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