「カンテク~運命の愛~」第3-4話あらすじと見どころ:王への復讐を誓うウンボ!テレビ東京
親迎の行列で王妃ウンギを殺害した銃使いたちが全員殺された!果たして王は仇なのか?そして長身の銃を使い慣れた人物は?チン・セヨン×キム・ミンギュ主演韓国宮廷ロマンス時代劇「カンテク~運命の愛~(原題:揀択~女人たちの戦争~)」、テレビ東京で放送の次回3月29日(月)からの第3話と第4話の詳しいあらすじと見どころを紹介、本作はGYAO!でも先行無料配信中で、DVDも発売中だ。
「カンテク~運命の愛」は、“王妃”の座を命がけで奪い合う女たちが繰り広げる、宮廷サバイバルロマンス。
【「カンテク~運命の愛」を2倍楽しむ】には、“揀択(カンテク)”についての詳しい解説や、時代背景、韓国での評判等まとめて紹介している。
※テレビ東京ではオリジナル全16話を22話に編集して放送するために、以下のあらすじや見どころが前後することもあります。
また、詳しいあらすじを知りたくない方は、見どころを参考に、あらすじは視聴後の確認用にどうぞ。
■第3話(2-3話/16話版)
捕えた親迎の行列の銃撃犯が獄中で毒殺されてしまう。さらに銃使い3人が遺体となって川で発見される。そしてウンボとワルが駆けつけた時、銃売人も殺害されていた。証拠隠滅と警告と考えるウンボたち。そこに何者かが現れ、襲われてしまう。
殺害された3人の銃使いと親迎の行列で使われた銃弾は同じもの。王イ・ギョンはファン内官に銃弾の出所を探すように指示し、投獄されたカン・イスの身を案じる。そして意識が戻った時につかんだ腕が間違いなくウンギだったと思い返し、王妃の遺体を探させるが見つからない。義禁部にも間者がいると確信するギョンは、自ら情報を得るために動き出す。
一方、大君イ・ジェファは、何者かに襲われ意識を失ってしまったウンボを私邸に連れていき看病をする。その夜、芙蓉客主に王がやって来る。銃使いたちを殺害したのが、この事件の黒幕だと考える王は、ちょうど戻って来たウンボに、銃使いたちを殺害した者を探してほしい、と仕事の依頼。薄絹の向こうの依頼人が生き返った王だと確認したウンボは、3日後に南山の古いお堂で会おうと約束する。王が犯人を捜していることをペク・チャヨンに報告し、王が犯人ではないことにホッとするウンボは、自分の手で犯人を捜すことを決心する。
そんな中、領議政キム・マンチャンらは、目障りなカン・イスを排除すべく「イスがウンギに開化思想を教えていた」と女官に証言させ、イスの斬首刑を王に訴える。驚いた王は、ペク・チャヨンを呼び出し真相を問いただす。
「王を信じるな」とチャヨンに忠告されたウンボは、少女のころに出会った少年が王だったことに驚く。一方イスがまもなく斬首されると聞いたチャヨンは、王に呼び出され、開化思想を持つイスは斬首刑に値するが、死なせたくないから力を貸してほしいと頼まれる。
脱獄計画が実行されるが、キム・マンチャンの配下の者にチャヨンとイスが捕らわれてしまう。拷問にかけられようとした時、王が現れ、自分が脱獄を企てたといい、チャヨンの大司憲の職位をはく奪と、マンチャンの望みを叶えることで脱獄事件を終わらせるよう告げる。だがマンチャンはイスだけは生かしておけないと答える。獄舎に出向く王。「教化書」を書いた自分の斬首は妥当だ」というイスに、守れなかったことを謝る王は、「それでもイスを側近にしたかった」と。イスは「自分の死を乗り越えて民のための政治をしてほしい」と遺言する。
釈放されたチャヨンから父が処刑されると聞き処刑場に駆けつけたウンボは、父イスと残酷な再会をし…。
ウンボの寝顔を見入るジェファ。ウンボにひとめぼれしたようだ。田舎訛りでコミカルな役回りかと思いきや、ウンボを気遣う姿に意外と思慮深く思いやりも見え隠れする。それにしても意識が戻ったウンボが泣き出した理由が笑える。イスの処罰に関して、母・大妃キム氏が関与していること知っている王は、おきて破りの方法でしかイスを助けることができなかったのだ。国舅から突然の反逆者にさせられたカン・イスと王との獄舎での対面に泣かされる。ウンボに父の処刑の現場を見せないようにワルが抱きしめ、王を仇と信じる展開は「仮面の王 イ・ソン」の4話を思い出す。いよいよ本格的にウンボが動き出す。世間の王の噂話をお聴き逃しなく。カン・イスが収監されている獄舎は、チン・セヨンがヒロインを務めた「オクニョ 運命の女」のメイン舞台でもあった「龍仁大長今パーク」の獄舎。詳しくは【オクニョが育った典獄署って?】で紹介。
■第4話(3話/16話版)
父が王に殺されたと信じてやまないウンボは、ペク・チャヨンの元へ行きどうすれば王を殺せるかと聞くが、飲まず食わずではろくな考えは浮かばないとチャヨンになだめられる。忠臣を失ったショックに打ちひしがれる王は、キム・フンギョンがご機嫌伺いにやって来たことで10年前を思い出す。
10年前。「不穏な思想を扇動したカン・イスを罷免しろ」という100人の署名を見せられた王(ギョンの父)はこれを承認するしかなく、カン・イス一家は済州島に送られることに。儒生たちから人望のあるイスを味方に付けたいキム・マンチャンが船着き場にやって来るが、イスはきっぱり断わる。そして少女ウンボの悪態に腹を立てたマンチャンがウンボを捕えるよう命じ、これが発端となりウンボは家族と生き別れになってしまう。少女ウンボと再会の約束としていた世子イ・ギョンはイス一家が済州島に送られると知り船着き場へ急ぐが…。
ウンボは姉ウンギを殺したのが、因縁の相手キム・マンチャンの子飼いの山尺(山で生活する猟師)と仮定するが、父の処刑を命じた王がウンギも殺したのではないかと疑う。チャヨンも王を信じないというが、確信がない限り動くなと忠告する。
一方王もウンギ殺しの犯人に目星をつける。その確証のために芙蓉客主(ウンボ)に会う。「2度も約束を破った」と言う芙蓉客主の言葉に、「2度とはどういう意味か?」と問い返す王。非礼を詫びたウンボはもう少し時間が欲しいと言う。
カン・イスの脱獄を防いだキム・ホンシクが大司憲に任命される。キム家がまた一つ重職を増やした。そんな中、世間では王に関する不吉な噂が広まっていた。左議政チョ・フンギョンは、それを大王大妃に伝え、民心を落ち着かせる策として王の婚姻を促す。大王大妃は、自身の娘ヨジを妃にしようとしているフンギョンの魂胆を分かっていたが、都巫女を呼んで意見を聞いた上で揀択を行うことを王に告げる。
捕盗庁の見回り兵になりすましてキム・マンチャン宅に潜入したウンボは、「山尺名簿」を盗み見するが、家人に見つかってしまい、その後ピンチになったウンボをイ・ジェファが助ける。
便殿。揀擇を行うと大王大妃が発表。続いて王は、弱気な様子を見せ臣下たちが断れない状況を作って、奴婢たちを集めて親衛部隊を結成すると発表する。さらに王妃を輩出する家門にも私兵権を与えるとも。
ペク・チャヨンは秘密のアジトで長身の人物と会う。その人物はカン・イスを失ったことを残念がりながらも、彼の娘が役に立つかもしれないと考える。そこでチャヨンは、ウンギが生き返ったという体でウンボを揀択に参加させることを思いつく。王妃ウンギを狙った犯人はウンボをウンギと思って襲うはず。大王大妃にウンボを王妃にして犯人を捕らえようと説得する。
今回の回想シーンで、世子だったギョンに「不穏な思想を扇動したカン・イスを罷免しろ」という百人疏への署名をさせたのがチョ・フンギョンだということが分かる。ウンボがなぜ行方不明になったのかもわかるのでお見逃しなく。ギョンの父王を演じたのは「太陽を抱く月」でハン・ガインの兄役を演じたソン・ジェヒ。世間に広がる王がトッケビ(도깨비)や九尾狐(クミホ)といったうわさを大王大妃の耳に入れて、新たに揀択をすることに。どちらもドラマのタイトルにもなっているもののけ(参:「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」、「僕の彼女は九尾狐」など)。私兵権は、事件の再発を怖れて娘を出さない家門に対する対策。ところで、チャヨンの秘密のアジトにやって来た長身の男性は銃の扱いにも慣れている。果たしてその人物とは?ところで、ウンボのピンチを再度助けてくれたジェファの服はウンボには大きすぎる。オーバーサイズの服で出て来たウンボが可愛い。処女単子(チョニョタンジャ)や揀択(カンテク)についてはこちらで詳しく解説している。
■キャスト
カン・ウンボ/ウンギ役:チン・セヨン
イ・ギョン役:キム・ミンギュ
イ・ジェファ役:ト・サンウ
チョ・ヨンジ役:イ・ヨルム
ワル役:イ・シオン
キム・ソンイ役:イ・ファギョム
◇テレビ東京「カンテク」番組公式サイト
2021.03.25スタート 月~金08:15-09:11 地上波初放送
◇おすすめ韓国ドラマ特集ページ
2021.03.25(木) 9:30〜4.30(金) 9:29 月〜金各1話更新
◇公式HP
【作品詳細】【「カンテク~運命の愛」を2倍楽しむ】