NHKBSP「コウラン伝 始皇帝の母」安国君が不倫現場に激怒!第24話予告と23話ネタバレ:秦の衣装
中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母(原題:皓镧传)」(全34話)白霊児(はくれいじ)との結婚を命じられた呂不韋(りょふい)が皓ランへ愛の告白!一方、安国君は王妃の不倫現場を目撃し激怒する3月28日(日)夜9時からNHKBSプレミアムにて放送の第24話あらすじと第23話ネタバレあらすじ、豆知識(秦の衣装)を紹介、番組公式サイトでは紹介ムービーが視聴できる。
「コウラン伝 始皇帝の母」は、中国、春秋戦国時代、趙の名家で育った聡明で美しい娘、李皓鑭(りこうらん)が、時代に翻弄されながら、秦の始皇帝の母となるまでの波乱に満ちた人生を描く愛と闘いの物語。
※【「コウラン伝」を2倍楽しむ】では時代背景や人物紹介、各話の詳しいあらすじと見どころなどまとめて紹介している。
3月21日放送の第23話では、皓ランたちと別れた殷小春(いんしょうしゅん)が白仲と出会う。第一印象はお互い最悪で喧嘩ばかりする2人だが、丁々発止のやり取りに新たなカップル誕生の予感をさせた。一方、咸陽では絲蘿(しら)の側室入りを巡り皓ランと子楚が険悪ムードに。そこへ呂不韋(りょふい)が現われ皓ランに助け船を出すのだが、皓ランへの未練がある呂不韋を警戒する子楚は、呂不韋と白霊児の結婚を推し進めた。趙では優しかった子楚だったが、秦に来てから冷徹な顔を見せるようになり寂しい気持ちがする一方で、その兄・子傒(しけい)の雅王女への配慮や懐の深さが際立った。
そして3月28日放送の第24話では、無理やり白霊児と結婚させられそうになる呂不韋が、長年の思いを告白し皓ランを抱きしめる!子楚と結婚し、子供ももうけた皓ランだが、果たして呂不韋の熱烈アプローチに応えてしまうのか?そして泣いてばかりいた安国君は華陽夫人の不倫現場を目撃!怒り狂って華陽夫人の首を絞めてしまうのだが、果たしてその結末は?物語も終盤に差し掛かる中、新たな展開を見せる第24話もお楽しみに!
■前回:第23話ネタバレあらすじ
雅王女は、皓ランが咸陽にいることで苛立ち、喪中にも関らずお酒で憂さを晴らしていた。嬴子傒は雅王女が趙国の王女であることを問い詰めると、雅王女は自分の正体を明かしてさらに子楚を愛していると告げるのだった。
白仲は勝ち戦で多くの趙国の兵士と女たちを捕虜にした。殷小春は白仲の部隊に医師として紛れ込み、夜営に放火し、捕虜となった女たちを逃がそうとした。しかし趙国の女が白仲を呼び、白仲は小春を吊るして尋問するのだった。
子傒は8年間も子楚を待った皓ランを称賛した。それを聞いて腹を立てた雅だったが、突然吐き気がして嘔吐した。雅は毎日おかゆを食べているせいで食欲がなく、吐き気がしたのだと言い訳した。一方、子楚の側室となった絲蘿は皓ランが刺繍をしたと言って服を華陽夫人に贈ったが、嘘だと見破られてしまう。絲蘿は華陽と皓ランとの仲を取り持ちたかったと話したが、そのしたたかさに華陽夫人は絲蘿を見直したと告げた。
子楚が側室を迎えたことに腹を立てた皓ランは子楚と会おうとしなかった。困った子楚は各地の古い木簡書簡を皓ランに送った。秦の法律について全くわからない皓ランだったが、そこへ呂不韋が現われ2人は久々の再会を果たした。皓ランと書簡を読みながら秦の法律を教える呂不韋の姿を目撃した子傒は苛立ちを感じていた。
具合を悪くしていた雅王女は、子傒の子供を身ごもっていた。子供を産みたくない雅王女は堕胎薬を飲んでいた。しかし、そのことを子傒に知られてしまい、子傒に安産の薬とすり替えられてしまった。雅王女は子傒を愛していないとはっきり告げたが、子傒は子供を勝手におろして欲しくないと説得した。
その頃、捕虜を逃がそうとした罪で張りつけにされた小春。ある夜、白仲に矢が当たり大けがをして帰ってきた。白仲の治療を頼まれた小春は、彼の部下から白仲の父親が亡くなってから白仲の部隊が冷遇され、一番危険な地域へ派遣されていることを知った。白仲は部下達を優遇してもらう為に朝廷の高官に趙国の女たちを贈ろうとしていたのだった。その話を聞いて白仲に情が沸いた小春は、白仲の治療をすることを決めるのだった。
秦の法律では妾を囲うことを禁止されていたが、王室の貴族たちは法律を無視して多くの側室を囲っていた。皓ランは子楚が絲蘿を側室を迎えたことに腹を立てていたが、子楚は周囲の目を欺くために必要なことだったと説明するのだった。
前の王が亡くなり、喪に服していた安国君だったが、華陽夫人の後押しにより嬴柱王として正式に王座に就いた。その頃、范雎が魏王と密通していることが発覚し、柱王は范雎の処遇は自分に任せるよう皆の前で告げた。そこに、突然白霊児が猿を連れてやって来た。猿の芸を見て喜んだ柱王は白霊児の望みを何でも叶えることを約束したので、白霊児は呂不韋と結婚したいと告げた。焦った呂不韋は、自分とは身分が違い過ぎると断ったが、子楚は呂不韋の能力を認め、白霊児と結婚させるよう柱王に申し出るのだった。
■秦の衣装
舞台を秦から趙へ移し、皓ランたちが着る衣装も趙での上品な水色ベースから赤を基調とした秦使用となった。秦王朝の衣装はシンプルかつ荘厳で厳格なもの。戦国時代以降は、上下に別れているセットアップから、ワンピースのように一つに繋がった服になったとされている。
このような服装は秦王朝によく見られたもので、左の服の襟を伸ばしてから右に巻き、後ろに巻いてから前の紐で結ぶ言わば巻きワンピースのようなもの。この種の服は色彩も華やかで見た目の美しさもこの時代の特徴となっている。
近年、中国では中国の伝統服がコスプレ業界でトレンドになっており、秦時代や唐時代など古代中国の衣装に魅了される人が多いらしい。中国の伝統衣装と言えばスリットが入ったチャイナドレスを思い浮かべることが多いと思うが、豪華絢爛の中国王朝の服装にも注目しながらドラマを楽しんでみるのも面白いかもしれない。
■第24話あらすじ
子傒夫人である雅王女から、呂不韋が白霊児と結婚することを知らされた皓ラン。その後、呂不韋が突然皓ランの部屋へやって来て彼女を抱きしめた。今でも愛していると言う呂不韋に皓ランは・・・。呂不韋は貴重な宝玉を王様となった安国君に献上し、王妃に贈るよう提案する。喜んだ王がさっそく王妃に会いに行くと、楽師の男性と2人きりで入浴する王妃を目撃した王は激昂し、王妃の首を絞めるのだが・・・。
原題:皓镧传
制作:2019年 中国
■キャスト⇒相関図(NHK)
李皓鑭(リ・こうらん)役:ウー・ジンイエン [声:中村千絵]
呂不韋(りょふい)役:ニエ・ユエン[声:東地宏樹]
嬴子楚(えい・しそ)役:マオ・ズージュン [声:平川大輔]
雅(が)役:ハイ・リン [声:松井茜]
華陽(かよう)役:タン・ジュオ [声:小松由佳]
安国君(あんこくくん)役:ワン・マオレイ [声:咲野俊介]
嬴子傒(えい・しけい)役:ワン・ユー [声:山野井仁]
◇紹介ムービーとインタビュー映像
◇NHK「コウラン伝 始皇帝の母」番組公式サイト
2020.09.27スタート 毎・日21:00~22:00 BSプレミアム
※再放送 翌週13:00~
◇Youtube予告動画
◇TSUTAYA DISCAS/TSUTAYA TV(1,026(税込) 初回入会から30日間無料お試し!)
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