「ストーブリーグ」第13-14話あらすじと見どころ:波乱の予感~新たな目標※リンゴの木!BS日テレ
賄賂疑惑でピョン広報チーム長が本社監査チームから事情聴取を受ける!さらに球界に薬物疑惑が…BS日テレでBS 初放送中のナムグン・ミン主演話題の韓国ドラマ「ストーブリーグ」(全16話)、5月3日(月)、4日(火)放送の第13話と第14話の詳しいいあらすじと見どころを紹介、本作はDVDも好評発売、TSUTAYAでの配信、レンタル中で公式サイトにて予告動画が視聴できる。
「ストーブリーグ」は、野球経験ゼロのゼネラルマネージャーと落ちこぼれ球団が放つ感動作。【「ストーブリーグ」を2倍楽しむ】ではドラマの見どころや韓国での評判などまとめて紹介している。
■キャスト⇒「押さえておくべき4人+α人物紹介」
ペク・スンス役:ナムグン・ミン
イ・セヨン役:パク・ウンビン
クォン・ギョンミン役:オ・ジョンセ
ハン・ジェヒ役:チョ・ビョンギュ
他、ソン・ジョンハク、イ・ジュニョク、チョ・ハンソン
■第13話「波乱の予感」
ドリームズの社長に就任したギョンミンの横暴からピョンチーム長を守るために、頭を下げるスンス。ギョンミンはスカウトチームのチャン・ウソク次長を社長特別補佐にし、自分に盾ついたジェヒをスカウトチームに異動させる。
薬物疑惑の噂が広まり球界に激震が走る。バイキングスのイム・ドンギュ選手や、ドリームズのカン・トゥギ選手にも疑いがかけられる。そんな中、ドンギュに脅迫が電話が入る。ドリームズでも、もしトゥギが噂通り薬物を使用していたら、シーズンの半分の試合が出場停止となり、優勝は望めない。実はスンスはこうした事態を懸念して薬物使用選手リストを事前に入手したのだった。
キムGMはドンギュに直接噂の真偽を確かめるが、ドンギュは否定だけして立ち去る。スンスはヨンギに薬物捜査対象になりそうな選手の選別を頼む。追加でバイキングスの選手についても。ギョンミンもまたチャン・ウソクの憶測でトゥギへの疑惑を深める。そんな中、ギョンミンは臨時社長団会議開催を要請し、薬物を使用した選手に対する処分の強化を訴える。記者団に、72試合の出場停止から2年間の活動停止処分に強化することを発表した後、わざとトゥギ選手への疑いを深めるよう口を滑らせる。
ドンギュはルーキー時代に、薬物ブローカーが接触してきた日のことを思い出す。無理に渡された薬物を部屋で見ていた姿を、トゥギに目撃された。その後、ドンギュに薬物疑惑が浮上し、トゥギが密告したと誤解していた。
新規約では自首すれば1年間の活動停止で済む。スンスは、キムGMへの謝罪の意味も込めてバイキングスの薬物使用疑惑のある選手リストを渡すが、キムGMは選手を信じると受取りを拒否する。球団に戻ったキムGMは、選手たちに真摯に向き合い自首を促すが、一人の自首もない。ほどなくして野球協会の調査結果が発表される。セイバース2名、ペリカンズ1名、ウェールズ2名、ジャガーズ3名、デビルス1名、タイタンズ3名、ブラックウィングス2名、レッドホークス3名、なんとバイキングスは5名、そしてドリームズは…ゼロ。薬物疑惑で球団つぶしにかかったギョンミンだったが、逆にドリームズの評価を高めてしまい、優勝も狙える事態に。なおもトゥギを疑うギョンミンに、スンスは「バイキングスの先進的ノウハウと訓練で球種を増やした結果、カン・トゥギは怪物投手になった」と、教える。
ドンギュの薬物疑惑ははれたが、脅迫電話は続く。そんな中、トゥギはドンギュを呼び出し、「正々堂々と生きてほしい。ケジメをつけろ」と忠告する。翌日、ドンギュはキムGMに全てを告白し、脅迫電話を拒絶、そして野球協会に自首する。スンスはドンギュに会って…。
球団社長に就任したギョンミンは、“盗塁”を例に、野球が野蛮なスポーツだと御託を並べる。だがその後の皮肉「孤立無援の君が植えたリンゴの木が実を結んだ」は言いえて妙。ピョンチーム長までスンス側についたのだから。ジェヒの異動には裏事情があった。ピョンチーム長を助ける代わりに、ジェヒを自宅謹慎にしろとギョンミンから言われたのだ。だがスンスの一言でスカウトチーム異動に落ち着いた。スンスはどんな言葉でギョンミンを翻意させたのか?スンスはジェヒのセヨンへの気持ちにも気づいている様子。今回、ドンギュ選手の回想のなかで、ルーキー時代の彼とトゥギの関係、無理に渡された薬物をどうしたのかが分かる。それにしても2人の野球力は努力と練習の賜物なのに、薬物疑惑の噂は有名税にしては重過ぎる。今回ラストで2話でのスンス、11話でのドンギュが囁いた言葉が明らかになるのでお聞き逃しなく。スンスの囁きこそがドンギュがつけるべきケジメで、キムGMに謝罪する理由だ。
※豆知識:ギョンミンがたびたび「リンゴの木を植える」という言葉を使い、「魂を売ってでも優勝するとは言っていない」とスンスがやり返すが、この“リンゴの・・・”は、ドイツの宗教家ルターの名言、「たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私はリンゴの木を植える」から。「いま自分にできることを精一杯やっていこうという決意」を表す言葉だ。
■第14話「新たな目標」
違法賭博をしたことを告白し、シーズンの半分の試合に出場停止となったイム・ドンギュ選手をスンスはドリームズに連れ戻すことにする。スンスがバイキングスのキムGMにトレードを打診する一方で、セヨンもまたチームスタッフを説得していた。スタッフたちから理解を得たスンスはバイキングスとの交渉に出向くと、そこにはペリカンズのオGMの姿があった。ペリカンズは優勝候補のセイバースを倒すためには、即戦力のある強打者ドンギュが欲しいというのだ。スンスは、ドリームズも同じ理由だという。冗談と受け流すオGMに本気だとスンス。キムGMは2人を競わせ、スンスはトレード選手の若さで2年後を見据えられると訴え、オGMはキムGMの任期が今季だということで、若さより即戦力を欲しがるはずだと、自身の価値観で訴える。だが、キムGMは保身ではなくチームのためにスンスを選んだ。スンスはキムGMの過去から、そうした人柄まで計算していたのだ。ドンギュはトゥギ専用バットを壊してドリームズに戻る。無断でことを進めたスンスに文句たらたらのギョンミン。トレードに出した2人の年俸3億ウォン、12億ウォンのドンギュでは予算オーバーだと告げられる。
そんな中、ユン監督のことで警察からセヨンに連絡が入る。ユン監督の八百長疑惑の噂を耳にしていたジェヒがセヨンと共に警察へ。逮捕された八百長のブローカーが、2017年にイ・ドング元選手にカネを渡したと証言した。当日、出場予定のなかったイ選手が、珍しく先発で投げ、打順も変わった。その見返りとしてブローカーは500万ウォンを渡したというのだが、彼の口座に500万ウォンを振り込んだのがユン監督だった。それでユン監督も事情聴取されたのだ。セヨンは自身のPCで2017年6月4日当日の映像を見せ、ブローカーの証言の嘘を理路整然と証明する。問題は500万の振り込み。実は、八百長話を持ち掛けられたことを知ったユン監督が、話に乗るなとポケットマネーでカネを振り込んでやったのだ。
ところで、ドンギュトレードの決済をもらうには9億の穴埋めが必要。ここで動いたのはマーケティングのチーム長イム・ミソン。大きな広告契約を取り付けてきたのだ。スンスは慰労と共に、かつて情熱のあった彼女がやる気なし社員になった経緯を聞く。そしてギョンミンからの決済をもらう。優勝も視野に入れられるラインナップが揃った。ユン監督は改めて、無能といわれた自分と複数年契約をしたのかと聞き、無能だと思っていないと答えたスンスは、「GMの仕事はストーブリーグにチームを強くすること、試合を見るファンの胸に火をつけるのが監督の仕事」という持論を話す。ユン監督はスンスへの信頼を深める。
ところが、ギョンミンはそんなユン監督を呼び出し、スンスの肩を持てばクビにすると脅し…。
ドンギュの処分が解けるのは秋。そして力を発揮するのも秋。本気で優勝を狙うドリームズにとっては何ともありがたいタイミング。今度はセヨンのプレゼンに注目!そして、スンスはキムGMになんといってトレードを成立させるのか?不良と縁を切り、スンスを尊重し、同僚の評価も辞めて…つまり野球以外のすべてを変えることを約束して、古巣に戻ったドンギュ選手をドリームズの仲間たちはどう出迎えるのか?人たらしのスンスは、今度はイム チーム長の情熱に火をつけた。イ元選手の500万ウォンの使い道は、子供の1歳の誕生パーティ。字幕では「子供に使った」と訳されるかもしれないが、イ元選手は「トルチャンチ」といっている。これは生まれて初めての誕生日(満1歳)を祝うパーティのこと。詳しくはこちらで解説している。今回のことでユン監督が人格者だと分かったが‥。元妻のジョンインはスンスの空っぽだったスンスのアドレスに登録者がいるのを喜んでいる。スンスはユン監督に病気の息子がいること、そして治療費の足しになるよう、優勝したときの監督への報奨金まで契約に入れていたのだ。
◇BS日テレ「ストーブリーグ」番組公式サイト
2021.04.15スタート 月-金11:30~12:30 BS初放送
◇公式サイト
◇TSUTAYA DISCAS/TSUTAYA TV(1,026(税込) 初回入会から30日間無料お試し!)
【作品詳細】【「ストーブリーグ」を2倍楽しむ】