朝鮮王朝の推理劇「チョン・ヤギョン」を長尺動画で先取り-衛星劇場

2010年01月26日11時09分ドラマ
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朝鮮王朝に名探偵シャーロックホームズ?歴代国王の中でもっとも人気の高い正祖イ・サンの右腕として活躍した実在の人物、チョン・ヤギョンを主人公にした新感覚の歴史推理ドラマ「チョン・ヤギョン」がパク・ジェジョン主演で2月28日から衛星劇場で放送される。衛星劇場では、放送に先駆けて、韓流エンターテインメント解説の第一人者、田代親世がドラマ「チョン・ヤギョン」をナビゲートする4分30秒の解説ムービーを公開している。

ドラマは、朝鮮王朝実在の英雄、チョン・ヤギョンが様々な難事件を解決していくという、新感覚の歴史探偵ドラマ。新鮮なストーリーと美しい映像で、同時間帯のケーブルテレビで1位の人気を博した話題の作品だ。
チョン・ヤギョンは、これまでにも多くのドラマで取り上げられた人物で、イ・ソジン主演の「イ・サン」ではドラマの後半から登場し、ドラマで重要な役割を受け持っている。また、チョン・ヤギョンは、官僚が守るべき心得を記録した「牧民心書」という本の著書としても有名で、この本がドラマのタイトルとなった作品も放送されている。(詳しくは[ドラマで見る年表 朝鮮王朝時代]を参考にされたい)

チョン・ヤギョンは1762~1836年を生きた実学者で、多くの著書・業績を残し、政治や法律や経済、建築学、医学、教育、歴史など、ありとあらゆる学間を修めた天才といわれている。22歳で科挙に合格し、正祖の信頼と寵愛を受け、早くから要職について能力を発揮した。しかし、それが、正祖の反対勢力から疎まれ、左遷され、正祖亡き後は、政敵から迫害を受けることになってしまう。
ドラマ「チョン・ヤギョン」は、彼が、左遷されていた時期、その冷静な洞察力と明晰な頭脳でシャーロック・ホームズよろしく様々な事件を解決していたという設定で描かれている。ドラマの中で取り上げられるエピソードは、現代の世相を反映したもので、今の時代でも十分参考になる。歴史ドラマが苦手という方にも楽しめる新感覚の歴史ドラマとなりそうだ。

1話完結のドラマで、毎回登場する豪華なゲスト陣も魅力だが、なんといっても楽しみなのは、主人公を演じたパク・ジェジョンだ。彼は、前作「君は僕の運命」で、演技力不足との厳しい評価を受けたが、この作品では、彼の持ち味であるクールな外見とウィットあふれる演技で周りからの評価もうなぎ上り!彼の素の魅力は、昨年9月に来日時の番組収録レポートで詳しく紹介しているので、参考にされたい。(「衛星劇場」田代親世韓流ナビ収録レポートを見る)

ドラマ「チョン・ヤギョン」は全8回の作品で、2月28日から、毎週日曜日の深夜11時から2話連続で放送される。再放送も用意されており、毎週木曜日、昼1時30分から、こちらも2話連続。
放送までの1ヶ月。番組サイトの予告動画と、番組解説ムービーでお楽しみいただきたい。

なお、韓国歴史ドラマについては、韓ドラここが知りたい!に、楽しい読み物があるのでそちらもあわせてご覧いただきたい。

衛星劇場「チョン・ヤギョン」田代親世さん番組解説