「花郎(ファラン)」第18話ネタバレあらすじと見どころ:明かされた秘密!ハンソン(V)の笑顔に涙腺崩壊必至|全20話版

2021年10月09日08時33分ドラマ
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ついにソヌ(パク・ソジュン)の出生の秘密が明らかに!そして家門、権力のために前途ある若者が悲しい最期を迎える…韓国ロマンチック時代劇「花郎<ファラン>」(全20話)の第18話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などを紹介、本作はDVDも好評発売・レンタル中で、作品公式サイトで予告動画が公開されている。

※以下【「花郎」を2倍楽しむ】で紹介した全24話版を20話版にリライトしたものです。【「花郎」を2倍楽しむ】では、ネタバレあり/なしのあらすじと見どころ、時代背景や豆知識などまとめて紹介している。



※原則、無名(ムミョン)を“ソヌ”と、彡麦宗(サメクチョン)を“ジディ”と表記。キャスト一覧は文末へ。

■第18話「明かされた秘密」
素直だった彡麦宗=ジディがすっかり変わったのがアロのせいだと信じる只召(チソ)太后は、アロが、お前の母親が父親にしたように彡麦宗を誘惑したのかとつかみかかり、アロを源花にすると告げる。源花の運命を「嫉妬が原因で殺し合った」と答えるアロに「私が殺した。当時王権を強めるのに源花の存在は邪魔だった。お前も邪魔になったら殺す」と言い渡す。恐怖の涙を流しながらも、「太后がこの命を絶つまで、何としても耐え抜き生きる道を探します」と気丈に答えるアロ。

アロに命の危険が迫っていることを知ったソヌはフィギョンに助けを求める。フィギョンは、「新羅はこれまで危機に面するたびに源花を立て不要になれば廃することで危機を乗り越えてきた。源花の末路が死だ」と告げる。焦るソヌにフィギョンは「真の王になる気はないか」と問う。そしてソヌの父親が自分だと名乗る。
実はソヌは、聖骨のフィギョンと聖骨で源花のチュンジョンの間に生まれた子(ムミョン=ソヌ)。同じく妊娠していた只召は、自分の子(彡麦宗=ジディ)に王位を継がせるため、邪魔なフィギョンの子を世に誕生させないために親友でもあったチュンジョンを殺害したのだった。ソヌもまた王位継承権のある聖骨だった。

只召はウィファを王宮に呼び、ウィファを風月主の座から降ろして、源花を復活させると宣言する。ウィファは源花として王女の隣にアロがいることに驚きながらも、成長した花郎たちは太后の思い描くような花郎ではないと告げて退室する。仙門に戻ったウィファからアロの様子を聞いたソヌは、「自分が王になれば大事なものを守れるのか」と尋ねる。
喜んでいる場合ではないが、源花として美しく装ったアロが美しい。アロを案じるソヌを映す前に一瞬カメラが蜘蛛の巣を捕える。それがまるで源花として軟禁状態にあるアロのようで、心憎い演出だ。

一方、ハンソンの祖父ソク・ヒョンジェは、家門再起のためにヨンシルの元を訪れるが、「王の首を持って来るまでは話は聞けない」と突き放され、タンセに王(と思い込んでいるソヌ)の殺害を命じる。その頃、ソヌに憧れるハンソンは、自分のために兄タンセを苦しめないでほしいと祖父に手紙を書こうとしていた。自分の道を切り拓こうするハンソンの肩を抱いて、「共に歩いてやる」と勇気づけるソヌ。
年老いた祖父が馬に乗るヨンシルの踏み台に。ここでもまた骨品制が…。「僕のような臆病者も、ソヌのようになれるか?」と小首をかしげて聴くハンソンがキュート。この笑顔を目に焼き付けておこう。

源花の任命式の前にナムモ王女の墓へ行くことを知ったジディは、その時にアロを連れ去り、太后の手の届かない所へ送ろうと考える。

そんな中、パンリュとスヨンは幸せな時間を過ごすが、スホは敵対する家同志の2人が結ばれることは出来ないから身を引けとパンリュに言う。一方、タンセは祖父ソク・ヒョンジェから「(王だと勘違いしている)ソヌを殺害しなければ、自分とハンソンが死ぬ」と脅され、弟ハンソンを守るために祖父から下された極秘の命令を果たそうとする。タンセが祖父の命を受けてソヌを殺害しようとしていることを知ったハンソンは、自ら兄タンセの毒刃を握りソヌを守る。ハンソンが突然の死を遂げ、悲しみに暮れる花郎たち。ソヌは自害しようとしていたタンセを止め、ハンソンが祖父に宛てて書いた手紙を渡し、今もお前は俺の郎徒だと告げる。
ソヌ殺害を決心しながら、「自分の剣をよけて、触れないでください。隙あれば私を殺してください」というタンセの心の葛藤が余りにも可哀そうだ。一方、大好きなソヌのお姫さま(いや、王子様?)抱っこで息を引き取ったハンソン。ソヌの腕の中でいい遺した言葉をお聞き逃しなく。自分のために親友マンムンを死なせたソヌには、タンセの辛い気持ちが手に取るようにわかるはず。兄への愛に溢れたハンソンの手紙をお聴き逃しなく。

ウィファは、花郎たちの前でハンソンの死を悼み、「新羅には花郎を思いのままにしようとする者がいるが、二度と友を失うな。誰かが作った秩序をそのまま受けいれるな。お前たちは駒ではなく誰より自由な花郎だということを忘れるな」という。
ハンソンの死に花郎たちが涙するシーンで流れる「僕が遠くに去っても悲しんで泣かないで~♪」という印象的なフレーズのOST楽曲は、ハン・ドングンが歌う「その場所がどこでも(그 곳이 어디든)」。Youtubeにて試聴できる。

その頃、アンジはフィギョンからアロが源花にさせられたことを聞き、ソヌを王にするしかないと提案を持ち掛けられる。一方、只召太后はヨンシルと大臣たちに譲位を迫られたうえ、アンジからソヌがチュンジョンとフィギョンの子で王位継承権のある聖骨だと聞かされて切実な危機感を抱く。
只召太后から「ソヌが王」と騙されていたヨンシルは、それならソヌを王につけてやると考えたのだ。みんなが源花にさせられたアロを案じる中、当の本人はのんきにゲーム遊び。全く、どこででも順応できるたくましい女性だ。

ジディは花郎たちを守るためにある決意を胸に王宮へ。一方、只召太后は禁衛将ヒョンチュにソヌを殺害させようと、叔明王女にアロを連れてナムモ王女の墓を訪れるよう命じる。太后の計画を知った王女は、アロに、「お前の存在がソヌの足を引っ張っている」と告げる。その時、ソヌがアロ救出にやって来るが…。
凛々しく髪を結んだアロも愛らしい。

■キャスト相関図
ソヌ/ムミョン役:パク・ソジュン
ジディ/彡麦宗/真興王役:パク・ヒョンシク
マンムン/ソヌ役:イ・グァンス
花郎
スホ役:ミンホ(SHINee)
ハンソン役:キム・テヒョン/V(BTS/防弾少年団)
パンリュ役:ト・ジハン
ヨウル役:チョ・ユヌ
郎徒
 タンセ役:キム・ヒョンジュン
 カンソン役:チャン・セヒョン
風月堂/キム・ウィファ役:ソン・ドンイル
只召太后:キム・ジス
ほか

公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「花郎」を2倍楽しむ】