泣きすぎ注意!『7番房の奇跡』は、すべての大人に贈る、“塀の中"で起きた父子の奇跡の物語!
韓国のアカデミー賞、大鐘賞映画祭で12部門ノミネート!無実の罪で投獄された知的年齢6歳の父親と幼い娘に起きる奇跡のような物語を描く韓国映画『7番房の奇跡』が、Huluにて7月21日(水)から配信スタートする。
『7番房の奇跡』は、韓国では観客動員記録を塗り替え、『グエムル~漢江の怪物~』『10人の泥棒たち』に続き、歴代動員第3位を記録した2013年度最大のヒット作。韓国のアカデミー賞と言われる大鐘賞映画祭で12部門にノミネートされ、主演男優賞など4部門を受賞した(※)。
春には黄色いランドセルで学校へ…と、娘の入学式を夢見ていた、知的年齢が6歳の父親ヨングと、しっかりものの6歳の娘イェスンに突然の事件が影を落とす。ヨングは殺人の容疑で逮捕、収監。娘はひとり寂しく父を思い、塀の中では父が娘に会いたいと思いを馳せていた。そんなある日、ヨングに命を助けられた7番房の房長と仲間たちが、娘イェスン潜入大作戦を決行! しかし、二人の幸せな時間は長くは続かず…。裁判の最終弁論、ヨングは最後の最後になぜか無実の罪を認めてしまうのだった。数年後、娘イェスンは弁護士となり父の無罪を証明するために奔走する。そして父が本当に守りたかったものが時を越えて明かされる…。
無実の罪を着せられ服役することになる父親ヨングを演じるのは、『王になった男』などで貫禄の演技を披露するリュ・スンリョン。本作では知的年齢が6歳で、一人娘のイェスンにありったけの愛情を注ぐ役を繊細に演じる。しっかり者の6歳の娘イェスンを演じるのは本作でデビューしたカル・ソウォン。そんな父と娘との深い絆が周りの人々を変えていく過程を回想する、大人になったイェスンを「ピノキオ」「相続たち」のパク・シネが扮する。
●『7番房の奇跡』パク・シネ来日記者会見レポ(2013年5月20日)
ヨングと同房の囚人たちを演じるのは、元暴力団員で房長のヤンホ役のオ・ダルスをはじめ、パク・ウォンサン、キム・ジョンテ、チョン・マンシク、キム・ギチョンの強面の面々。タイトルやあらすじだけを頼りにすると、暗く陰湿でやりきれない物語のように思え、本作を避けていたという映画ファンもいると聞いたが、イェスンを7番房に潜入させるアイデアや、看守に見つからないように囚人たちが悪戦苦闘する姿は吹き出してしまうほど面白く、父と娘の愛情と絆をユーモアと愛情いっぱいに描かれている。
そんな楽しい展開が、ヨングが無罪の罪を認めてから一変。悲しすぎるほどの父娘愛が描かれる。イェスンを演じたカル・ソウォンが、大人顔負けの演技力を披露し、その可憐さが涙を誘う。本作は、日本でも涙腺崩壊映画としてリピーターが続出したほど。映画館で見逃した方はもちろん、人目を気にして号泣できなかった方も、Huluで心置きなく号泣されては?
韓国映画史に残る名作「7番房の奇跡」は7月21日(水)からHuluで配信される。
※第50回大鐘賞映画祭:主演男優賞(リュ・スンリョン)、脚本賞(イ・ファンギョン)、最優秀企画賞、審査員特別賞(カル・ソウォン)の4部門を受賞。
12部門ノミネート(監督賞、シナリオ賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、新人女優賞、撮影賞、編集賞、照明賞、音楽賞、衣裳賞、美術賞)
7番房の奇跡(原題:7번방의 선물)
出演:リュ・スンリョン、パク・シネ、カル・ソウォン、チョン・ジニョン、オ・ダルス、パク・ウォンサン、キム・ジョンテ、チョン・マンシク、キム・ギチョン他
監督:イ・ファンギョン
脚本:イ・ファンギョン/ユ・ヨンア/キム・ファンソン/キム・ヨンソク
撮影監督:カン・スンギ
音楽:イ・ドンジュン
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