「おかえりモネ」舞台は東京へ!清原果耶、気象予報士としての人生スタート!第9週ネタバレと第10週予告動画

2021年07月16日09時00分ドラマ
@NHK

合格率5%の難関を乗り越えた百音(清原果耶)は登米に別れを告げ上京する!そこで待っているのは朝岡(西島秀俊)や野坂(森田望智)と内田(清水尋也)、下宿先の大家・井上菜津(マイコ)たちだ!慣れない東京生活を幼馴染の明日美(恒松祐里)と共に暮らしてゆく!NHKテレビ小説「おかえりモネ」第9週(7月19日~7月23日)「気象予報は誰のため?」のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



7月12日から放送された「おかえりモネ」の第9週、三度目の受験でやっと合格した百音(清原果耶)は、勉強を教えてくれた菅波(坂口健太郎)と喜ぶが、周りの人の気を使いすぎる性格から、サヤカ(夏木マリ)が一人になってしまうことを心配して、不合格だと嘘までついてしまう。もちろん、サヤカはそんな百音のことはお見通しで、好きなことをすればいいとアドバイスしてくれた。7月19日から放送される第10週「気象予報は誰のため?」からは、サヤカたちに背中を押された百音の東京生活が始まる。

高校を卒業してから2年間、登米で働いたが、そこは穏やかな人々に囲まれた生活だった。島にいることで閉じこもってしまっていた心を解放できる場所となった。この後、東京に出て、都会のスピードの中で百音はどうやって成長してゆくのか?不安も大きい百音が東京で出会うのは新しい人々だけではない。短大を卒業して東京に来ている幼馴染の明日美(恒松祐里)とうれしい再会も待っている。都会にでてきて不安な気持ちの百音にとって頼れる友人となる。

そして、視聴者が気になるのは、菅波との関係だろう。菅波が「いきそうでいかない」態度なので、ドラマの登場人物だけではなく、視聴者もやきもきしてしまう。特に14日に放送された第43話で、震災当日、仙台に居たために津波を見ていないことを妹に指摘されて苦しい思いでいることを打ち明けた百音の肩を抱きそうで抱かない菅波には、朝ドラ受けの「あさイチ」の鈴木アナウンサーも華丸大吉もやきもきしていた。もちろん、次週からの東京編にも菅波は登場する。

気仙沼の海や登米のさわやかな山の景色から離れて舞台は東京に移るが、登場人物も新しくなり、ドラマはますます進んでゆく。

【第9週(2021/7/12-7/16)ネタバきよはらレあらすじ
百音(清原果耶)は3度目の気象予報士試験を受ける。今度は以前の3回より手ごたえを感じていたが、気象情報会社に興味を持っていることは、サヤカ(夏木マリ)には話していなかった。そんな中、樹齢300年のヒバの木の伐採が近づいていたが、森林組合では伐採後の木材の保管場所について苦心していた。木材は長期間の乾燥を必要とするが、何十年も先まで使える場所がなかなか見つからないのだ。材木卸の人々に聞いても、50年預かると、子供の時代になってしまい、負担が大きいという。課長の佐々木は自分の家にある古い木蔵(きっつ)と呼ばれる蔵に材木の一部を預かってくれる。木蔵は、母屋よりも一段高い位置に作られた災害避難用の蔵だ。

気象予報士試験に合格した百音は、喜び勇んでサヤカに報告しようとするが、いざサヤカを目の前にして、なぜか合格を告げられなくなってしまう。さらに、ヒバの木の保管場所について話をしていると、サヤカは森林組合の建物などを立てて、財産はほとんど残っていないのだということがわかった。それを聞くと。ますます言い出せなくなってしまう。しかし、サヤカは菅波(坂口健太郎)に探りを入れるなどして、百音が合格したことを察していた。

そして迎えたヒバ伐採の日、好天の元、登米の人びとに見守られ、ついに樹齢300年のヒバの木が伐採される。そして未定だった木の保管場所についても、百音が今まで水害があった場所と助かった場所などを比較して、神社のある場所は水害にあっていないことに気が付いた。そして、宮司に保管を頼む。もともと土地を守るのも神社の仕事といって宮司が材木を預かってくれることになった。サヤカは、そんな百音の仕事ぶりをほめるとともに、自分に気を使わず、夢があるのならそちらへ進んでほしいと伝えるのだった。

2人の様子を見ていた菅波も、百音を後押しするが、百音は自分がサヤカに合格を伝えられなかった理由を菅波に語りだす。それは、東日本大震災の日、自分は高校の合格発表をみるために仙台にいっていて、実際に津波の被害にはあっていないのだ。島の人、家族、友人が辛い思いをしたのに、それを知らずに過ごしていたことがいまでも辛いという。夢を追って離れている間に大切な人がつらい目に遭ったらと思うと、怖いのだと。

百音はようやくサヤカに、気象予報士試験に合格したことを伝えれられ、森林組合の面々にも、組合を辞めて東京で気象にまつわる仕事を目指すことを打ち明ける。残念がる一同だったが、百音の決意を応援するのだった。菅波も百音に影響を受け、迷っていた進路を固める。それは意外なことに登米の診療所での仕事を続け、訪問診療にも力を入れるというのだ。そして百音には、登米を旅立つ前に、一つやらなければならないことが残されていた。それは、思っていることを家族にきちんと話すことだ。サヤカに背を押されて、気仙沼の実家に向かう。

百音は気仙沼の実家を訪れていた。家族と楽しく食卓を囲む娘のようすに、耕治(内野聖陽)はどこか違和感を覚える。やがて飲みすぎてうたた寝してしまった百音を、亜哉子(鈴木京香)や未知(蒔田彩珠)も何かあったのではないかと心配する。すると百音は意を決し、なぜ自分が島を離れたいと思ったのかを語り始める。それは東日本大震災の時、父と二人、仙台にいたことで島での悲惨な体験をしなかった、人の役に立てなかったということが澱のように心にたまっていき、島にいるとその気持ちから離れられないのだ。涙ながらに打ち明ける娘をみて、耕治も亜哉子も百音を東京に快く送り出すことに舌。

その後、再び登米に戻った百音は、サヤカをはじめお世話になった人々に、別れを告げる。相変わらず何の進展もない菅波との間を組合の人たちからからかわれながらも、みなに快く送り出してもらった。サヤカも山の神、海の神、空の神に百音の将来を祈っていた。


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【第10週(2021/7/12-7/16)あらすじ
■第46話(月)
ついに上京した百音(清原果耶)は、下宿先の大家・井上菜津(マイコ)に温かく迎えられる。銭湯をリノベーションしたシェアハウスで、菜津の優しい人柄に安心する百音。翌日の面接の下見をしようと、朝岡(西島秀俊)がいる気象情報会社を訪れると、登米で出会った野坂(森田望智)と内田(清水尋也)に再会する。喜ぶ百音だったが、なぜか鬼気迫るようすの野坂たちに、突然テレビ局へ連れていかれてしまう。

■第47話(火)
夜のニュース番組の気象コーナーに、裏方として突然参加することになり戸惑う百音(清原果耶)。ピンチヒッターとしてスタジオのキャスターを任され、意欲に燃える若手の気象予報士・神野マリアンナ莉子(今田美桜)や、テレビ局の気象班デスク・高村(高岡早紀)や記者の沢渡(玉置玲央)など、次々と現れる個性的な面々にたじろぎながらも、百音は自分がふだんテレビで見ていた気象コーナーの裏側を知っていく。

■第48話(水)
目まぐるしい1日を終え、百音(清原果耶)が下宿先の銭湯・汐見湯に戻ると、幼なじみの明日美(恒松祐里)の姿が。急な事情で住むところがなくなり、明日美も汐見湯に住むことに。その夜、またしても会社から呼び出しが入る。そして百音は、朝の情報番組の気象コーナーの手伝いにかり出される。予定では黄砂の注意予報がトピックスであったが、仙台近辺で強風の可能性が出てきて、百音の心がざわつく。

■第49話(木)
朝の情報番組の気象コーナーで、仙台の強風の情報を伝えたい朝岡(西島秀俊)と、黄砂の情報を伝えるべきだという高村(高岡早紀)の意見が対立する。百音(清原果耶)はそのようすを目の当たりにしたり、莉子(今田美桜)のサポートをしたりする中で、報道気象の奥深さに気付いていく。どうにかして仙台の強風の危険を莉子の中継コーナーで伝えられないか考えた百音たちは、ある方法を考えつく。

■第50話(金)
百音(清原果耶)は、社長の安西(井上順)から渡されていたパペットを駆使し、莉子(今田美桜)と連携して仙台の強風の情報を伝えた。時を同じくして、仙台市に暴風警報が発令される。朝岡(西島秀俊)の指揮のもと、危険をいち早く伝えることができ、百音は「気象予報はチーム戦」だということを実感する。そして、自社キャラクターのパペットが活躍して喜ぶ社長から、うれしい知らせが百音に伝えられる。

【脚本】安達奈緒子
【出演】清原果耶,西島秀俊,高岡早紀,坂口健太郎,今田美桜,蒔田彩珠,清水尋也,森田望智,恒松祐里,前田航基,高田彪我,マイコ,井上順 他
【語り】竹下景子
公式Twitterアカウント「@asadora_nhk」

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 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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