『科捜研の女-劇場版-』完成報告イベントで、内藤剛志が沢口靖子の元旦那、渡辺いっけいに宣戦布告？アーカイブ配信開始

現行連ドラ最多シリーズ記録更新中の人気ドラマ初の映画化『科捜研の女-劇場版-』が9月3日（金）ついに劇場公開される！これを記念して8月11日完成報告イベントがオンラインで開催され、Youtubeにてアーカイブ配信を開始した。
●テレビシリーズ紹介、各話あらすじ



イベントにはテレビシリーズのレギュラーメンバーである沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、山本ひかる、石井一彰が勢ぞろいし、映画の完成を報告し、映画ならではの見所を存分に語ってくれた。

最初にコメントした主人公・榊マリコ役の沢口靖子は「いよいよ劇場版の公開が来月に迫ってまいりました。たくさんの皆さんに支えていただき、劇場版も完成し、早く皆様の見ていただきたいという気持ちで…。自信作です！」と力強い言葉で、劇場版の完成の報告をした。続いて“どもまり”でマリコとの名コンビで人気の土門薫役の内藤剛志は、「科学を使って事件を解き明かす、そして犯人を追い詰める。という目的は全く変わりません。しかし、映画版ということで、今まで20年以上、そして250本以上のドラマの中で一度もやっていない方法で犯人を追い詰めます。もちろん科学を使っての方法で犯人を捕まえます。そして多分、これは一回きりしか使えない方法だと思っております。…マリコにたぶんとんでもないことが起こります」と、敏腕刑事らしい目線で映画最大の見どころを語った。

若村麻由美は「冒頭から風丘早月が衝撃の目撃者になり、冒頭でキャーッと悲鳴を上げた」と明かし「歴代のレギュラーメンバーが集結した」と圧巻のキャスト陣勢揃いについて触れた。続いて宇佐見裕也役の風間は「天才化学教授 体 科捜研マリコの対決 を見てほしい」、藤倉甚一役の金田も試写冒頭で叫んだと会場を沸かせ、「250回続いているドラマが成し得た映画だと思います」と、連ドラ最多シリーズ記録のレギュラーとしての思い入れを熱く語った。日野和正役の斉藤は「20年経って映画になったことをうれしく思います」と語りながらも「マリコの上司としていけない上司だったと思います」と気になる反省の弁を口にし、その理由については「映画で見てください」と熱烈アピール。13シリーズからレギュラー入りした涌田亜美役の山本は「エンドロールが流れると大号泣した」と感激したと伝え、蒲原勇樹役の石井「プロデューサーから『20年観てくださったお客様への恩返しの作品でもある』と言われ、そのモチベーションでやろうという思いで作った」と映画にかける熱い思いを語った。

質疑応答のコーナーで歴代レギュラー陣総出について質問が及ぶと、内藤は「（科捜研のキャストとして）一人だけあったことのない人物がいる」として、この日登壇できなかった渡辺いっけいを名前を挙げ、第1シリーズで沢口の旦那役としての登場したと説明した上で、「いつか会って、なんか言ってやろう。俺の方がいいんじゃないかと！」と“どもまり”ファンが大喜びする発言をした。そして、キャスト全集合が単なる勢揃いではなく、それぞれが事件解決のために絶対必要なことをしてくれており、「単なる懐かしいではなく、彼らがいなければ解決できなかった」と語った。

他にも、映画が楽しみになる見どころなどが語られ、最後は「今日は一つ夢がかない、一つ夢が叶いませんでした。劇場版がついに完成して、このようにご報告をできたのは嬉しいのですが、長年応援、支えてくださったファンの皆様に直接、この場でお伝えすることができませんでした。正直残念でたまりません。でも私は辛い時こそ、諦めずに前を向いて歩いていこうと、マリコに背中を押されてここまで来ました。『科学でより良い未来を切り拓く』、それがこの映画のテーマです。いまは大変な時ですが、一人一人の心掛け次第で、きっと素敵な未来が切り拓けるはず。9月にはぜひ、劇場で皆さまの前に立ってご挨拶できるように一緒にこの困難を乗り越えていきましょう。それまでどうぞお元気でお過ごしください」という沢口の言葉で締めくくった。

約30分のイベントの全文はYoutubeにて視聴できる。映画は9月3日ロードショー公開される。

■あらすじ
榊マリコ（沢口靖子）をはじめとする“科捜研”のスペシャリストたち、捜査一課の土門刑事（内藤剛志）、解剖医の風丘教授（若村麻由美）らがスクリーンを舞台に挑むのは＜世界同時多発不審死事件＞。京都を皮切りに世界中に拡がる死の連鎖。シリーズ史上最難関の事件、現代最新科学では絶対に解き明かせないトリックを操る＜史上最強の敵＞。 スクリーンに散りばめられた謎を解かなければ、死の連鎖は止められない。究極の決断を迫られた榊マリコが最後にとった行動とは――いま、衝撃の“最終実験”が、はじまる。

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