岡田健史熱演が話題!「青天を衝け」第26話篤太夫、家族と涙の再会!第25話ネタバレあらすじと予告動画

2021年08月23日08時10分ドラマ
©NHK

篤太夫(吉沢亮)ついに帰郷!家族との再会を喜ぶ篤太夫だが、そこには悲しい現実が待ち受けていた。さらに沈黙を守る主君・慶喜(草彅剛)と再会を果たす!吉沢亮主演、NHK大河ドラマ「青天を衝け」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)9月12日(日)放送の第26話「篤太夫、再会する」、前回第25話「篤太夫、帰国する」のネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKプラスで1週間見逃し配信、NHKオンデマンドでも配信。※8月29日、9月5日は放送休止。




8月22日に放送された第25話ではこれまでのキラキラしたパリ編から一変、篤太夫が留守にしていた間に国内で起こった激動の真実が語られた。物語は明治時代に入り、小栗忠順(武田真治)、川路聖謨(平田満)などかつて徳川幕府を支え、日本の明るい展望を模索した人物たちが相次いで非業の死を迎えた。一方では、成一郎(高良健吾)、土方歳三(町田啓太)ら徳川家存続を願う者たちの抗いが描かれた。

その中でも最大の見せ場となったのは渋沢平九郎(岡田健史)の壮絶な最期。成一郎らと彰義隊を結成するも、追撃する新政府軍に銃撃を受ける中、切腹した平九郎。平九郎を演じた岡田健史の熱のこもった演技に視聴者も感涙し、Twitterでは「岡田さんの演技が泣けた」「魂がこもった演技に震えた」などのコメントが寄せられ、トレンド1位を獲得し、注目を集めた。

そして東京2020パラリンピック期間中、2週の休止期間をはさみ、9月12日に放送される第26話では、篤太夫が久々に帰郷し、家族との再会を喜ぶ一方、尾高家に起こった悲しい事実に直面する。さらに駿府に謹慎している慶喜と久々の再会を果たすのだが・・・。幕府の滅亡、そして仲間たちの死や離散など、つらい現実を経験した篤太夫。果たして篤太夫が選ぶ新たな道とは?時代は明治に移り、新たな時代の幕開けと共に篤太夫の活躍に期待が高まる。

■江戸城無血開城の立役者たち
「江戸城無血開城」と言えば、これまでも多くの幕末ドラマや映画でも取り上げられてきた題材。しかし明治、大正、昭和を駆け抜けた渋沢栄一を主人公に据える「青天を衝け」では、ここに長く時間をかけることなく、天璋院篤姫と和宮(静寛院)が新政府側である西郷隆盛と岩倉具視に手紙を出し懇願する場面のみで描かれた。その中でも彼女たちの人脈を最大限に生かし、戦を回避する道を探る姿は、短いながらも手紙に込められた説得力と彼女たちの利発さが際立つ印象的なシーンとなった。

そもそも、江戸城無血開城とは、1868年(慶応4年)に徳川家が江戸城を新政府に明け渡した出来事だが、その主な人物と言えば西郷隆盛と勝海舟との会談で新政府の江戸侵攻を食い止めたとして有名だ。当時、会談は2回行われ、会見場所は諸説あるが、1回目は薩摩藩邸、2回目は薩摩蔵屋敷で行われたと言われている。そこで勝海舟は、降伏の条件を提示し、新政府軍がそれを受け入れることで無血開城が実現した。その場所は現在の田町駅付近に位置し、今でも「江戸開城 会見の地」として石碑が立っている。


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■前回(第25話)ネタバレあらすじ
1868年、パリから帰国した篤太夫は、横浜で杉浦愛蔵(志尊淳)らと再会した。昭武(板垣李光人)は水戸藩へ戻らなければならず、すぐに横浜を出発することになっていた。篤太夫は庶務を終えたら昭武のもとを訪ねると約束して別れを告げた。そして、横浜の宿に入った篤太夫は、杉浦や田辺太一(山中聡)、福地源一郎(犬飼貴丈)らから日本を留守にしていた間に起こった出来事を聞くこととなった。

その年の1月、旧幕府軍を率いて慶喜が大坂から江戸に戻ってきた。そこで江戸城内の者たちは初めて、鳥羽・伏見の戦いで旧幕府軍が敗戦したことを知った。新政府軍は錦の御旗を掲げ進軍していたため、朝敵となることを避けたかった慶喜は江戸に戻ってきたのだった。慶喜は江戸城に戻ると、静寛院宮(深川麻衣)に拝謁を願い出たが叶わず、天璋院(上白石萌音)からは逃げて帰ってきたことを責められた。そして慶喜は上野寛永寺で謹慎することとなった。

その後、静寛院と天璋院の働きで江戸城は戦をすることなく薩長軍に明け渡され、罷免された小栗は官軍総督府を名乗る者たちに斬首された。さらに病床に伏せていた川路聖謨は江戸城開城の知らせを聞き、幕府に殉ずるためピストルで自殺した。

杉浦たちから話を聞いた翌日、篤太夫は川村恵十郎(波岡一喜)や伝蔵改め須永虎之介(萩原護)から成一郎が伏見の戦いで肩を負傷した後、慶喜がいる江戸へ向かい、そこで薩摩に対抗する武士たちと共に「彰義隊」を作った。惇忠(田辺誠一)や平九郎らも加わった彰義隊の頭取となった成一郎は、慶喜が蟄居する上野に拠点を置いた。しかし、その後慶喜は水戸へ帰ってしまった為、彰義隊は分裂。新たに振武軍を結成し、秩父の飯能へ移るも新政府軍の攻撃に攻め込まれ瞬く間に敗れてしまった。

その際、平九郎は足を撃たれ、成一郎たちと離れ一人別の場所に逃げていた。しかし、すぐに新政府軍に見つかり、銃で撃たれた為自ら切腹して命を絶った。その首は越生宿の梟首台に晒されたと聞かされた篤太夫は涙を流した。恵十郎によれば、喜作と惇忠はなんとか生き延び、今は箱館で戦っているという。そして共に隊を率いて戦い続けた土方歳三が五稜郭を攻め落としたと聞かされた。

虎之介は篤太夫も行くなら自分もついて行くと言ってきたが、篤太夫は戦に加わることはせず、成一郎に手紙を書き、「主もなく烏合の衆で戦っても勝ち目はない。生きて再会することは叶わないであろうから、潔く死をとげろ。」と記したのだった。

その後、篤太夫は昭武に会いに行き、慶喜への手紙を預かった。そして実家にも到着の知らせを書いて手紙を送り、数カ月間かけて旅の残務整理を行った。そこで篤太夫は新政府が出した太政官札を目にした。さらにそこに居合わせた三井組番頭、三野村利左衛門(イッセー尾形)から、太政官札の為替を引き受けているが、新政府の財政がひっ迫しているため、その太政官札の信用がないことを聞かされた。しかし、三野村は「商人の戦いはこれから」と意味ありげに笑うのだった。そして、篤太夫は6年ぶりに血洗島に帰郷するのだった。

■第26話「篤太夫、再会する」あらすじ
久しぶりに血洗島村に帰郷した篤太夫は、千代(橋本愛)や父・市郎右衛門(小林薫)、母・ゑい(和久井映見)らと再会を喜び合う。しかし、尾高家に起こった悲しい出来事を知って大きな衝撃を受ける。

その後、昭武から預かった書状を届けるため、慶喜が謹慎している駿府に向かう篤太夫。駿府藩の老中・大久保一翁にパリでの収支を報告し、直接昭武からの書状を渡したいと慶喜との謁見を願いでる。

NHK大河ドラマ「青天を衝け」第26話は9月12日(日)総合よる8時よりBSプレミアム、BS4Kよる6時より放送。脚本:大森美香、出演:吉沢亮/高良健吾/田辺誠一/岡田健史/草彅剛/志尊淳/小林薫ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_seiten」。第26話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「青天を衝け」番組公式サイト
★U-NEXTで放送当日、午後9時から配信★


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