NHK「アンという名の少女2」第7話あらすじと見どころ:気分も変わるように記憶も変わる
NHKBSプレミアムにて7月10日(月)放送予定の「アンという名の少女」シーズン2(全10話)第7話では、キュートなショートヘアーになったアンがジョセフィン邸のパーティーで世界の広さを知ることに…詳しいあらすじと見どころを紹介、YouTubeにて予告動画が公開中だ。
「アンという名の少女」は、世界中で愛されるカナダの小説家ルーシー・モード・モンゴメリによる不朽の名作『赤毛のアン』をNetflixとカナダCBCが共同でドラマ化。2017年~2019年にかけてシーズン3までCBC放送、配信され、2021年現在、Netflixにて全シーズン独占配信中だ。
※シーズン1~3作品紹介は【作品紹介】で、シーズン1~シーズン2(場面写真付き)の各話のネタバレあらすじと見どころは【「アンという名の少女」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。
■第7話「気分も変わるように記憶も変わる」
医者になることを決心したギルバートは、フィリップス先生に放課後の補習を頼むが断られ、コールは右手の骨折の影響で思うように絵が描けずに落ち込んでいた。ジョセフィン邸でパーティーが開かれることになるが、男性のエスコートなしに女性は出かけられない。そこで、いい刺激になるからと、コールに付き添い人を頼んで、アンはダイアナと一緒にきらびやかなパーティーに出席することができる。
一方、マリラは頭痛に悩まされ視力にも異変を感じていた。アンという生きがいができたマリラは、亡くなった母の幻をベッドで見て、自分もこのまま寝たきりになるのかと不安になる。
ジョセフィン邸のパーティーで、アンとコールは個性的な人々と出会いで解放された気分になる。ダイアナは世界的なピアニストの演奏に聞きほれるものの、将来の夢を聞かれて戸惑ってしまう。ジョセフィンに頼まれたアンは、亡きガートルードの代わりに詩の朗読をする。ガートルードを思い出し涙ぐむジョセフィンを見かけたコールは、彼女の思い出話を聞き、エスコートしてダンスする。コールは、自分もジョセフィンと同じだと、長く胸に潜めてきた悩みを打ち明ける。
一方、亡き母や自分がしっかり者のマリラに頼り切って来たために、マリラの人生を奪ったことを後悔していたマシューは、初めて本心を打明け、今後は何があっても家族3人で立ち向かっていこうと誓う。
アヴォンリーに帰ったアンはマリラたちにパーティーのことを話し、コールは招待客の一人からアドバイスされた粘土を使った創作を始める。
コールをパーティーの付き添いにするためのシナリオを描くのは、第2話で詐欺師ダンロップからもらったペン。いったいどんなシナリオなのか?ジョセフィン邸のパーティーの発案者はガートルート。ジョセフィンの親友で恋人でもある女性。パーティーではジョセフィンからガートルードとの出会いと愛も語られる。アンとコールが大いに刺激を受けたきらびやかなパーティーはファッションも超個性的。中には着物姿の女性も。流れる音楽も「ハバネラ」。ビゼー作曲 歌劇「カルメン」より、男を手玉に取るヒロインの歌。親の言うままに結婚することがいちばんと考えるダイアナには、この楽曲もジョセフィンの恋の話も刺激が大きすぎる。
一方、兄マイケルの死がショックで起き上がれなくなった亡き母のことを思い出すマリラ。今回は、マシューとマリラの辛い思春期も描かれる。生きる楽しみのなかったマリラが、アンという生きがいができて死を恐れだしたのだ。アンはマリラからこれほど愛されていることを知っているのか?
原題:Anne with an “E”
制作:2018年 カナダ
■キャスト
アン・シャーリー:エイミーベス・マクナルティ(上田真紗子)
マリラ・カスバート:ジェラルディン・ジェームズ(一柳みる)
マシュー・カスバート(R・H・トムソン(浦山迅)
ダイアナ・バリー:ダリラ・ベラ(米倉希代子)
ギルバート・ブライス:ルーカス・ジェイド・ズマン(金本涼輔)
レイチェル・リンド:コリーン・コスロ(堀越真己)
ジェリー・ベイナード:エイメリック・ジェット・モンタズ(霧生晃司)
ほか
◇NHK「アンという名の少女」番組公式サイト
2023年5月29日スタート 月曜22:00-22:45 NHKBSプレミアム
2021年9月12日-11月21 日曜23:00-
◇Youtube予告動画
【作品紹介】【「アンという名の少女」を2倍楽しむ】