反町隆史と水谷豊のコンビは今シーズンで終了!「相棒20」50年前の事件が現代にも影響!第7話ネタバレと第8話予告動画

2021年11月25日10時03分ドラマ
@テレビ朝日

冠城亘演じる反町隆史がシーズン20を持って杉下右京役の水谷豊の相棒を卒業!2022年の3月までの放送は予定通りとなるが、右京&亘のコンビのカウントダウンが始まった!そんな二人の前に、50年前の学生運動で活躍した過激派のリーダーの殺人事件が持ち上がる!50年の時を経ても現代に及ぶ呪いとは?2021年12月8日(水)よる9時からテレビ朝日「相棒season20」第8話「操り人形」を放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



11月24日の朝のニュースを駆け巡ったのは、杉下右京役の水谷豊の4代目の相棒として、歴代最多出演数を更新する冠城亘役の反町隆史が今シーズンをもって卒業する驚きのニュースだった。シーズン14から参加し、もともとは法務省のキャリア官僚という異色の役どころで、特命係に特別に実地研修で来ていたところから警察での仕事をスタートさせた。反町隆史は当初、すでに出来上がっている相棒の世界に入り込むのに苦労したといい、水谷はそんな反町をよく理解していたという。「(水谷豊の)背中に追いつくのに必死で。ただ、追いつけなかったからこそ、7年という長い間、やってこられたのかなと思います」と反町は語り、水谷豊は50代と前にして新しい一歩を踏み出す反町に「2人では多くを語っていません。話さなくても思いは十分わかり合っていると思うからです」と理解を示している。なお、シーズン20の放送は予定通り3月まで続く。

杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)がどこにも属さないことを活かして活躍する「相棒season20」の第7話が11月24日に放送された。第7話の脚本はNHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」やNHK大河「八重の桜」などの執筆で知られる山本むつみが担当した。もちろんドラマ内で一人が殺され、一人が事故いより意識不明の重体になっているという事態はあるものの、ラストは親子のほっこりする展開になり、山本むつみらしい話となった。

殺人の犯人役は笹沼硝子社長の笹沼役の三波豊和が演じた。ずいぶん懐かしいという印象をもった人も多いが、第7話には、もう一人、フジテレビの「ライオンのいただきます」で1980年代に人気コーナーを持っていた重田千穂子が食堂のおばさん役で登場していた。50代以上の視聴者には懐かしくみられるゲストの回だった。

1週休んで、12月8日に放送される第8話「操り人形」は、1970年代の学生運動からの話となる。学生運動が吹き荒れた時に過激派を率いていたリーダーである岡田の死体が見つかると、同世代の物流大手社長の梶原(ベンガル)も遺体となって発見される。さらに岡田と梶原を結ぶ藤島(下條アトム)が梶原殺害の容疑者となり……。学生運動に端を発した事件が現代の事件を更に呼ぶストーリーとなる。

■前回:第7話ネタバレあらすじ
杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)は、小学生の女の子・百花(米村莉子)が若い男に、「どこに隠したの!早く返してよ!」と詰め寄っているところに居合わせる。右京たちが聞いたところ、2人は親権を失った父親と、実の娘であることがわかった。事情を尋ねようとするが、女の子は理由も語らず、走り去ってしまう。

翌日、川で行方不明になっていた男の子・悠太(晴瑠)が、意識不明の重体で発見されたというニュースが流れる。右京たちは、SNSにさらされている家族写真をみて昨日の女の子が写っていることに気づく。写真はネット民が無断で載せたものだ。少年の母親・千夏(黒坂真美)に対する糾弾だった。川で一緒に居たにも関わらず、千夏は疲れていて眠り込んでしまっていたのだ。その隙に少年が川で溺れてしまったのだった。

百花が言っていた「返してよ!」という言葉から、不穏な気配を察した右京と亘は、独自に周辺を調べ始める。すると、問題の川では、近くの工場に勤める若い男性・萩野が、溺死する事故が起きていたことがわかった。萩野が務めていたのは笹沼硝子という工場だ。その川は魚が異常死していて、城西エレクトロニクスが以前汚水を排水していたことから、近隣の人はまた城西エレクトロニクスの仕業だと反対運動をしていた。二人は若い男性が溺死したと言われる場所に出向くと笹沼硝子で男性の上司だった高部行人(佐藤貴史)が手を合わせていた。

百花から話を聞くと弟の意識はまだもどらないという。そして“かわおとこ”という妖怪に連れ去られたのだと主張し始める。“かわおとこ”は背が高く真っ黒だという。

その後、右京と亘は笹沼硝子に出向き、社長の笹沼(三波豊和)から汚水処理について聞く。汚水タンクに入れて貯蔵し、定期的に専門業者に汚物をとってもらい、その水を再利用するため環境に影響を及ぼしていないという。二人の元に百花から連絡があった。近所の食堂の人(重田千穂子)が“かわおとこ”を見たというのだ。右京たちが話を聞くと、百花のために“かわおとこ”と言ったが、実際は釣り人を見たのではという。右京と亘は食堂の人に頼んである噂を高部に聞かせた。それは、また魚が異常死しているという嘘だった。

川に潜んで待っていると、高部がやってきた。実は食堂の人がみた“かわおとこ”は水質調査にきていた高部のことだったのだ。そして、百花の弟・悠太が事故にあったときも高部は水質調査に来ていた。悠太が高部のことを“かわおとこ”と思い込み、興味本位から近づいてきた。高部は何も言わずに去ってしまったが、「ちゃんと注意していれば」と悔やんでいた。

実は、高部が調査する前は萩野が水質調査をしていた。笹沼硝子の貯水タンクが破損して一時的に汚水が地面に流れてしまった。そのことを公表すべきという萩野に対して、すでに補修は終わらせたと社長は反対する。萩野は一人で水質調査を続けていた。萩野は下流の水質から化学物質を発見してしまった。そのことを笹沼社長に迫ると、社長ともみ合いになり、殺されてしまった。城西エレクトロニクスの防犯カメラにばっちり映っていて事件は解決となった。

百花を連れて、右京と亘は悠太が入院している病院にゆく。そこで高部とすれ違った。千夏に「かわおとこのことがわかりました」と告げると、千夏は高部がすべて話して謝ってくれたという。千夏は自分を責める。すると百花は「悠太の面倒を見るのが嫌で宿題があるいって家にいた」と自分を責める。千夏は百花を抱きしめ「百花のせいじゃないよ」と語りかけた。その時、悠太の指が少し反応していた。

■第8話あらすじ
大学構内の地中から死後50年近くたった白骨死体が発見された。すでに時効を迎えている事件のため、捜査1課は捜査せず、特命係の右京(水谷豊)と亘(反町隆史)に押しつけられる。

詳細なDNA鑑定の結果、白骨は1970年代に学生運動をしていた岡田という過激派の幹部であると判明した。当時の仲間によると、岡田はカリスマ指導者で、人心を操る天才だったという。そんな中、梶原(ベンガル)という物流大手社長の遺体も発見される。運転手によると、梶原は最近なぜか、情緒不安定になっていたのだという。

いっぽう右京と亘は、岡田と親交が深かった藤島(下條アトム)という男性を訪問するが、何も知らないと語るが、捜査一課から藤島に任意同行を求める。死亡した梶原の携帯に、事件当日、藤島を呼び出すメールが残っていたという。ふたつの事件に関連があると知った右京と亘は、藤島の連行にショックを受ける美鈴(白川和子)という女性を見掛け、話を聞くことにした。

テレビ朝日10月13日スタート「相棒 season20」。出演:水谷豊/反町隆史/森口瑤子/川原和久/山中崇史/篠原ゆき子/山西惇/浅利陽介/田中隆三/神保悟志/小野了/片桐竜次/杉本哲太/仲間由紀恵/石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒 season20」番組公式サイト
テレビ朝日「相棒 season20」番組公式Twitter @AibouNow
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