【最終回】「ラジエーションハウスⅡ」旅立つ本田翼に思いを伝えるために窪田正孝は約束の場へ走る!第10話ネタバレあらすじと11話予告

2021年12月07日10時25分ドラマ
@フジテレビ

小学校時代の同級生・郷田一平(工藤阿須加)の出現により、杏(本田翼)の失われていた辛い記憶が刺激される!唯織(窪田正孝)は、そんな杏に辛い思いをさせたくない!留学のために旅立つ杏へ思いを伝えるために唯織は走る!映画化も発表された!2021年12月13日(月)よる9時から月9「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」最終回・第11話を放送!関連動画が番組公式サイトで公開されている。



“縁の下のヒーロー”とも称される診断放射線技師、窪田正孝演じる五十嵐唯織たちの奮闘を描く「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」の第10話が12月6日に放送された。第10話は、元院長である大森渚(和久井映見)が医師としての矜持を見せた。一人目の子供を生まれてすぐに亡くしてしまったしずく(伊藤渉)を担当していたのが渚だった。当時、外科手術で子供を失ったしずくは、二人目の子の先天性心疾患に対しては、どうしてもカテーテルを希望している。渚も乳児のカテーテルの経験はない。そこで、渚は院長の職をなげうってまでアメリカにその方法を研究に行っていたのだ。乳児のカテーテルは無事に完了するが、そこには唯織(窪田正孝)たちの超絶な映像記述があった。

乳児がかかっていたのは「純型肺動脈閉鎖症」という、心臓から肺に血液を送ることができない病気だ。心臓を形成する胎児の時に発生するもので、治療しなければ生後数日しか生きることができない。乳児の心臓はピンポン玉程度の大きさしかなく、カテーテルを通す血管も超細い。そんな乳児の治療の際に唯織たちは1秒間に30コマのエコーを2方向から取り、渚を助ける。唯織たちの技術があっての治療となった。

ラジハ@フジテレビ世帯視聴率も第2話を除き、2桁をキープする好調さを見せていた「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」は12月12日に放送される第11話で最終回となる。第10話で登場した、杏(本田翼)と唯織の小学生の時の同級生・郷田一平(工藤阿須加)が甘春総合病院に来たことで、杏は唯織が同級生だったことを知る。唯織はもちろん覚えているが、杏は転校する唯織を送った際、交通事故にあって、兄を亡くしている辛い過去があった。その辛い思いを封じ込めるため、記憶を亡くしてしまったのだった。そんな杏は外国の大学へ留学を決める。杏に自分の思いを伝えるべく、唯織はある場所へと走る。二人の思いはどうなるのか?

■映画化決定!
シーズン1,2とも好調な「ラジエーションハウス」がついに映画化されることが発表された。公開は2022年4月29日となる。ポスタービジュアルが公開されたが、そこに書かれているのは「別れだけは診えなかった」という文字。この別れとは、いったい?




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■前回:第10話ネタバレあらすじ
唯織(窪田正孝)たちのもとを訪れた大森渚(和久井映見)は、渚が面倒をみているしずくが身ごもっている胎児の心エコー画像を見せ、協力を求めた。この胎児は、心臓から肺に血液が行かなくなっており、生後もって数日の命と診断されていた。しずくは、心臓カテーテルでの治療を望んでいるという。そのためには心臓を正確に把握できる画像が必要だというのだ。

するとそこに、鏑木(浅野和之)が現れ、灰島(髙嶋政宏)の決定により外科手術で対応することを告げた。新生児への心臓カテーテル治療は前例がないために認められないというのだ。安全を期すための灰島なりの考えだった。

裕乃(広瀬アリス)たちは、何故渚がカテーテル治療にこだわるのか疑問を抱く。循環器内科が専門の渚が、ワシントンに留学中、小児の心臓カテーテルについて学んでいたが、唯織が理由を尋ねても、渚は知見を広げたいとしか言わなかったらしい。しおりが身ごもっているのは、実は二人目の赤ちゃんだった。一人目の赤ちゃんも生まれながらに疾患があり、外科手術をしたものの命は二週間で燃え尽きた。そのこともあるためしおりはどうしてもカテーテルにこだわっていた。実は一人目の赤ちゃんの誕生の際に渚がしおりの子を担当していたのだった。渚は外科手術をしなくてもいい方法を学ぶためにワシントンに行っていたのだ。

そんな中、しずくのカルテに加わった胎児の腹部エコー画像を見て何かに気づいた唯織は、渚のもとへ向かった。その途中、唯織は、郷田一平(工藤阿須加)という男から、眼科はどこかと尋ねられる。その際、一平は、唯織の顔を見つめると、どこかで会ったことはないかと言い出した。小学校の同級生だった。杏(本田翼)までもが、同じ病院にいると驚く。唯織が同級生だったことを覚えていない杏は記憶を取り戻そうとするが、一平が倒れてしまった。

しおりのお腹の子には、食道閉鎖症もあった。外科手術で二つの対応をすることになった。生まれた子供に食道の手術が行われ、こちらは無事に終わった。体力の回復次第、心臓の外科手術が行われる予定だが、体力が回復する前に、赤ちゃんが急変してしまう。緊急での手術を思われたが、渚はどうしてもカテーテルでやらせてほしいと灰島に懇願する。灰島は楠木に意見を求める。当然外科手術というと思われた楠木だが、カテーテルを勧めてくれた。そして、カテーテルと同時にエコー診断もしながらになり、唯織たちラジハメンバーがサポートにつく。楠木の助言もありカテーテル治療は無事に終わり、赤ちゃんは元気を取り戻し始めた。

うれしいはずのしおりの表情がさえない。実は一人目の赤ちゃんを亡くしたのに、二人目の子が元気だからと喜んでいいのか戸惑っているのだ。そんなしおりに、唯織はレインボーベイビーのステッカーをもってきた。アメリカでは一人目の子を亡くした後にできた子のことをレインボーベイビーという習慣があるのだ。渚もしおりに「沢山泣いた分、沢山笑って」と声をかけた。

楠木は留学を検討している杏に「やりたいことはやりなさい」とアドバイスする。

■第11話あらすじ
唯織(窪田正孝)と杏(本田翼)は、小学校の同級生だった郷田一平(工藤阿須加)と病院の廊下で再会を果たす。一平は眼科の受診にきていた。一平が杏に「唯織も同じクラスにいたじゃないか」というが、杏は全く覚えていない。思い出そうをしたその時、一平は突然意識を失って倒れてしまった。

頭部CT検査の結果、一平の左中大脳動脈に血栓閉塞が見つかる。その時、一平が甘春総合病院で眼科や皮膚科、消化器内科など、いくつもの科を受診していることが発覚した。血栓閉塞以外にも、何か別の病気が隠れている可能性を考えて追加の検査を行うことになった。

そんなころ、軒下(浜野謙太)は、各科の担当医に、急患のためオーダーを受けていた検査が遅れることを説明し、頭を下げた。そんな軒下に医師たちは冷たい反応を見せる。特定の科だけ優先しているという。それというのも、院長の灰島(髙嶋政宏)が今年の科ごとの収支によって、来季の予算の振り分けを決めると言い出したのだ。医師たちは自分の科の売り上げをあげるために焦っていた。

唯織は、一平の病室を訪れと、一平が小学校の時のことを話してくれた。杏は、転校する唯織を駅まで見送りに行った帰りに事故に遭い、そこで兄を失っていたのだ。そのことがショックでその時の記憶がない。

「唯織はね、世界一のカメラマンになって、私のお手伝いをするの」という、杏との夢をかなえて今この場にいる喜びを分かち合いたいと唯織は考えた。しかし自分を思い出すということは、杏にとって記憶にふたをしたつらい思い出も一緒に思い出すことになる――唯織の選択は……。

フジテレビ 10月4日スタート「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」。出演:窪田正孝、本田翼、広瀬アリス、浜野謙太、丸山智己、矢野聖人、山口紗弥加、遠藤憲一、鈴木伸之、浅野和之、和久井映見、八嶋智人、髙嶋政宏ほか。番組公式Twitterアカウントは「@radiation2_2021」。PR動画は番組公式サイトにて公開されている。

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