「暗行御史~朝鮮秘密捜査団~」第5-6話ネタバレあらすじと見どころ:エルに縁談?新たな任務に就く御史団

2021年12月18日08時00分ドラマ
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WOWOWにて放送・配信中のキム・ミョンス(エル/INFINITE)×クォン・ナラ×イ・イギョンの韓国時代劇「暗行御史<アメンオサ>~朝鮮秘密捜査団~」の12月17日(金)放送、第5話「任務完了」と第6話「交錯する目的」の詳しいあらすじと見どころを紹介しよう。



「暗行御史<アメンオサ>~朝鮮秘密捜査団~」は、朝鮮時代の王室の秘密捜査官である暗行御史と御史団が、民衆の無念を晴らすために不正腐敗に立ち向かっていく痛快時代劇。

■第5話「任務完了」
ダインやチェ武監の助けによって、山の者たちを制圧するイギョムたち。だが、ジョンギルの必死の抵抗でダインもろとも命を落としそうになるが、チュンサムのおかげで助かる。死闘を繰り広げた結果イギョムがついにジョンギルを取り押さえる。

その頃、役所ではチュンサムから赤子を預かった未亡人が窮地に陥るが、そこにイギョムを先頭に労役を科せられていた人々が帰って来る。暗行御史として守令たちを捕らえさせたイギョムは、宣伝官が持ってきた教旨を受け取り、王命として労役を強いられた民たちの無実と、家に帰るよう告げる。そしてサウォルの産んだ子を彼女の弟に託して、カン・インチュン父子を漢陽に連行する。

その頃、領議政の忠臣ソ・ヨンはファオム山の金が全て押収されたと知り、痕跡が残らぬように全て燃やし尽くす。

都に到着し、ダインと別れたイギョムたちは任務完了報告のために王宮へ。王はイギョムの働きを大いに褒め讃え、イギョムは重臣たちの前でカン・イルチュン父子の悪行と、それに気づいた前暗行御史チョルギが口封じのために殺害されたこと。そして、盗掘した金を誰かに送っており、それは大勢の私兵を持つほどの権威のある者と思われると報告する。

その夜、ダインは都承旨チャン・テスンから10年前に父フィヨングンにかけられた冤罪のあらましを聞く。当時、異様船が出没しフィヨングンは、私財を投じて民に軍事訓練を施したが、それが反乱を起こそうとしているとうわさとなって広まってしまった。そしてフィヨングンの最期を見たのは、当時の宣伝官で現在の全羅道の監察使のキム・ミョンセだと。すぐにでも全羅道に行こうとするダインを、新しい暗行御史に内密に調べさせるから待てと制する。
※沃溝(オック):現在の全羅北道北西部にあり港湾都市で現在の群山市。
※異様船:西洋式の船。


弘文館の修撰に昇格したイギョムは、獄中のカン父子に「お前たちは黒幕に見捨てられたのが分からないのか」といって黒幕を聞き出そうとするが、答えない。その夜、領議政キム・ビョングンはソ・ヨンにカン父子の始末を命じる。そしてイギョムが先王の司諫院の大司諌ソン・ヨンジェの息子と知り、味方に引き入れようと考える。
※修撰(スチャン):正一品~従九品まで18品階の正6品。数字の小さい方が高い階で、正一品~正二品までを“大監(テガム)”、正三品までを“令監(ヨンガム)”正三品から下を“ナーリ”と呼んだ。詳細は【朝鮮王朝豆知識】◆官職の品階で解説している。

一方、ダインは、イギョムを再び御史にして同行しようと目論むが、ダインを危険な目に遭わせたくないイギョムは断る。それでも弓の特訓をしたり白粉の贈り物をしたりして2人の仲はまた一歩近づく。

そんな中、カン父子が自害に見せかけた殺害されてしまう。都承旨から背後に領議政がいると聞き、修撰の身分では手が出せないと言われたイギョムは、御史ならそれができるのかと尋ねる。答えの代わりに、ダインが自分を御史にしたいのは、私的な理由があると聞き立腹するイギョム。そこに領議政から、彼の末娘ミオクとの婚礼を持ち掛けられる。領議政の娘婿となれば大きな権力が手に入るが、興味を示さないイギョムをミオクは気に入る。

市中に張り出されている手配書の似顔絵が異母弟イボムだと気づいたイギョムは、都承旨を訪ねて、盗跖(トチョク)として指名手配されているのが弟だと打ち明け、全羅道に派遣する暗行御史に任命してほしいと頼む。外で話を立ち聞きしていたダインは…。
※盗跖(トチョク):もとは中国春秋時代魯の盗賊団の親分の名前だが、これが転じて盗賊の代名詞のように使われている。

■見どころ
暗行御史などやる気のなかったイギョムが、解放された人々の歓声を聞き一気にテンションアップ!王の教旨で、カン父子以外については暗行御史の判断に委ねられるとあったので、御史を騙ったチュンサムも許される。

王や重臣たちが笑い声を挙げたイギョムのおねだりとは?イギョムの欲のなさを王はますます気に入った様子。一方、チェ武監からダインが最後までイギョムを助けると言い張ったことや、イギョムが部下と仲間のように接し、弱者を見捨てない人物だと、高く評価していたと聞き気をよくするイギョム。ふとした時にお互いを思いやる言葉が出てくるイギョムとダインだが、ついつい喧嘩に。でも今回は、ダインがなぜ御史団の一団になろうとしているのか、視聴者には明らかになる。

暗行御史ep6■第6話「交錯する目的」
自分の弟が匪賊団の首領だと知り、再び暗行御史の任に就くこと決めたイギョム。それを知ったダインは、自身の目的のためイギョムに共に暗行に連れていくようと迫るのだった。そこにミオクがイギョムを訪ねてくるが、居合わせたダインと喧嘩になり、イギョムが彼女の肩を持ったことでミオクは怒って帰ってしまう。

新たに暗行御史の王命を与えられたイギョムは、都承旨から「フィヨングンの死の真相を知るキム・ミョンセに会え」という副任務も与えられ、ダインの過去を思う。一方、イギョムが再び暗行御史に任命されたと知ったビョングンの息子マニは、これを好機とみて、イギョム殺害を父ビョングンに提案するが、御史に手を出すと大事になるので、まずは彼らの目的を調べるためにソ・ヨンに尾行させる。

忠州へ向かう道中、ダインはチュンサムから、匪賊団になったイボムは庶子で異母兄イギョムの恋人を奪ったと聞き、驚く。その夜、泊まった酒幕(宿)では同室の男に金を持ち逃げされ、御史団3人が追いかける途中で、一家が殺されているのを発見する。翌朝、やっと調査にやってきた使道を見たダインは驚く。かつて刑曹参だった彼は、量刑を減らすからといって罪人の家族から賄賂を巻き上げ、それをダインが暴いたのだった。地方に行ったと聞いた彼が、使道になっていたことに驚くダイン。使道はよく調べもせずに、犯行が匪賊団の仕業だと決めつける。
※使道(サド):特別な役職名ではなく、中央政府から郡や県に派遣されていた官吏(地方官)の敬称。

金を持ち逃げした男から、匪賊団が出入りする賭博場があると聞きつけたイギョムは、匪賊団が賭博場を狙うはずだと睨み、ダインと一緒に潜入捜査。2人は勝った方が願いを聞くという条件で賭けを始め、勝ったダインが「任務が終わるまで一緒にいてください」と願いを口にする。そこに使道がやってきて、ダインを見かけ捕らえようとする。イギョムが分け入って騒ぎになるが、使道はダインを賭けてイギョムとの勝負を持ち掛ける。勝負はイギョムが勝利。その様子を仲間と金庫破りをするために来ていたイボムが見守っていたが、いかさまで窮地を切り抜けたのを確認して退散する。

賭博場から逃げだすが、通りでイボムを見かけたイギョムは、暗行御史の馬牌をダインとチュンサムに託して、一人イボムの後を負う。その途中で初恋のスネらしき女性を見かけて気を取られ、使道に捕まってしまう。いかさまに気づいた使道はダインたちも捕まえ、御史団3人が殺されかけたその時、現れた匪賊団に助けられ…。

■見どころ
好き合っているのに道中も喧嘩を繰り返すイギョムとダインだが、相部屋の雑魚寝では胸キュンシーンや、仲直りの場面で、イギョムのドキッとする一言もあるのでお聞き逃しなく。

毎回のようにイギョム役のエルのアクションがある本作。弓を射ることから剣術、素手の格闘シーンなど様々なアクションに挑戦しているが、この回の終盤は腕を後ろ手に縛られ、足だけで戦う見事なアクションがたっぷりおがめる。いよいよ次回から義母弟イボムと初恋のスネが本格登場するが、2人は本当にイギョムを裏切ったのか?



■キャスト
ソン・イギョム役:キム・ミョンス(エル/INFINITE)
ホン・ダイン/ホンラン役:クォン・ナラ
パク・チュンサム役:イ・イギョン


WOWOW「暗行御史<アメンオサ>~朝鮮秘密捜査団~」番組サイト
 2021年12月3日スタート 金19:00-21:25 2話ずつ放送
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