【最終回ネタバレ】赤楚衛二&江口のりこが「SUPER RICH」に!ラーメン〆にホッコリ大満足のエンディング!第11話ネタバレ

町田啓太は最後まで忠犬を貫き、松嶋菜々子は余裕の敗北宣言!フジテレビ「SUPER RICH」2021年12月23日(木)よる10時に放送された最終回第11話のネタバレを紹介、関連動画は番組公式サイトで公開中、FODでは第1話から最終話まで、ディレクターズカット版が配信中。
「SUPER RICH」は、金はあるけれど愛に飢えた人生を送ってきた女社長・氷河衛(江口のりこ)と、愛はあってもお金がない貧乏専門学生・春野優(赤楚衛二)という真逆の2人が出会い、様々な困難を次々と乗り越えて前へと進んでいく、予測不能かつスリリングなオリジナルドラマ。気になる視聴率は、初回から7.8%、7.3%、7.6%、6.7%、7.0%、6.3%、5.8%、7.1%、6.5%、6.5%、と推移し最終回の視聴率は6.6%を記録した。
12月23日に放送された最終回で、TOBを仕掛けられた「スリースターブックス」は、新会社「TSB(Three Stars Books)クリエイティブ」に生まれ変わることで、社員と作家たちを守ることに成功。「MEDIA」社の一人負けで、痛快なハッピーエンドを迎えた。
何より嬉しかったのが、仲間から裏切者が出なかったことだ。
空は「スリースターブックス」を守るために独断で「MEDIA」の動向を知るために寝返ったフリをしていただけだった。それも、すぐに衛と仲間たちの知ることとなり、一枚岩となってTOBを阻止するべく動くことができた。仕事のできる空が、新会社の資金業務を担う会社のCEOに就任したのも嬉しい。そんな空を尊敬するリリカは、「スリースターブックス」で働くようになって「自分のことが好きになれた」といい、空の下で伸び伸びと働くことに。
鋭いビジネスセンスをもつ聡美の魅力も最後までキラッキラに輝いていた。「私が本当のスーパーリッチ」というセリフが誰よりも似合っていたのは言うまでもなく。「してやられたわ」と嬉しそうに負けを認めてしまえる、懐の深さも眩しかった。これからは金に縛られずに自由に生きるという聡美。衛にこれから何をするかと囁いていた内容が…とても気になる。
まさか、衛をさんざん苦しめた亮が、救世主になってくれるのかと思ったのだが、やはりそこは、頼りない亮のままで、結局3億円の返済もなされなかったのかも…しれない。
ドラマ終盤の、全員が幸せな時を過ごす様子には、ホッコリさせられた。衛は新会社でも、社員たちのことを第一に考えて運営していく。優は自分が成長するために、大学受験に挑む。一年の留学で鍛えたとは思えないほど堪能な優の語学力(英語、韓国語、中国語!)を考えれば、大学での成果もかなりのものになるはず!優にかぎらず、「スリースターブックス」に関わる人々は、誰もが努力を怠らなず上を向いて動く人ばかりだったのも素敵だった。お金を沢山稼ぐためではなく、幸せでいるための努力だからできることなのだろう。
昭和の香り漂う質素なたたずまいの自宅で、丁寧に仕上げたラーメンを食べながら、衛がしみじみと優に語る。お金の心配をしないで、楽しくみんなと仕事をして、美味しいご飯を食べて、ふかふかのベッドで寝る。そして、隣には愛する人がいる。たぶん、それが自分にとっての“SUPER RICH=最高の幸せ”なのだと。
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■最終回 第11話 ネタバレあらすじ
氷河衛(江口のりこ)は、島谷聡美(松嶋菜々子)から「MEDIA」社が「スリースターブックス」にTOB(敵対的買収)を仕掛けるという連絡を受けた。しかも、TOB後は宮村空(町田啓太)を「スリースターブックス」のCEOに据えると言うのだ。衛は優(赤楚衛二)とともに裁判に出席していた空に会って真偽を問うと、自分も「やりたいことをやってみたくなった」のだと告げられる。
衛と優は、今吉零子(中村ゆり)、東海林達也(矢本悠馬)、鮫島彩(菅野莉央)たち役員を集めて事情を話しだす。聡美が2年前から用意周到に空のヘッドハンティングを開始したこと、「MEDIA」社が欲しいのは「スリースターブックス」が持つ作品と作家のライセンスだけで、空以外の社員は不要になってしまう。潤沢な資金力をもつ「MEDIA」に対抗するのは難しい…と、話している途中で衛は「皆に隠しておけない」と笑みをこぼす。
実は、空は「僕がやりたいことは、この会社を絶対守ることです」と衛と優に告げていたのだ。空はTOB直前に聡美から連絡を受けたが、相手の手の内が読めず、先手を打とう寝返ったフリをしたのだという。そして、衛に反対されると思い、何も言わなかったのだという。「島谷取締役は強敵です。僕たちの会社を絶対に守りましょう」と空は衛に語り、これまでどおり「MEDIA」のスパイを続け、TOBを阻止できるよう動くことになった。
空の事情を仲間たちに明かした衛は、皆に協力を頼む。そして、社員たちを守るために「MEDIA」のTOBに対抗してくれる、ホワイトナイト(友好的に買収・合併してくれる会社)を探しはじめる。
幹部たち総出で取引先などに頼みに行くのだが、100億円という巨額な買収額を提示し、業界に影響力を持つ「MEDIA」に対抗してくれるホワイトナイトは現れない。優は海外を廻るのだが、やはり色よい返事は得られなかった。
これ以上海外でホワイトナイトを探し続けると、「MEDIA」より強力なTOBを仕掛けてくる相手が現れるかもしれないと懸念が生じる。韓国で森ノ宮大吾(矢野聖人)に会った優は、買収から会社を守るためにクラウンジュエル(会社の価値を下げる)やゴールデンパラシュート(役員の退職金を高額に設定する)の指南を受ける。
そんな中、一ノ瀬亮(戸次重幸)が「スリースターブックス」に現れた。仮想通貨で儲けたという亮は、投資ファンドのCEOに就任しており、ホワイトナイトに名乗りを上げたのだが…結局、辞退の電話をかけてくる。衛は、ゴールデンパラシュートを使うと「MEDIA」の担当者に告げるのだが、提示した金額が聡美の想定より低かったと一蹴されてしまう。
衛は最後の手段として、情に訴えるため聡美に会いに行く。衛はCEOを退くことを承諾し、持ち株も手放す代わりに、社員たちの雇用を保証し、友好的な買収を求める。そして、社内調整のために1ヵ月の猶予が欲しいと頼んだ。聡美は衛の提案した条件を飲まなくてもTOBは成立すると告げるが、衛の承諾を受け入れた。
帰国した優は、衛が決めたことならばと応援する。衛は社内整理に一か月間忙しく動き回る。そして1ヵ月後、衛は聡美に約束した通りCEOを降りて会社から去り、代わりに空がCEOに着任した。
CEOの席に着いた空は、「MEDIA」の担当者にとある資料を渡した。その頃、衛の家では優や幹部たちが集まって祝賀パーティが開かれていた。その後、遅れて空も到着。これまでの説明を求める田中リリカ(志田未来)に衛が応える。
実はこの1ヵ月の間に、衛は新会社を設立し、「スリースターブックス」が抱える作家たちの次回作以降の専属契約を失効させていた。碇健二(古田新太)と作家に今後の説明をし、新たな契約を成功させていた。つまり、クラウンジェルを行い、「MEDIA」が「スリースターブックス」が持つ作品と作家のライセンスを既存作品以降は手にすることができないように仕向けたのだ。
聡美は「してやられた」と悔しがりながらも、情に流されたと、素直に負けを認めていた。そして、聡美は十分な金銭的余裕は出来たので「MEDIA」を辞職すると言い、これからは自分の好きなことだけをすると朗らかに話した。聡美は衛を助けたもう半分の理由を「うちにとって金の卵になりえたから」だと楽し気に語り、さらに、空を訴えないと表明した。
衛は、「スリースターブックス」株の売却で得た50億を、買収で株価が下がった「MEDIA」株につぎ込んで倍にし、新会社「TSBクリエイティブ」を設立した。「スリースターブックス」の社員たちも、新会社に雇用し、会社を元に体制に立て直した。空は新会社の資金運営を担う関連会社「TSBwork」のCEOに就任した。
空の元ではリリカと小村(大村わたる) が働いている。
2021年12月、優は大学合格を目指して受験勉強に勤しんでいる。優の実家では、東海林の提案で希少本をデータ化する仕事を始め、優へ借金の返済が出来るようになっていた。
自宅でラーメンを作り、2人そろって食事をする衛と優。衛はしみじみと言う。お金はいくらあっても良い。お金の心配をしないで、楽しくみんなと仕事をして、美味しいご飯を食べて、ふかふかのベッドで寝る。そして、隣には優がいる。たぶん、それが自分にとっての“SUPER RICH”だと…。
フジテレビ「SUPER RICH」は2021年10月14日より毎週木曜日よる10時スタート。出演:江口のりこ 赤楚衛二 町田啓太 戸次重幸 松嶋菜々子 志田未来 矢本悠馬 古田新太 美保純 菅野莉央 嘉島陸 茅島みずき 板垣瑞生 大村わたる ほか。番組公式Twitterアカウントは「@super_rich_cx」。PR動画は番組公式Twitterにて公開中。
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