【年末年始ドラマ】山田裕貴「志村けんとドリフの大爆笑物語」ドリフターズの再現度に驚きの声!あらすじネタバレ!

2021年12月28日09時53分ドラマ
@フジテレビ

2021年12月27日(月)よる9時からフジテレビで放送された「志村けんとドリフの大爆笑物語」での、志村けんを演じた山田裕貴、加藤茶を演じた勝地涼、高木ブーを演じた加治将樹、仲本工事を演じた松本岳、荒井注を演じた金田明夫、いかりや長介役でお尻まで披露した遠藤憲一に絶賛の声!FODでの配信がスタートした。



日本を代表し、世界でも人気を博した志村けんがコメディアンになることを決意し、いかりや長介の元でバンドのボーヤ(付き人)をスタートさせ、必死に食らいつき、正規のメンバーとして活躍してゆくまでの葛藤と苦悩も描かれた「志村けんとドリフの大爆笑物語」が12月27日に放送された。

最初は冷たく返されたものの、逃げ出したボーヤがいたおかげで入り込めた世界は厳しいものだった。しかし、ネタを書いてはなんとかいかりや長介(遠藤憲一)に見せ、時々、「8時だよ!全員集合」にちらっと出してもらうことが増え、やっと正規メンバーに入れた時に実家の母(宮崎美子)にかける電話のシーンはもらい泣きしてしまうような感動があった。

ドラマ放送前から、「ドリフのコント」の再現度の高さが評判となっていたが、蓋をあけてみると、まさに、そこには昭和の大人気番組で繰り広げられていた楽しいコントがちりばめられていた。中でもネットで評判が高かったのは「階段落ちコント」だ。加藤茶(勝地涼)と志村けん(山田裕貴)の息もぴったりに、間まであっていると評判になった。ちなみに、監督である福田雄一が好きなコントは「ひげダンス」と「牛乳コント」だといい、学校のお楽しみ会で真似をしていたそうだ。その福田監督が山田裕貴のコントを絶賛している。

見逃した人やコントを再度見たい人にはFODの配信で楽しめる。





■ネタバレあらすじ
昭和40年代、コントグループ「ザ・ドリフターズ」は一世を風靡していた。志村康徳(山田裕貴)は弟子入りしようといかりや長介(遠藤憲一)に志願した。しかし、いかりやは空きができたらといっていったんは志村を帰す。すると、すぐにいかりやから電話がかかってきた。ボーヤ(付き人)が逃げたから、替わりに来いという誘いだった。高校卒業を待ってからと思う志村の意見は聞かず、明日からといかりやに言われ、お笑いの道へと入ってゆく。

ドリフ@フジテレビ志村はそこで、荒井注(金田明夫)、高木ブー(加治将樹)、仲本工事(松本岳)、加藤茶(勝地涼)と対面する。いかりやは志村の教育を加藤に頼んだ。初めて入るネタ会議は緊張感が半端ない。放送作家が作ってくるネタはいかりやによって駄目だしの嵐となる。いかりやは小道具の一つ一つに注文をつけるほど厳しかった。志村はメモととって必死に食らいついてゆく。

なんとか自分のネタを見てもらおうといかりやに徹底的について回るが、いかりやは最初は見向きもしない。しかし、ある日、楽屋で「荒井注が抜けることになった。これからはお前が新メンバーだ」と告げられる。母親に報告の電話をして、芸名を「志村けん」としたいと告げる。それは父親の志村憲司の名前から一部ととったものだ。

正規メンバーになったものの、志村は笑いがとれないでいた。「荒井注のほうがよかった」という声も聞こえる中、悩みを加藤に相談する。加藤は「代わりになろうとするな」と比較されていた荒井注のことを気にしないように言い、自分ができる笑いをすることと顔が怖いからと自ら変顔をする。それに合わせて志村も変顔をすると、加藤は、「俺についてこれるのは志村だけだ」と志村を評価していた。

志村はいかりやのアドバイスなどから、身の回りの笑いに注目するようになった。木陰に向って激しく戻す酔っ払い、道を全く知らない新人タクシードライバーなど、変な人であふれていた。そんな中、いかりやは志村が日々口ずさむ「東村山音頭」に注目した。地元で歌われている歌だというが、それを「コーラス隊」の時に放り込んできた。4丁目からスタートし、3丁目あたりまでは受けが悪かったが、ダメ押しの1丁目の時に、股間に白鳥をつけたバレエの衣装で「イッチョメ、イッチョメ、わーお」と歌いだすと、これが大爆笑を誘った。これをきっかけに志村は世間の人気者になってゆく。次の年には「ドリフの大爆笑」の放送も決定した。

いつもいばっているいかりやを見て、志村は「威張っている人をギャフン」と言わせるコントを思いつく。「もしもこんな銭湯があったら」のような「もしも」シリーズだ。さらに「ヒゲダンス」「コーラス隊の早口言葉」など子供から大人まで夢中になるコントを次々飛ばしてゆく。

しかし、否定的な意見もある。小学生に見せたくないと親からクレームのハガキが届いたのだ。いかりやは「喧嘩上等」と更に意気込む。ただし、身体的にも疲れが出ているため、加藤茶、志村けんが二人でネタを考え始めた。そしてできあがったのが「健康牛乳コント」だ。いかりやはネタを志村に任せることにした。大御所俳優と出会ったことによって出来上がった階段落ちコントも大人気となる。

月日は流れ、「ドリフの大爆笑」も終わりの時を迎える。いかりやは志村に「一生コント辞めんな」という。志村は自分の冠番組をもち「変なおじさん」など笑いを飛ばしていた。いかりやはそれを自宅で笑いながら見ていた。

最後にいかりや長介と志村けんの言葉でドラマは終わる。いかりやは「志村だけが本格的なコメディアンの才能を備えていたのかもしれない」と。志村けんは「これまでも、そして、これからも、僕はずっと好きなコントをやっていきたい。死ぬまで「あいつバカでどうしようもない」って、言われ続けたい」という言葉を残している。

ラストに懐かしいドリフターズの映像と俳優たちのコメントが流れて締めくくられた。

フジテレビ12月27日(月)よる9時放送「志村けんとドリフの大爆笑物語」。出演:山田裕貴、遠藤憲一、勝地涼、加治将樹、松本岳、ムロツヨシ、金田明夫、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、ミッツ・マングローブ、渡辺いっけい、宮崎美子ほか。番組公式Twitterアカウントは「@shimuradorifu」。PR動画は番組公式Twitterにて公開中。

フジテレビ「志村けんとドリフの大爆笑物語」番組公式サイト
フジテレビ「志村けんとドリフの大爆笑物語」番組公式Twitter
FOD「志村けんとドリフの大爆笑物語」配信サイト

FODプレミアムコースが最大1ヶ月無料!「FODプレミアム」

【年末年始番組】【「志村けんとドリフの大爆笑物語」関連記事】