カン・ハヌル、ハン・ヒョジュ、クォン・サンウの豪華共演の韓国映画『パイレーツ：失われた王家の秘宝』（2022年）Netflixでいよいよ明日3月2日（水）から配信開始する。

『パイレーツ：失われた王家の秘宝（原題：해적：도깨비 깃발＝海賊：悪魔の旗）』は、韓国で2014年に公開し大ヒットを記録した『パイレーツ（原題：해적＝海賊）』（キム・ナムギル、ソン・イェジンなどが出演）の続編。



第1弾『パイレーツ』（2014）は朝鮮建国の半月前、クジラの襲撃で消えた国璽（国の印章）を捜したが、第2弾『失われた王家の秘宝』は同じ朝鮮時代を舞台にしているが、キャストもストーリーも一新。大胆不敵な海賊と義賊たちが、海に眠るという王家の宝を探しに大海へ乗り出す。荒れ狂う海、謎めいた手がかり、そして行く手を阻む敵。朝鮮時代を舞台に、大胆不敵な海賊と義賊たちが失われた王家の財宝をめぐって激しい戦いを繰り広げる。



本作の主人公ムチを演じるのは、映画『ミッドナイト・ランナー』やドラマ「椿の花咲く頃」主演や「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」で出演シーンが少ないにも関わらず抜群の存在感を見せたカン・ハヌル。ムチは自称“高麗一の剣使い”だったが、予期せず海賊船に乗り込むことになった義賊団(山賊)の頭目。

ヒロインの海賊船の主人ヘランを演じるのはハン・ヒョジュ。ドラマ「トンイ」「W-君と僕の世界-」や映画『ビューティー・インサイド』や『アドリブ・ナイト』に主演した透明感ある女優だが、本作では小麦色に焼けた肌でワイルドな風貌で、武力、指揮、部下を思う心のいずれもが優れた海賊団の団主として、部下から評価が高いヘランを演じる。

唯一王家の宝物があるという稲妻島に行ったことがあり、ヘランたちの案内役を務めるマクイを演じるのは、「トンイ」でハン・ヒョジュと共演しているイ・グァンス。コミカルな演技を得意とする彼が演じるマクイは、利己主義な海賊で海賊王の有望株。幼少期に倭寇船に捕まっていたため日本語が少しだけできる。

そしてかつて「天国の階段」などロマンスドラマを得意としていたが、近年バイオレンス映画『鬼手』やコミカル要素たっぷりのアクション『ヒットマン　エージェント：ジュン』などで大暴れしているクォン・サンウが、本作では悪役プ・フンスを演じる。フンスは秘宝を狙う逆賊で、宝物を見つけて耽羅（現在の済州島）王の座に就こうと考えている。

また、「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」「輝く星のターミナル」のチェ・スビンが天性の詐欺師へグムに、アイドルグループEXOのメンバーで「今、別れの途中です」などの作品で俳優としても活躍しているセフンが寡黙な海賊団の名射手ハングン、他にも「シークレット・ガーデン」「LUCA：The Beginni」のキム・ソンオ、「緑豆の花」「ブラックドッグ」の パク・ジファン、「トッケビ～君がくれた愛しい日々～」「100日の郎君様」のキム・ギドゥらが海賊団の団員役で出演する。

そして、クォン・サンウとは『探偵なふたり』シリーズで相棒を務めたソン・ドンイルや「王になった男」「ラケット少年団」のキム・サンギョンがカメオ出演するのも見逃せない。

メガホンをとったのは『探偵なふたり』で監督・脚本を手掛けたキム・ジョンフン、脚本は「チュノ〜推奴〜」「L.U.C.A：The Beginning」「今、私たちの学校は…」などアクション作品を多く描いたチョン・ソンイル。

本作は、韓国で2022年1月26日に公開されたばかりの新作。そんな新作が1か月余りで全世界で視聴できるとは、改めてNetflixの勢いの凄さに驚かされる。

なお、2022年にNetflixで配信される（予定も含む）韓国作品は以下で紹介している。
⇒Netflixが待望の2022年公開予定韓国作品ラインナップ

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