「科捜研の女 21」第14話で橋本じゅんが臓器移植で記憶が移った男役で出演!第13話ネタバレと予告動画

2022年03月04日13時16分ドラマ
@テレビ朝日

ソロキャン仲間の仕事と立場を超えた関係が“釣りバカ日誌”のようだと話題に!2022年3月10日(木)よる8時から放送される沢口靖子主演「科捜研の女 21」第14話のあらすじとみどころ、第13話ネタバレを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「科捜研の女21」は、沢口靖子演じる榊マリコと京都府警科学捜査研究所(科捜研)の面々が事件を科学で解決する現行連ドラ最多シリーズ記録を更新中の大人気科学捜査ミステリー。

3月3日に放送された第13話で、ここ数年大人気のキャンプ場で事件が発生!キャンプにはまったく興味がないマリコだが、科学知識を使って難なく焚火を作って見せた。ところが、落ち葉だらけのキャンプ場で《直火の焚火》をしていたことには、視聴者からはすぐさま疑問の声が上がった。

近年多くのキャンパーたちが、生態系へのダメージを考慮して“焚火台”、“防火シート(スパッタシート)”を使用して焚火を楽しんでいる。コロナ禍でさらにキャンプ人口が増えたことにより、マナー違反やモラル低下が著しく、「直火不可」のキャンプ場も多く、そもそも乾いた落ち葉の周りで焚火をするのは火事につながる危険もある。証拠となる炎色反応を試した灰を採取するために、各キャンパーたちが焚火跡を残していったという設定が必要だったため、こうした演出になったようだ。せっかく、楽しい“ソロキャン”を取り上げたのだから、今キャンパーに求められている焚火のマナーは《直火NG》だということもできれば、盛り込んで欲しかった。

Twitterでは、ソロキャンパー同志、互いに身分を隠して友情をはぐくんでいたダメ社員・森末と大企業の社長・黒石との“弟子と師匠”の友情に、「釣りバカ的な?」「ゆるキャン△から、釣りバカ日誌…」「キャンプバカ日誌?」といった感想が寄せられていた。

3月10日に放送される第14話のテーマは、科学的に完全には解明されていないという《記憶のメカニズム》。記憶は生物の細胞そのものに蓄えられるという“セルメモリー(細胞記憶)”の研究者が事故死し、彼の臓器を移植されたという男性が「記憶をもらった」と証言しているという、にわかに信じがたい話から物語がスタートする。

めずらしく呂太(渡部秀)が、この問題解決をマリコに依頼する。そして、事件の謎をにぎる「記憶をもらった」中年男性・笠城覚士役で橋本じゅんがゲスト出演。科捜研の女シーズン17の第16話では第1容疑者の「海洋生物マニア」として登場した橋本だが、今回も何らかの容疑がかけられてしまうのだろうか?

■前回:第13話 ネタバレあらすじ
とあるキャンプ場で、頭部に傷を負い絶命している男性の遺体が発見される。被害者は、ソロキャンプ(=ソロキャン)を楽しんでいたクルーザー販売業を営む南郷朋親で、誰かに突き飛ばされ、後頭部を木に強打したことが死因らしい。また、被害者のそばにアウトドア用のコーヒーミルのハンドル部分が落ちており、ここから血液反応が発見される。
 
その時、木陰から遺体を検視する榊マリコ(沢口靖子)たちを見つめる、フードを目深にかぶった“魔法使い”のような出で立ちの人影が。科捜研のメンバー・橋口呂太(渡部秀)が追いかけ捕まえると、男は被害者と同じポンチョ(キャンプファイヤーの火の粉から身を守る特殊繊維のもの)をまとったソロキャンパー・黒石萬作(斉木しげる)だった。

マリコらは同じキャンプ場内でテントを張り、キャンプを行っていた黒石、彼のことを「クロちゃん」と親しげに呼ぶキャンプ仲間・森末未来也(藤田富)も姿を現す。森末は黒石のキャンプの師匠だという。南郷には会っていないと証言する。前日からキャンプ場にいたのは、彼ら2人と、ユーチューバーの野川桜子(小林万里子)、ラブラブカップルの高見沢萌(市瀬由宇)と根室成人(竹田和哲)の計5人だけだった。

鑑識の結果、ミルについていた血液は南郷のもので、テントからは森末の指紋が、ミルのハンドルから黒石の指紋が検出された。また南郷のポンチョとハンドルからは「ミョウバン」が見つかる。

マリコたちが再度キャンプ場を訪れると、黒石は南郷と出会い夕食を共にしたことを告白する。森末もキャンプ初心者の南郷のテント張りを手伝ったことも明かされる。しかし、2人は南郷の殺害を否定、決定的な証拠は何も見つからない。

そんな中、南郷を調べていた土門(内藤剛志)は、黒石が財閥系の黒田ホールディングスのCEOだということを掴む。事業に行き詰っていた南郷は、クルーザーを買ってくれる富裕層とのコネクションを作ろうと黒石に接触を試みていたのだ。そして、黒石が会社社長だということを、実は森末も知っていた。

事件の夜、動画を撮影していた桜子の背後に、被害者とピンクの上着を着た何者かが映りこんでいた。ピンクの上着を持っているのは森末だけ。さらに、「ミョウバン」が焚火の炎色反応を楽しむために使われていたことも分かり、各自の焚火跡が鑑定される。するとマリコが“サーモクロミック素材”に着目する。

犯人は黒石の持っている高価なキャンプ道具を盗もうとしたカップルの女性・萌だった。コーヒーミルを盗んでいるところを南郷に見つかり、犯行に及んだのだ。萌が着ていた黒色のポンチョはピンク色に変色する“サーモクロミック素材”のものだった。萌は高価なキャンプ道具を手に入れるために、度々キャンプ場で盗みを繰り返し、フリマアプリで売りさばいていた。

事件解決後、マリコは黒石と森末を会わせる。「キャンプの時は、仕事も立場も関係なく楽しめていた、無条件で仲良くしてくれていたわけじゃなかったのか、友達だと思っていたのに」と黒石は森末をなじる。すると森末は「友達じゃない。師匠だよ」と応え、「だから、僕がダメな営業マンというのも知らないふりをしててよ。クロチャンと出会ってまたキャンプが楽しくなった。またキャンプに行こう」と2人はまた、ただのソロキャン仲間に戻ることを確かめ合う。

■次回:第14話 あらすじ
橋口呂太(渡部秀)が、知り合いの少年の元に、亡くなった父親の記憶を受け継いだという男が現れたと話し、榊マリコ(沢口靖子)に、その少年に会うよう懇願する。少年・賀茂井大翔(潤浩)の父親は、大学准教授の賀茂井健治。1ヵ月前にとある境内の階段から転落死したが「臓器提供意思表示カード」を所持していたためドナーになっていた。公園についたマリコらは、大翔に中年男性・笠城覚士(橋本じゅん)が親しげに話しかけている様子を目にする。笠城は賀茂井から臓器を提供してもらったレシピエント(移植を受けた人)だといい、「腎臓をもらった時に、一緒にお父さんの記憶ももらった。お父さんは殺された」と謎の発言を残して去ってゆく。

賀茂井の死が、単なる事故ではないと感じたマリコらは、賀茂井の研究室に向かう。彼の大学での研究内容は“セルメモリー(細胞記憶)”で、記憶は生物の細胞そのものに蓄えられるというもの。研究員・高平理香子(柳美稀)がマリコにセルメモリー研究の有用性、人間の記憶の神秘性を熱く語るが、マリコは彼女に驚きの質問を行う。

マリコらはその足で賀茂井宅に向かい、妻・恵美(遊井亮子)から事故当日の賀茂井のコートを入手。鑑定すると、本人と妻以外の指紋が検出された。やがて、賀茂井准教授の関係者が殺害される事件が発生!その被害者の指紋が、賀茂井のコートについていた指紋と一致する。もしや、賀茂井の記憶を受け継いだ男が“復讐殺人”を行っているのか?

テレビ朝日「科捜研の女 21」は2021年10月14日より毎週木曜日よる8時スタート。出演:沢口靖子、内藤剛志 若村麻由美 風間トオル 川野快晴 斉藤暁 渡部秀 山本ひかる 金田明夫 西田健 石井一彰/第13話ゲスト出演:斉木しげる 藤田富 /第14話ゲスト出演:橋本じゅん 柳美稀 潤浩  ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kasouken_women」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「科捜研の女 21」番組公式サイト
テレビ朝日「科捜研の女」番組公式Twitter  @kasouken_women

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