玉山鉄二×音尾琢真×深川麻衣の距離を一杯のコーヒーが縮めていく『今はちょっと、ついてないだけ』本編映像解禁
作家・伊吹有喜の小説を原作に、玉山鉄二主演の映画『今はちょっと、ついてないだけ』がいよいよ4月8日(金)公開されるが、これに先駆けて玉山鉄二、音尾琢真、深川麻衣が集うシェアハウスでの温かな交流を描いた本編映像が解禁された。
『今はちょっと、ついてないだけ』はシェアハウスと自然を舞台に、ゆったり流れる時間の中で、日々を丁寧に生きようとする不器用な大人達の輝きを見つめる作品。かつてはスター・カメラマンだった寡黙な主人公を演じるのは、『カフーを待ちわびて』以来13年ぶりの映画主演となる玉山鉄二。シェアハウスの仲間達に音尾琢真、深川麻衣、団長安田(安田大サーカス)、ほか高橋和也ら個性豊かな面々が顔を揃える。
劇場公開に先駆けて公開されたのは、玉山鉄二演じる立花、音尾琢真演じる宮川、深川麻衣演じる瀬戸が集うシェアハウスで、一杯のコーヒーをきっかけに3人の距離がさらに縮まる映像。
「応援したいじゃん」。シェアハウスのキッチンで夜食のホットサンドを作る宮川(音尾琢真)は、その様子を見つめる瀬戸(深川麻衣)に向かって、立花(玉山鉄二)への思いを静かに語り始める。「あの人、うちの田舎から出た唯一のスターだったから・・・知らないと思うけど、昔“ネイチャリング・シリーズ”っていう番組があってさ」という宮川に「覚えてます。焚火でハムエッグ焼いたり、コーヒーいれたりする」と瀬戸も記憶を手繰り寄せ「あれに出てたのって、確か・・」とシェアハウスの住人である立花がその本人だと気づいた瀬戸。すると宮川は「面白いなぁ。瀬戸っちが思い出したのが秘境じゃなくてメシってところが」と笑う。そして瀬戸が「厚切りハムと豆のスープ、食後に鼻腔を刺激する天使のコーヒー」と番組のナレーションを思い出して話しているところに立花がやってきた。そんな二人を見て「飲んでみます?」と天使のコーヒーを淹れることを提案し、「香りを強くするために、それなりにこだわっています」と豆を挽き始める立花。その様子を笑顔で見守る二人。立花が入れた一杯のコーヒーがそれぞれを癒し、三人の距離をさらに縮めていく様を映し出す場面だ。)
またあわせて新たに3人が暮らすシェアハウスでの場面写真2点も解禁!
玉山鉄二、音尾琢真、深川麻衣が演じる、不器用で一度は夢破れたシェアハウスの住人たちが、互いを思いやりながら共に過ごしていく中で、このあと、どう前向きに生きるキッカケを見つけていくのかー。何かとままならない現実の中、がむしゃらに生きることに少し疲れた私たちを優しく包む、共感あふれる物語をぜひ劇場で。
■あらすじ
かつて秘境を旅する番組でカメラマンとして脚光を浴びながら、表舞台から姿を消した立花(玉山鉄二)。彼に写真を撮る喜びを思い出させ、以前とは違う形で再び自然へと導いたのは、シェアハウスに集う不器用な仲間たちとの笑顔の日々だった。失職したテレビマンの宮川(音尾琢真)、将来に悩む美容部員の瀬戸(深川麻衣)、復活を望む芸人の会田(団長安田)。立花も彼らも、ゆったり流れる時間の中で、それぞれの“心が本当に求めるもの”を見つけ出そうとしていた・・・。
監督/脚本:柴山健次『流れ星が消えないうちに』(15)、『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(18)
原作:伊吹有喜「今はちょっと、ついてないだけ」(光文社文庫 刊)
出演:玉山鉄二、音尾琢真、深川麻衣、団長安田(安田大サーカス)/高橋和也 他
配給:ギャガ
©2022映画『今はちょっと、ついてないだけ』製作委員会
◇オフィシャルHP
◇オフィシャルTwitter:twitter@ima_tsui